向後千春のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
本書も、息子の中学の先生のお薦め図書。
アドラーといえば、岸見一郎が有名だが、ほかの人がどのようにアドラーを描いたのかも気になって、読んだ。
・ドライカースの言う4つの誤ったゴール
①注目を得ようとする
②権力争いをする
③復讐する
④無能であることを示す
私たちは自分のフィクションに基づいて、まわりの人たちがこうあってほしい、こうあるべきだという期待を抱いています。…
こうした期待は、自分にとっては「当然こうあるべきだ」ということであり、正しくて疑いのないものです。しかし、自分にとってどんなに正しいことであっても、それがまわりの人と共有されない限り、自分のなかのフィクションにすぎないということを確認しておかなければなりません。
このフィクションに基づいて、対人関係のなかで「相手にこうしてほしい」「こうするべきだ」という目標が立てられます。これを「仮想的目標」と呼びます。
自分の子どもに対して「あなたは、こんなふうに育ってほしい」「あなたは、このような人間になってほしい」という期待を持つのは親の自由ですが、あくまでもそれは親自身の仮想的目標です。親が勝手に考えていることですから、本当は子どもにはなんの関係もないのです。ですから、その仮想的目標どおりに子どもが育たないからといって、子どもに対してイライラしたり、叱ったりすることには意味がありません。
ただひとつできるのは、親の仮想的目標を自分の意見として子どもに伝え、子どもと一緒に目標を考えるということだけです。その場合であっても、子どもの考え、つまり子どもの仮想的目標をよく聞いて、ふたりのあいだの共通感覚を見つけることが大切です。そうしたプロセスを踏むことによって「目標の一致」ができるでしょう。
では、勇気づけるとは具体的にはどのようなことでしょうか。まず最初に明確にしておきたいことは、勇気づけとは、相手をほめたり、励ましたり、期待したりすることではないということです。ですから、相手を必ず勇気づけることのできる「魔法の言葉がけ」―そういうタイトルの本や記事が、世の中にはたくさんありますが―などというものは存在しません。…
勇気づけにはふたつの方向性があります。ひとつは自分に対する勇気づけ。自分の人生を自分自身で引き受けること、そして社会のなかで他の人と協力して生きることを決心することが、自分に対する勇気づけです。もうひとつは他者に対する勇気づけで、その人が自分の人生を自分自身で引き受け、他の人と協力して生きることを決心してもらうことです。
・「自己受容→所属→信頼→貢献のサイクル」
自己受容するためには、不完全である勇気を持つこと。所属をするためには、不完全である勇気を持ちつつ、自分の強みを見つけること。
信頼関係をつくるためには、自分のマイナス感情が起こる仕組みを知り、相手の私的感覚を尊重しつつ、お互いの共通感覚を見出していくこと。
まわりの人の役に立って貢献するためには、自分自身を勇気づけて人生の有益な面での行動を積み重ねていくこと―。
これらのステップを着実に踏んでいくことで、私たちは自分の共同体感覚を育てていくことができるのです。
・アドラー心理学の重要な概念
・努力と成長のバネとして「劣等感」を使うこと
・自分が生きる方向性として「ライフスタイル」を持つこと
・幸せに生きるために「共同体感覚」を育てること -
Posted by ブクログ
本書も、息子の中学の先生のお薦め図書。
アドラーといえば、岸見一郎が有名だが、ほかの人がどのようにアドラーを描いたのかも気になって、読んだ。
・ドライカースの言う4つの誤ったゴール
?注目を得ようとする
?権力争いをする
?復讐する
?無能であることを示す
私たちは自分のフィクションに基づいて、まわりの人たちがこうあってほしい、こうあるべきだという期待を抱いています。…
こうした期待は、自分にとっては「当然こうあるべきだ」ということであり、正しくて疑いのないものです。しかし、自分にとってどんなに正しいことであっても、それがまわりの人と共有されない限り、自分のなかのフィクションにすぎないということを確認しておかなければなりません。
このフィクションに基づいて、対人関係のなかで「相手にこうしてほしい」「こうするべきだ」という目標が立てられます。これを「仮想的目標」と呼びます。
自分の子どもに対して「あなたは、こんなふうに育ってほしい」「あなたは、このような人間になってほしい」という期待を持つのは親の自由ですが、あくまでもそれは親自身の仮想的目標です。親が勝手に考えていることですから、本当は子どもにはなんの関係もないのです。ですから、その仮想的目標どおりに子どもが育たないからといって、子どもに対してイライラしたり、叱ったりすることには意味がありません。
ただひとつできるのは、親の仮想的目標を自分の意見として子どもに伝え、子どもと一緒に目標を考えるということだけです。その場合であっても、子どもの考え、つまり子どもの仮想的目標をよく聞いて、ふたりのあいだの共通感覚を見つけることが大切です。そうしたプロセスを踏むことによって「目標の一致」ができるでしょう。
では、勇気づけるとは具体的にはどのようなことでしょうか。まず最初に明確にしておきたいことは、勇気づけとは、相手をほめたり、励ましたり、期待したりすることではないということです。ですから、相手を必ず勇気づけることのできる「魔法の言葉がけ」―そういうタイトルの本や記事が、世の中にはたくさんありますが―などというものは存在しません。…
勇気づけにはふたつの方向性があります。ひとつは自分に対する勇気づけ。自分の人生を自分自身で引き受けること、そして社会のなかで他の人と協力して生きることを決心することが、自分に対する勇気づけです。もうひとつは他者に対する勇気づけで、その人が自分の人生を自分自身で引き受け、他の人と協力して生きることを決心してもらうことです。
・「自己受容→所属→信頼→貢献のサイクル」
自己受容するためには、不完全である勇気を持つこと。所属をするためには、不完全である勇気を持ちつつ、自分の強みを見つけること。
信頼関係をつくるためには、自分のマイナス感情が起こる仕組みを知り、相手の私的感覚を尊重しつつ、お互いの共通感覚を見出していくこと。
まわりの人の役に立って貢献するためには、自分自身を勇気づけて人生の有益な面での行動を積み重ねていくこと―。
これらのステップを着実に踏んでいくことで、私たちは自分の共同体感覚を育てていくことができるのです。
・アドラー心理学の重要な概念
・努力と成長のバネとして「劣等感」を使うこと
・自分が生きる方向性として「ライフスタイル」を持つこと
・幸せに生きるために「共同体感覚」を育てること -
Posted by ブクログ
ネタバレ教え方ルール10カ条
1 熱意よりも何をどうすればいいのか具体的指示を
2 「教えた」かどうかは「学ぶ側が学んだかどうか」で考え
3 結果が思わしくないのは、すべて教える側の責任
4 上手に教えたいならコミュニケーション上手になる
5 教えるときは相手を観察して相手をよく観察して相手の状況をつかむ
6 相手にとってちょうどいい知識を与える
7 相手に教えたことを練習させて結果をフィードバックする
8 相手にできるようになってほしい具体的なゴール決め
9 相手の「心」は変えられないが、「行動」は変えられる
10 ゴールは必ず「行動」として設定する
教えるゴールは
・運動スキル
・認知スキル
・態度スキル
教える技術は必ず3つのどれかにあてはまる
態度スキル
・命令やお説教をするのではなく質問をする
対話によって相手のストーリーを聞き出す
GROWモデルで具体的な行動目標を立てる
=コーチング