木村二郎のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
怪盗ニックの第三作。
思いもよらない展開だった。
一緒に暮らしているガールフレンドを仕事に連れていったら、
攫われてしまったとか、
とうとう彼女に泥棒であることを話すことになったとか、
手数料が値上げしたとか。
消防士のヘルメットを盗んだことで、
殺人犯の汚名を雪ぐことになった話の最後や、
彼女の友達の依頼を受けた話で、
身を守るためにバードウオッチャー達を呼び寄せたのも面白かったけど、
ニックが東京に現われたのには驚いた。
新樹という名前は珍しすぎないか?とか、
食品サンプルが店頭にあるレストランは多すぎて目印にならないぞ、とか
波打つサフラン色の僧衣はインドっぽくない?とか、
突っ込 -
Posted by ブクログ
ネタバレネットで見かけて。
ニックは泥棒。
依頼により盗むが、
金も価値あるものも盗まない。
特殊なもの、斑の虎とか、プールの水とか、おもちゃのねずみとか。
盗んでほしいものの様々だが、
盗んでほしい理由も様々。
他の犯罪のためとか、
他の金めのもののためとか。
どの「泥棒」も楽しめたけど、
革でできた棺を盗む話は面白かった。
メキシコまでひとっ飛びしたからか、
小気味よい詐欺の片棒を担がされたからか。
クロークへのチップが25セントなのも、
野球チームを盗む時に、
ペナントレースに関係ない下位のチームを選ぶのに
心を砕いていたのも面白かった。 -
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Posted by ブクログ
・エドワード・D・ ホック「サイモン・アークの事件簿」(創元推理文庫)はこれまでのとは違 ふ。もちろん、物語すべてはサイモンの謎解きである。違ふのはこれまではホックの自選短篇集であつたこと、つまり今回は自選ではないのである。「ホックは 短編集三巻分の作品しか選ばなかった」(307頁、木村仁良「“わたし”はだあれ?」)といふ。そこで「訳者厳選の作品集」(同前)の登場となつた。それ が本書である。「一九五〇年代から四編、七〇年代と八〇年代と九〇年代と二〇〇〇年代からそれぞれ一編ずつの、合計八編を」(同前)収める。幅があるので、語り手も最後は出版社退職の身である。それほど長く書き継がれてきた。しかし
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