サイモン・アークの事件簿4

サイモン・アークの事件簿4

まだ見ぬ人知を超えた存在と巡り合うため、二千年の歳月を生きる謎の男サイモン・アークのはてしない旅は続く。鐘の音が鳴り響くアメリカ東部の修道院で起きた中国人修道士殺害事件、ニューヨーク州北部の湖に出現し四人もの人を殺めた大海蛇の怪異、かの切り裂きジャックが遺したという秘宝のありかとその正体、ロビン・フッドゆかりの地に造られた迷路で発見された、二十本もの矢が刺さった他殺体の謎……さまざまな形でこの世のむこう側を垣間見させる8つの妖しい事件から、鋭敏な推理力で真実を導き出すオカルト探偵の事件簿、待望の第4集。

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サイモン・アークの事件簿 のシリーズ作品

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1~5件目 / 5件
  • サイモン・アークの事件簿1
    968円 (税込)
    オカルト探偵アーク登場!73人もの人間が崖から飛びおりた、謎の大量自殺事件を取材に出かけたわたしは、現場の村で不思議な男性と知り合う。その男は、悪魔の存在証明や真の超自然現象を追い求め、世界を旅しているのだという。年齢2000歳とも言われる彼の名は、サイモン・アーク――。シリーズ第1作にしてホックのデビュー作でもある短編「死者の村」を巻頭に、自薦作品の中からさらに精選した10編を収録した、オカルト探偵アーク待望の第1短編集。黒魔術、狼男、悪魔崇拝、妖精……世界じゅうで起きる怪異な事件に、快刀乱麻の推理力で挑むアークの活躍をご照覧あれ。
  • サイモン・アークの事件簿2
    1,018円 (税込)
    二千年の長きにわたる人生の大半を、悪魔と超自然現象の探求についやす謎の男、サイモン・アーク。本書は彼が対峙した多くの怪事件の中から、著者ホックの自薦作をまとめた、日本独自の短編集第2弾である。大企業が牛耳る街ベイン・シティーで発生した殺人の謎と、大学で進められる遺伝学の研究に隠された秘密をめぐる、力作中編「真鍮の街」をはじめ、カスパー・ハウザーの伝説や宇宙からの侵略者、吸血鬼、ファラオの呪いなどが引き起こしたとしか思えない難事件を、卓越した推理力で解明していくアークの活躍譚、全8編を収録。珠玉の第2短編集。
  • サイモン・アークの事件簿3
    968円 (税込)
    悪魔と超自然現象にまみえるため、世界を渡り歩く謎の男サイモン・アーク。アメリカ南部の田舎で彼が出会ったのは、自らの身体を痛めつけることを信仰の手段とするキリスト教の分派、痛悔修道会の信者が儀式中に刺殺された事件だった。ほかの信者たちが多数いる中で、犯人はいかにして兇行を遂げたのか――アークの過去の一端も明かされる中編「罪人に突き刺さった剣」をはじめ、呪いのナイフや女妖術師が引き起こす殺人、警戒厳重な古城からのナチス戦犯の消失など、8つの怪事件を犀利な推理力で解き明かしていくオカルト探偵の事件簿、第3集。/解説=木村仁良/解説=鳥飼否宇
  • サイモン・アークの事件簿4
    1,018円 (税込)
    まだ見ぬ人知を超えた存在と巡り合うため、二千年の歳月を生きる謎の男サイモン・アークのはてしない旅は続く。鐘の音が鳴り響くアメリカ東部の修道院で起きた中国人修道士殺害事件、ニューヨーク州北部の湖に出現し四人もの人を殺めた大海蛇の怪異、かの切り裂きジャックが遺したという秘宝のありかとその正体、ロビン・フッドゆかりの地に造られた迷路で発見された、二十本もの矢が刺さった他殺体の謎……さまざまな形でこの世のむこう側を垣間見させる8つの妖しい事件から、鋭敏な推理力で真実を導き出すオカルト探偵の事件簿、待望の第4集。
  • サイモン・アークの事件簿5
    1,119円 (税込)
    風変わりな人々や事物が関わる奇妙な事件の起こるとき、謎の男サイモン・アークは現われる。あるときは超常現象研究者、またあるときは私立探偵として。大勢の警官が監視する中、焼死したはずの男が成し遂げた不可能犯罪、ブラジルの海岸で見つかったミイラのように防腐処理された死体の謎、現代ニューヨークに住まう魔女が生み出した回転ドアの密室、大洪水に備えて砂漠で箱船を造る男の周囲で発生した殺人……暗黒の事象と犯罪が交差する怪事件を、オカルト探偵が明晰な推理力で解いていく8編を収録した、圧巻の第5短編集。日本オリジナル編集。

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サイモン・アークの事件簿4 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2013年04月07日

    ・エドワード・D・ ホック「サイモン・アークの事件簿」(創元推理文庫)はこれまでのとは違 ふ。もちろん、物語すべてはサイモンの謎解きである。違ふのはこれまではホックの自選短篇集であつたこと、つまり今回は自選ではないのである。「ホックは 短編集三巻分の作品しか選ばなかった」(307頁、木村仁良「“わた...続きを読む

    0
    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2013年03月01日

    『悪魔の蹄跡』
    雪の上に残された謎の生き物の足跡。発見者のローランド・サマーズの家から続く足跡。村に住むかつての女優ダイアナ・ハント。ダイアナとサマーズの仲を疑っていた夫のマーク・イーゲンの失踪。

    『黄泉の国の判事たち』
    「私」の父と妹ステラの死。見通しの良い道路での互いの車による正面衝突。選挙を...続きを読む

    0
    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2020年03月05日

    サイモン・アークの第四作。

    興味深かったのは「黄泉の国の判事たち」。
    このシリーズの語り手、「私」の父と妹が自動車事故で亡くなった話。
    サイモンにお願いして、事故を調べてもらうことに。
    事故に真相は明らかになるが、
    「私」の過去に何があったのか、何故家出したかの謎は記されなかった。

    話として面白...続きを読む

    0
    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2016年03月03日

    ❖前の三冊(作者自選)は明快なエンタメ色あるものが選定の基準であったように思われる。今回は選者が訳者に代わって、収録作品の傾向・印象も変わった。鬱とした陰翳の濃いものに・・重い読後感というか魅力ある余韻を残す作品がならんだように思う。特に語り手の身内二人が死亡する『黄泉の国の判事たち』はそうで、サイ...続きを読む

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