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まだ見ぬ人知を超えた存在と巡り合うため、二千年の歳月を生きる謎の男サイモン・アークのはてしない旅は続く。鐘の音が鳴り響くアメリカ東部の修道院で起きた中国人修道士殺害事件、ニューヨーク州北部の湖に出現し四人もの人を殺めた大海蛇の怪異、かの切り裂きジャックが遺したという秘宝のありかとその正体、ロビン・フッドゆかりの地に造られた迷路で発見された、二十本もの矢が刺さった他殺体の謎……さまざまな形でこの世のむこう側を垣間見させる8つの妖しい事件から、鋭敏な推理力で真実を導き出すオカルト探偵の事件簿、待望の第4集。
...続きを読む※期間限定無料版、予約作品はカートに入りません
Posted by ブクログ 2013年04月07日
・エドワード・D・ ホック「サイモン・アークの事件簿」(創元推理文庫)はこれまでのとは違 ふ。もちろん、物語すべてはサイモンの謎解きである。違ふのはこれまではホックの自選短篇集であつたこと、つまり今回は自選ではないのである。「ホックは 短編集三巻分の作品しか選ばなかった」(307頁、木村仁良「“わた...続きを読む
Posted by ブクログ 2013年03月01日
『悪魔の蹄跡』
雪の上に残された謎の生き物の足跡。発見者のローランド・サマーズの家から続く足跡。村に住むかつての女優ダイアナ・ハント。ダイアナとサマーズの仲を疑っていた夫のマーク・イーゲンの失踪。
『黄泉の国の判事たち』
「私」の父と妹ステラの死。見通しの良い道路での互いの車による正面衝突。選挙を...続きを読む
Posted by ブクログ 2020年03月05日
サイモン・アークの第四作。
興味深かったのは「黄泉の国の判事たち」。
このシリーズの語り手、「私」の父と妹が自動車事故で亡くなった話。
サイモンにお願いして、事故を調べてもらうことに。
事故に真相は明らかになるが、
「私」の過去に何があったのか、何故家出したかの謎は記されなかった。
話として面白...続きを読む
Posted by ブクログ 2016年03月03日
❖前の三冊(作者自選)は明快なエンタメ色あるものが選定の基準であったように思われる。今回は選者が訳者に代わって、収録作品の傾向・印象も変わった。鬱とした陰翳の濃いものに・・重い読後感というか魅力ある余韻を残す作品がならんだように思う。特に語り手の身内二人が死亡する『黄泉の国の判事たち』はそうで、サイ...続きを読む
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