サイモン・アークの事件簿3

サイモン・アークの事件簿3

悪魔と超自然現象にまみえるため、世界を渡り歩く謎の男サイモン・アーク。アメリカ南部の田舎で彼が出会ったのは、自らの身体を痛めつけることを信仰の手段とするキリスト教の分派、痛悔修道会の信者が儀式中に刺殺された事件だった。ほかの信者たちが多数いる中で、犯人はいかにして兇行を遂げたのか――アークの過去の一端も明かされる中編「罪人に突き刺さった剣」をはじめ、呪いのナイフや女妖術師が引き起こす殺人、警戒厳重な古城からのナチス戦犯の消失など、8つの怪事件を犀利な推理力で解き明かしていくオカルト探偵の事件簿、第3集。/解説=木村仁良/解説=鳥飼否宇

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サイモン・アークの事件簿 のシリーズ作品

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1~5件目 / 5件
  • サイモン・アークの事件簿1
    968円 (税込)
    オカルト探偵アーク登場!73人もの人間が崖から飛びおりた、謎の大量自殺事件を取材に出かけたわたしは、現場の村で不思議な男性と知り合う。その男は、悪魔の存在証明や真の超自然現象を追い求め、世界を旅しているのだという。年齢2000歳とも言われる彼の名は、サイモン・アーク――。シリーズ第1作にしてホックのデビュー作でもある短編「死者の村」を巻頭に、自薦作品の中からさらに精選した10編を収録した、オカルト探偵アーク待望の第1短編集。黒魔術、狼男、悪魔崇拝、妖精……世界じゅうで起きる怪異な事件に、快刀乱麻の推理力で挑むアークの活躍をご照覧あれ。
  • サイモン・アークの事件簿2
    1,018円 (税込)
    二千年の長きにわたる人生の大半を、悪魔と超自然現象の探求についやす謎の男、サイモン・アーク。本書は彼が対峙した多くの怪事件の中から、著者ホックの自薦作をまとめた、日本独自の短編集第2弾である。大企業が牛耳る街ベイン・シティーで発生した殺人の謎と、大学で進められる遺伝学の研究に隠された秘密をめぐる、力作中編「真鍮の街」をはじめ、カスパー・ハウザーの伝説や宇宙からの侵略者、吸血鬼、ファラオの呪いなどが引き起こしたとしか思えない難事件を、卓越した推理力で解明していくアークの活躍譚、全8編を収録。珠玉の第2短編集。
  • サイモン・アークの事件簿3
    968円 (税込)
    悪魔と超自然現象にまみえるため、世界を渡り歩く謎の男サイモン・アーク。アメリカ南部の田舎で彼が出会ったのは、自らの身体を痛めつけることを信仰の手段とするキリスト教の分派、痛悔修道会の信者が儀式中に刺殺された事件だった。ほかの信者たちが多数いる中で、犯人はいかにして兇行を遂げたのか――アークの過去の一端も明かされる中編「罪人に突き刺さった剣」をはじめ、呪いのナイフや女妖術師が引き起こす殺人、警戒厳重な古城からのナチス戦犯の消失など、8つの怪事件を犀利な推理力で解き明かしていくオカルト探偵の事件簿、第3集。/解説=木村仁良/解説=鳥飼否宇
  • サイモン・アークの事件簿4
    1,018円 (税込)
    まだ見ぬ人知を超えた存在と巡り合うため、二千年の歳月を生きる謎の男サイモン・アークのはてしない旅は続く。鐘の音が鳴り響くアメリカ東部の修道院で起きた中国人修道士殺害事件、ニューヨーク州北部の湖に出現し四人もの人を殺めた大海蛇の怪異、かの切り裂きジャックが遺したという秘宝のありかとその正体、ロビン・フッドゆかりの地に造られた迷路で発見された、二十本もの矢が刺さった他殺体の謎……さまざまな形でこの世のむこう側を垣間見させる8つの妖しい事件から、鋭敏な推理力で真実を導き出すオカルト探偵の事件簿、待望の第4集。
  • サイモン・アークの事件簿5
    1,119円 (税込)
    風変わりな人々や事物が関わる奇妙な事件の起こるとき、謎の男サイモン・アークは現われる。あるときは超常現象研究者、またあるときは私立探偵として。大勢の警官が監視する中、焼死したはずの男が成し遂げた不可能犯罪、ブラジルの海岸で見つかったミイラのように防腐処理された死体の謎、現代ニューヨークに住まう魔女が生み出した回転ドアの密室、大洪水に備えて砂漠で箱船を造る男の周囲で発生した殺人……暗黒の事象と犯罪が交差する怪事件を、オカルト探偵が明晰な推理力で解いていく8編を収録した、圧巻の第5短編集。日本オリジナル編集。

※期間限定無料版、予約作品はカートに入りません

サイモン・アークの事件簿3 のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ 2020年02月18日

    サイモン・アークの第三作。

    今更ながら、表紙が素敵。
    放射能やら水中溶接やら登場して、驚いた。

    一番面白かったのは「ツェルファル城から消えた囚人」。
    四か国で共同管理されていたベルリンの城の中庭から、
    ナチスの戦犯が忽然と消えてしまった。
    76歳の男が20フィートの滑りやすい壁を超えたのか。
    ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2017年03月04日

    シリーズ3。
    オカルト研究家と書籍編集人が不気味な事件を次々と解決。

    飽きずに読めます。黒服を着たサイモンが意外とどこでも出入りしちゃうコミュ力の持ち主なのがちょっと笑える。

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    Posted by ブクログ 2012年05月04日

    もはやありがたいことに毎年恒例のクリスマスプレゼントとなった感。オカルト色が一段と強くなりとても楽しめた。今年のクリスマスプレゼントも期待しています。

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    Posted by ブクログ 2017年02月25日

    ミステリ。短編集。シリーズ3作目。
    1作目のデビュー作「死者の村」や、2作目の中編「真鍮の街」のような、中心となる作品がない感じ。
    それでも安心して楽しめるのは流石。

    「焼け死んだ魔女」学生たちの体調不良と魔女の焼死。シンプル。
    「罪人に突き刺さった剣」ミステリ好きなら意外に思いそうな結末。
    「ツ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2016年02月26日

    ❖オカルトじみた怪異な事件(その状況)に隠された真相(すべては合理的解決がされる)を暴くシリーズ短編集。主要登場人物の二人は、サイモン・アーク=ホームズ、わたし(語り手)=ワトスンという古典的盟友関係にある。なぜ現場(事件)はこういう状況(状態)になったのか?・・魔術めいた謎に惹きこまれ、そうした不...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2014年09月04日

    自称二千年も悪魔を追い求めて超常現象と見ればどこへでも行くのに、いつも論理的に事件を解明してしまう、ある意味可哀想なサイモン・アークの短編集第3弾。
    今回も刑務所となっている古城や、ガラス張りのエレベータからの人体消失、魔女の呪い、過去から飛んできたナイフなど不可能犯罪てんこもりだが、初期の頃の怪奇...続きを読む

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    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2012年01月17日

    『焼け死んだ魔女』
    自分の教区に住み着いた魔女を名乗る女マザ-・フォーチュンの正体を探るようにサイモン・アークに依頼した神父。密室状態の自分の小屋で焼き殺されたマザー・フォーチュン。大学校内で起きる謎の死。ウェストウッド教授の調査。大学のプールに隠された秘密。

    『罪人に突き刺さった剣』
    痛悔修道会...続きを読む

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