木村二郎のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
短編ミステリの名手、ホックの最も愛したシリーズ。
探偵役のサイモン・アーク自信が超常現象研究家なのもあって、採り上げられる事件はオカルト風味のものばかり。
宗教や妖精、予言、悪魔信仰などがふんだんに盛り込まれている。
かといっておどろおどろしいものではなく、いつものホックの通りスピーディーな展開と謎解きが味わえる。
むしろオカルト系が好きな人は嫌いかもしれない。
でも、とことん「本格」を楽しむにもちょっと向いてないかな?
多少謎解きとかトリックにゆるいところもあるけど、それも含めてこのシリーズの魅力かなぁ。
サイモン・アークは、自称2000歳のコプト教徒で、悪魔や超常現象を追って世界中を旅 -
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Posted by ブクログ
今年の春,この本を原作にしたコスタ・ガヴラス監督の『Le Couperet(斧)』を先に観てたので,読んでみた。リストラでクビになった男が,元のポストに復帰するために再就職のライバルを殺していく…という,内容はサスペンスものなのに,映画のほうはジョゼ・ガルシア(←どちらかといえばコメディ俳優)が主演。でもウェストレイクがコメディ・ミステリの人だと知って,なるほどそういうテイストかと納得。日本では中高年のリストラより新卒採用の縮小のほうが大きかったし,主人公と同じような境遇の人は,なんだかんだ言って実際には多数派でないように思えるので,あまり流行らないかもしれないけど…
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Posted by ブクログ
故買屋のアーニーからの頼みで、大金持ちの投資家プレストンがペントハウスに秘蔵している美術品など金目のものを盗み出す計画を立てたドートマンダー。その頃、カリブ海のリゾート地にいたプレストンには謎の美女パムが近づいていた。彼女の目的は、誘惑ではなく誘拐。プレストンの元妻の親族からの依頼で、プレストンを召喚させようとしていたのだった。ところが、投資家は海に飛び込んで脱出しほうほうの体で自宅に帰りつく。そんなこととは露知らず、ドートマンダーと泥棒仲間たちはプレストン宅に忍び込むのだったが……。
今までウェストレイクもリチャード・スタークも読んだことがなかった。ドタバタぶりを楽しむ小説。 -
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Posted by ブクログ
依頼を受け「価値のないモノ」を盗む怪盗ニック・ベルベットシリーズの全集二巻目
「今日あたり帰り道には今読んでる本を
読み終えて、読むものなくなるなぁ」とか、読む本が途切れる合間合間で読み進める。
毎話よく出来てる。
1冊目を読み終えてから、このニックの本だけをずっと読み進めようと思わないのは何故なのか?を考えていたが、なんとなくわかった。
毎回パターンは違えど数ページで完結するため、なかなか設定やら人物名を覚えようと言う気が起きない。
短編なんだから仕方がないが、短編の中で少しずつ増えていく常連のキャラクターや時間の経過を読み解く事で楽しみ方が増えるかもしれない。
せっかく全集に纏まって -