怪盗ニック全仕事6
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怪盗ニック全仕事6

小説・文芸
1,324円 (税込)

6pt

4.0

1966年、斑の虎を盗むために登場して以来、40年以上にわたり「価値のないもの、誰も盗もうとは思わないもの」ばかりを盗み続けてきた怪盗ニック・ヴェルヴェット。天下無双の大泥棒の活躍譚も、ついに最終巻を迎える。巨大な石像の首、結婚式で飛ばす鳩、空っぽのペイント缶などを意外な方法と思わぬ理由により盗み出す通常営業から、恋人グロリアとの出会いや〈白の女王〉サンドラ・パリスとの共演などファン必読のエピソードまで、本書には本邦初訳8編を含む全14編を収録。シリーズ全87作品を発表順に収録した文庫版全集、堂々の完結。/解説=木村仁良

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怪盗ニック全仕事 の一覧

1~6巻配信中 1巻へ 最新刊へ
1~6件目 / 6件
  • 怪盗ニック全仕事1
    1,222円 (税込)
    ニック・ヴェルヴェットは当代きってのプロの泥棒である。つねに依頼を受けて動く彼が盗むのは、価値のないもの、もしくは誰も盗もうとは思わないものだけ。報酬は一件につき二万ドル。そんな型破りな条件にもかかわらず、彼のもとには依頼が次々に舞い込んでくる。ターゲットはプールの水、おもちゃのネズミ、プロ野球チーム、使い古しのカレンダー等……それらをニックはどうやって盗む? そして依頼者はなぜ盗ませようとする? 短編の名手ホックが創造した唯一無二の怪盗ニック、その全仕事を発表順に配して贈る全集第1弾、全15編収録。
  • 怪盗ニック全仕事2
    1,324円 (税込)
    価値のないもの、誰も盗もうとは思わないものを対象にした依頼のみを引き受ける、ユニークな怪盗ニック・ヴェルヴェット。彼の活躍を収めた2冊目の短編集である本書には、映画の没フィルム、サーカスのポスター、アパートのゴミ等を盗めといったお馴染みの奇妙な依頼のほか、何を盗むのか不明のまま仕事にかかる話、ニック自身が盗まれる話、何も盗まないよう頼まれる話など、シリーズ屈指の変化球エピソードが顔をそろえた。短編の名手ホックが生み出した並ぶものなき怪盗ニック、その全仕事を発表順に配して贈る全集第2弾、全15編。
  • 怪盗ニック全仕事3
    1,324円 (税込)
    怪盗ニック・ヴェルヴェットは、きょうも仕事に精を出す。盗みの対象は価値のないもの、誰も盗もうとはしないものに限定されるが、一度引き受ければどんなに困難な依頼もこなすプロ中のプロだ。本書にはニックが日本を訪れる「駐日アメリカ大使の電話機を盗め」や、不慮の事故で骨折しながらも盗みに挑む「感謝祭の七面鳥を盗め」など、雑誌にのみ掲載されたものや本邦初訳のもの、シリーズ愛読者でも初めて読むであろう作品を多数収録した。短編の名手ホック随一の人気キャラクターの全短編を発表順に配して贈る全集第3弾、全14編。/解説=木村仁良
  • 怪盗ニック全仕事4
    1,324円 (税込)
    価値のないもの専門の怪盗ニック・ヴェルヴェットに、ライバル登場!? 〈白の女王〉ことサンドラ・パリスは“不可能を朝食前に”をモットーに、決まって早朝に依頼を遂行する美女だ。二人はときに対立し、ときに協力しながら盗みに挑む。ターゲットは書斎の家具一式、図書館の蔵書、紙細工のお城、色褪せた国旗……。怪盗ニックの妙技ますます冴えわたる文庫版全集第4弾は、女怪盗サンドラ初登場短編「白の女王のメニューを盗め」を巻頭に、「ハロウィーンのかぼちゃを盗め」「枯れた鉢植えを盗め」など、本邦初訳の6編を含む全15編を収録。/解説=木村仁良
  • 怪盗ニック全仕事5
    1,324円 (税込)
    たった一枚のビンゴ・カード、百貨店で働くサンタの付けひげ、金属製の錆びた……価値のないものだけを盗む、世界で唯一の怪盗ニック・ヴェルヴェット。年齢こそ重ねつつあるが、その手腕はいっこうに衰えを知らず、窮地に陥っても持ち前の機転で切り抜ける。ライヴァルの泥棒〈白の女王〉サンドラ・パリスを助け、名警部と対決する「レオポルド警部のバッジを盗め」、ニックを名乗る偽者が現われる「偽の怪盗ニックを盗め」など、長寿シリーズならではの趣向を凝らした短編も楽しめる文庫版全集第5弾は、本邦初訳の9編を含む全14編を収録。/解説=木村仁良
  • 怪盗ニック全仕事6
    1,324円 (税込)
    1966年、斑の虎を盗むために登場して以来、40年以上にわたり「価値のないもの、誰も盗もうとは思わないもの」ばかりを盗み続けてきた怪盗ニック・ヴェルヴェット。天下無双の大泥棒の活躍譚も、ついに最終巻を迎える。巨大な石像の首、結婚式で飛ばす鳩、空っぽのペイント缶などを意外な方法と思わぬ理由により盗み出す通常営業から、恋人グロリアとの出会いや〈白の女王〉サンドラ・パリスとの共演などファン必読のエピソードまで、本書には本邦初訳8編を含む全14編を収録。シリーズ全87作品を発表順に収録した文庫版全集、堂々の完結。/解説=木村仁良

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怪盗ニック全仕事6 のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ

     「泣いても笑ってもこれが最後」と訳・解説の木村二郎さんの言うとおり、『怪盗ニック全仕事』シリーズ完結。怪盗ニックの活躍する短編は全て読んでしまったということになる。寂しいけど、文庫全六巻と手頃な達成感は嬉しい。そして最高に面白かった!

     六巻には一九九七〜二〇〇七年までの発表作品が収録されている。「この二十一世紀に…」というような台詞もあるし、ニックもサンドラもインターネットを使う。麻薬やダイヤではなく「マイクロチップ」が価値を持ったりもする。ただ、「インターネットで調べたのさ」とお爺さん(?)ニックが自慢げに言う様子から見ると、作者のホックさんもそっち方面が得意とは思われず、情報収集が多少しやすくなった程度の変化であり、シリーズ全体を通して大きく価値観が変わるようなことは起きていない。そこは安心して読める。
     
     この短編集は東京創元社が独自に編んだものなので、作者が“ニック最終巻”のつもりで書いたわけではないのだが、老いてきたニック、自分なりの社会参加を深めているグロリア、終盤にかけて登場回数がどんどん増えていくサンドラ・パリス、一応顔を見せてくれるチャーリー・ウェストンといったレギュラー陣それぞれの経年変化の様子がどれも好ましく、最終話も、最終話と意図して書かれたのかどうか不明だが、最後の会話などなんだかとても良い終わり方だった。

     『グロリアの赤いコートを盗め』では、グロリアとニックの出会いが明かされる。グロリアから見た初対面時のニックの印象(容姿)が描かれるなどこの上なく興味深いエピソードだが、この上ない矛盾を孕んでいる!

    ※以下はネタバレというか、事件の真相やトリックの話はしませんが、ニックとグロリアについて余計なこと知りたくない方はご注意を。

     この矛盾こそ、五巻の解説で木村二郎さんが予告していた話か〜、と思ってワクワクして解説を読んだが、解説ではグロリアの姓の矛盾しか指摘されていなかった(私はそっちは気づかなかった)。そうじゃなくて、「〜そういうわけで私は恋人の仕事が政府関係の極秘任務だと知りながら一緒に暮らしているのよ」的なまとめになっているけど、いやいや、一巻の頃はグロリアはニックの仕事を「工場用地を探す仕事」と聞かされていましたよ!「政府関係の(何かスパイめいた)仕事」という認識も、途中でグロリアが勝手に勘違いして得たものだったはず。まあよくある矛盾として流していいしニックシリーズへの愛は変わらないが、グロリアに対する秘密がだんだんなくなっていく過程を楽しんでいた私としては、グロリア別人説を考察したくなるくらい、引っかかるものがある。

    0
    2023年12月17日

    Posted by ブクログ

    怪盗ニックの第六作。

    「グロリアの赤いコートを盗め」が最大の驚き。
    ニックとグロリアのなれそめだった。
    途中で政府の仕事と言い訳する話が合ったが、
    これが元だったとは。
    ニックの嘘を随分簡単に信じるなー、とは思ったけど、
    この時の説明があったからなのか。
    しかもグロリアが推理力を発揮して、
    自分の赤いコートを盗ませた犯人とその理由をつきとめるとは。
    ニックの仕事には無関心だった最初の頃に比べると、
    グロリアのイメージがだいぶ変わった。

    他にもライバルのサンドラ・パリスも登場する話が出ていた楽しかった。
    グロリアと協力して盗んだアップルパイの話も。
    これが最後の作品とは残念。

    0
    2019年11月16日

    Posted by ブクログ

    文庫版全集もこれで完結。初訳含めて14篇。今回、ニックの彼女であるグロリアとの馴れ初め話が入っていたり、白の女王が登場する話も多くて(←好きなキャラ)、二人が時に協力したり時にライバルになったりとシチュエーション様々で楽しい一冊でした。

    0
    2019年02月19日

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