水上悟志のレビュー一覧

  • 惑星のさみだれ(7)

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    半月が登場した第2巻の頃から大人と子供という視点の違いは意識して描かれてきたわけだけど、この巻を持ってその構図は大成したように思える
    半月を前にしていた頃の夕日や三日月はまだまだ子供だった。しかし、太陽など年下組が登場し関わるようになった頃から、夕日や三日月は彼らに対して年上の大人として振る舞うようになってくる
    それは含蓄のある言葉を言うとか、頼りになるとか、そういうのではなくて大人として子供に対して人生は楽しいのだと見せつけるような在り方であるのがとてもいい
    特に半月から受け継いだあのダサカッコイイヒーローポーズを二人がするシーンは惚れ惚れとするね

    第42話で再び激突した夕日と三日月。以前戦った際は夕日の心と半月から受け継いだ技が一体となっていなかった為に三日月に全く及ばなかった
    それが今回は戦いを心の底から楽しめるように成り、技を使うために前へ出て戦った。
    それらが良い変化となり遂に三日月に打ち勝った夕日。彼の成長を感じられた描写だった

    そしてこの巻のメインとなるのは満を持しての太陽少年
    登場当初から影のある少年として描かれ、背景には家庭内に居場所がないという事情も描かれた
    周囲が彼に対して見守る姿勢を取った事も関係しているけど、太陽の境遇に積極的に寄り添ってくれるものは居なかった。
    そこに現れたのが人に擬態し人を理解しようとする11体目の泥人形
    11体目は太陽の境遇を共有してしまった。その為に太陽は自分の家庭の可怪しさを外側から見て、尚更絶望してしまった

    そんな中で太陽が遭遇するのは倒しても倒しても溢れるほどに復活する10体目の泥人形。そして大人として太陽に接する夕日や三日月、同年代の昴と雪待
    何度も復活しその度に強くなっていく泥人形は、太陽が家族に期待しては裏切られ、いつの間にか家族どころか世界にすら絶望してしまった心の内の比喩であるように感じられてしまう
    だからこそ、同時期に太陽に感情豊かに接する夕日達の態度が彼にとっては硬くなった心を溶かすきっかけとなっていく

    でも、太陽に最も影響を与えたのはやっぱり雪待なのかな?
    何度も世界の破滅を望んできた太陽は死んでもいいなんて思えてしまう、大人しくしてた方が苦しまないなんて言えてしまう
    それを雪待はぶん殴って、叱って、その上で「生きて帰って ラーメン食べるよ みんなで食べる」と太陽の心に最も響いた経験を呼び覚ますような言葉をぶつける
    そこからの太陽の変化は目覚ましい
    ただ、時間を戻すだけだった「因果乱流」を怪我を治すために使えるようになり、その為にもしかして太郎を助けられたのではとショックを受ける
    その衝撃は凄まじい程に太陽に響く。また、先代のフクロウの騎士の顛末を聞き、更にロキの言葉で自分は未来が欲しかったのだと気付いた太陽は走り出す。

    家に潜んでいた10体目を倒した太陽の行動には思わず感動してしまいそうになる
    あれ程絶望していた家を守るため、そして自分から居場所を奪った赤ん坊を守った。
    10体目を倒した後で太陽は「何をすべきか 何がしたいかなんて …そんなのわからないよ わかるわけないだろ…」とロキに返す。それでも彼はアニムスに逆らい10体目を倒した。その変化はとても尊いものであるように思えた


    そういや仕方ないとはいえ、八宵の告白を聞かなかったフリをする夕日はちょっと……というかかなり格好悪かったよ?

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    2019年06月11日
  • 惑星のさみだれ(6)

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    この巻の冒頭で描かれるのはアニムスと共闘しているように見える太陽の話。
    親の再婚によって家の中に居場所を失ってしまった彼は世界なんて滅びてしまえと願っていた少年。それだけならよくある話で終わってしまうが、そこに獣の騎士でありながら仲間から危険視されているロキが現れたことで太陽の生活が大きく変わっていく流れが描かれる
    まだまだ彼の内面の変化は起きていないけれど、一人で食べるステーキでは美味しさも不味さも感じられなかった太陽。けれど、夕日や南雲と一緒に食べたラーメンは好きだと思えた変化は好き。

    そしてこの巻、というか本作の中盤戦で最高潮と言えるのが第37話から始まる花子と太郎の物語
    この二人は性格が全く異なりながらも、ラブコメ的ポジションや長い付き合いによって良い関係だった。でも、それは包容力の在る太郎が歪さを有する花子を守っていたから成立する関係でも有って。

    そんな太郎達を含む騎士達に襲いかかるのは騎士型の泥人形。パワーアップした今の騎士達なら倒せる筈の相手でも、仲間が分断されさみだれが全力を出せないなら敵の攻撃を引き付ける役が必要になる。それに太郎が名乗り出るまでは良かったものの、さみだれが吹き飛ばされ、太郎が囮に失敗し……
    太郎が事前にランスに望んだ願いを考えればキルが言うようにあの場で太郎が庇う必要はなかったのかもしれない。それでも、そんな事情関係なしに太郎は花子を庇った。それはノイが言うように太郎の勇者性を示す行動だったのかもしれないね
    ただ、太郎の死は残された者達に大きな影響を与え……。そこから静かに崩れだす花子の様子はあまりにも悲しい
    第37話のカラー絵では太郎と花子の二人で進んだ学校への道、それを第38話では一人で帰る花子。構図はほぼ同じなのにそこに込められた感情が全く異なることが強烈なまでに伝わってきて辛い……

    半月に庇われ彼を死なせてしまった夕日。そして今度は直ぐ側に居たのに太郎を守れなかった。その悔しさを抱えたままの彼は黒龍継承の試練で八宵に全く敵わない。それはある意味強さを求める理由の差
    守りたい相手を守れなかった悔しさから強さを求めた夕日と、これから誰かを守るために力を欲した八宵。既に自分の気持ちを整理できている八宵は夕日を圧倒する
    その差を理解させられた夕日はちょっと情けない。「埋めてくれ…」って……

    そんな状況で出現した11体目の泥人形は人の姿をコピーでき、花子の前に太郎の姿で現れる。普通なら花子を更に追い詰めるそれは逆に花子に気持ちの整理をつけさせる展開は印象的
    偽物を見たことで太郎の喪失を理解し、その上で自分が太郎から貰ったものを再認識した花子。その勢いのまま髪を切りそれまでの花子から新しい花子に生まれ変わる場面は強烈

    同時に他の騎士達も太郎を弔い、そして進むために喪服で泥人形に挑む展開には胸が締め付けられる
    今度は全員の力で騎士型の泥人形を追い詰め、トドメは花子が刺した。
    そのシーンでは皆が涙を流す。太郎の死を改めて悼むように。
    ノイが言うように、太郎は皆から愛されていた人物だったんだなぁ……

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    2019年06月07日
  • スピリットサークル(6)

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    一気読みしました。
    惑星のさみだれに火の鳥がプラスされた感じ。
    お話の構成を、読みやすく上手く作れる人なんだなと改めて感じました。
    とても面白かったです。

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    2018年11月18日
  • プラネット・ウィズ(1)

    銀子が可愛い

    とにかく銀子が可愛い

    もちろん作品も面白い

    銀子が可愛いし、料理も美味い(肉無しだけど)

    食費や家賃どうしてるんだろ?

    てな訳で銀子が可愛い

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    2018年09月26日
  • スピリットサークル(6)

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    ネタバレ

    連載を読んでいたら間違いなく生きがいになっていたと思う作品。
    もったいない気もするけど、是非一気に読むことをお勧めします。

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    2018年08月31日
  • 水上悟志短編集「放浪世界」

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    『二本松兄妹と木造渓谷の冒険』が、水上先生のシンプルな面白さの塊とするのならば、この『放浪世界』は水上先生の拗れ、熟れ、捻じれた面白さが詰まっている作品集だ
    どちらが面白い、好きは決められるものじゃない。どちらにも、水上先生らしさがたっぷり、そこだけが重要だ
    『竹屋敷姉妹、みやぶられる』
    この短編集の中で、最もっつーか、唯一、ほのぼのとした感じがする。まぁ、あくまで、水上作品特有の物騒さが控えめってだけで、何気にエグい
    同じである事を楽しみ、同じになれるよう努力するのも双子の醍醐味だろうが、小さくとも大きな違いを見つけ、そこを面白く感じるのも大事だ
    果たして、この双子を見分けられる梅松くんは、どうなっちゃうと言うか、どんな結論を出すのかね。どっちを選んでも、どっちかが泣いちゃうし、選ばれた方も罪悪感を覚えちゃう。となりゃ、出せる答えは一つかね、倫理的にはアウトかも知れんけど
    『まつりコネクション』
    ドワーフ達の可愛い見た目に騙されそうになるが、やはり、ストーリーとオチは水上先生らしいもの。この世界のスケール感の描き方は、多くの作品がリンクしている水上先生こそだな
    ある意味、夫婦の共同制作ってトコもミソだろう。奥さんが上手く作れなかった原作の良い部分を繋ぎ合わせて、こうも面白いストーリーに完成させられたのは愛の力か
    『今更ファンタジー』
    なろうコンに落ちたばかりなので、ダメージが最もデカかった。しかし、却って、諦めてたまるか、ここで中途半端にしたら、苦い後悔しかねぇ、どうせ後悔するなら、爽快感があるものだ、って変なやる気は出た
    夢は自分にしか解けない呪いだ。例え、一つの呪いが解けても、それが新たな夢を生み出す
    『エニグマバイキング』
    ぽんとごたんだ先生の『桐谷さん、ちょっそれ食うんすか!?』も変わり種すぎる食系の漫画だが、この『エニグマバイキング』は更にゲテモノ。何せ、登場人物が食っているのは、バケモノと表現しても良い存在だ。しかし、やけに美味そうに見えるから不思議
    多分、それはストーリーの組み立てが上手く、外道な師弟の絆が微笑ましいものだからだろう。こういう天邪鬼的なオッサン、嫌いじゃない
    『虚無をゆく』
    ぶっ飛んでいる。正直、ゾッとする。しかし、これが最も面白い、と感じる私に他の漫画読みは呆れるんだろうな
    命を繋ぎ、大きな目標の達成に挑む、ある意味、人間の強さ、価値、本質的な物に迫っている。また、正義と悪の境界線などありはせず、自分で決断し、実行し、責任を取らなければならないって当たり前な事も実感させられる
    生きていれば、自分の生きている世界に虚無を感じる事もある。けれども、それは誰だって同じだ。何ら特別な事じゃない。仮に、特別な人間がいるとするなら、その虚無を打ち破って、外を目指せる奴だ。つまり、目標に向かって突き進める人は、誰もが特別だ
    この台詞を引用に選んだのは、言葉に詰まっていた水上先生の魂の切れ端から生まれる熱さで、火傷をしそうになったので。その小さな体には背負えない、大きな野望かも知れない、それは。けれど、繋がれてきたバトンは自分の代で落とせない。新しいゴールへ繋ぐのが、自分の仕事だ、と覚悟を決めた上で、一人でやろうとせず、仲間の力を借りられる彼は、これまでの「彼」になかった強さを持っている

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    2018年04月02日
  • 二本松兄妹と木造渓谷の冒険

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    水上先生らしさが、一点に凝縮した末に大爆発している
    読み手が、しっかりとガードしていようが、お構いなしに、体重×速度×握力=破壊力の方程式で、拳をぶつけてくるのも、水上先生
    やっぱり、私の中で、水上悟志先生と平野耕太先生、内藤泰弘先生、そして、浜田よしかづは本物の雄だ
    この先生たちの、シンプルに面白くて、興奮出来る青年漫画を読むと、小さな闇が吹っ飛んで、元気が取り戻せて、やる気が漲ってくる。私の場合、この漫画に負けないくらい、グッと来る小説を書いて、デビューしてやるぞ、って気合が満タンになる
    水上先生の作品を網羅していないから、何とも言えないが、私は、やっぱり、ド派手なアクションでテンションが上がる
    ムチャクチャにカッコいいアクションがあるからこそ、弱きを助け強きを挫く、そんなスカッとするストーリーがより熱くなるのだろう
    キャラクターもまた、立っている。リアリティがあると言うか、物の考え方に共感できるトコが多いと、読んでいて萎えない
    善玉だけでなく、悪玉の生き様にも、筋が一本通っているってのも、水上先生の漫画の特徴であるような気がする
    理屈や常識は知った事じゃない。自分達が「助けたい」と思ったから、どんな手段を使ってでも助けるために動く、そこがカッコイイのだ、二本松兄妹
    水上先生にも執筆スケジュールやモチベーションの推移があるだろうけど、個人的には、このメンバーで、また新たな冒険に出て欲しいな、と思う
    朱彦と天吉の共闘、見てみたいと思った読み手は私だけじゃない筈だ
    力に長けた朱彦と、技が優れる天吉が、「守りたい」って気持ちを一つにして戦ったら、何が相手でも勝てる気がする
    この台詞を引用に選んだのは、水上作品のヒロインらしいものだ、と感じたので。イイ女ってのは、男に発破をかけるのもうまいもんだ。自分に正直なのと我儘は違う、それを自覚し、自制した上で、やりたい事だけやる。自省はやりきった後で。それはそれで、人間らしい生き方だ。なおかつ、プロが報酬を前払いで貰っちまったんなら、それに見合った最高の仕事はしなきゃな、と思った

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    2018年04月01日
  • 水上悟志短編集「放浪世界」

    購入済み

    満足!

    どれも満足でしたが、最後の「虚無をゆく」は読んだ後めっちゃ余韻に浸りました!
    おススメです♫

    0
    2018年03月10日
  • 宇宙大帝ギンガサンダーの冒険 水上悟志短編集 vol.3

    購入済み

    ギンガサンダー

    …サーガやったんか。Σ( ̄□ ̄;)

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    2018年01月21日
  • 水上悟志短編集「放浪世界」

    購入済み

    もしかして最高傑作?

    絵柄にやたら奥行きが付いたと思ったらあれらの連載終わったあとデッサン教室に通っていたですと!?

    トリの虚無をゆくは作者にしてはかなりシリアスなSFです。
    ページ数も多く読み応えも抜群で、もしかしたら最高傑作になるのではと思えるような傑作読み切り

    デビューからずっと好きで10年以上十二分に楽しませてくれてきたけど
    まだまだ楽しませてくれそうです。嬉しい

    電子書籍で買ったけどこれは髪の本も買って奉りたい。


    1
    2018年01月18日
  • 戦国妖狐 17巻

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    久々に全巻イッキ読みです。

    いや、やはり素晴らしい!
    (個人的に)ハズレ知らずの水上先生作品の中でも現時点での最長作である本作。
    ずっと連載を追ってきていたものとしては...そうですね初盤でちょっと「む、なんかこれは..続き買うのどうしようか...」と考えた時期もありましたがイッキ読みするとどこでそう考えたのかもわからないくらいの面白さです!

    特に2章からの楽しさと言ったらこれはもうたまりません!
    登場人物が全て生き生きと描かれているので最終巻のエピローグにはもう涙涙となりますー(特に中盤からの風祭さんのかっこよさは尋常でない)


    王道少年漫画である本作。
    「最近ジャ○プの漫画とか飽きてきたよなー」というそこの君。
    これ読みなさい。間違いないから。

    でこれ読んだら「スピリットサークル」と「惑星のさみだれ」その他も読みなさい。
    単体でも名作だし、繋がってるから。

    0
    2017年11月24日
  • 散人左道(1)

    購入済み

    水上悟志の

    初単行本であったか。

    このノリがたまらん。

    0
    2017年07月23日
  • げこげこ 水上悟志短編集

    購入済み

    水上悟志の真骨頂

    表題作でいっぺんにファンになって、「惑星のさみだれ」までの流れは早かった印象がある。

    抜群に面白い!

    0
    2017年07月23日
  • 惑星のさみだれ(10)

    購入済み

    良い!

    文句無し。

    ところで、コレと「げこげこ」、どっちがマスターピースだとおもう?

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    2017年02月08日
  • 惑星のさみだれ(1)

    購入済み

    スキャン悪し

    残念。
    作品は文句なし。傑作である。

    見開きページの処理が悪すぎる。
    こういうスキャンを放置しておくと、ヤンキンの単行本自体の評価が下がるぞ。

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    2017年02月01日
  • 惑星のさみだれ(10)

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    絵は好き嫌い分かれると思うんですが凄く丁寧に作られてるように思えます。
    意外と急に出てくるシリアス感にラブコメに戦闘、パワーアップと男子が好きな要素がたっぷりです。

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    2016年08月16日
  • スピリットサークル(6)

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    気になりつつも何となく絵柄で食わずぎらいしてたけど
    本当に読んでよかった。
    ストーリーの面白さもさることながら
    やはりキャラクターの魅力が一番際立っていると思う。
    輪廻をテーマにしてるので
    主人公とその友達、両親がぞれぞれの過去、未来で
    様々な形で関係をもって現れるのだけど
    それが現在とは違っているけど
    ぞれぞれが魅力ある関係を持ってて
    それによって現代の関係性にも深みが増しているのがいい。
    そして輪廻が悪い関係性をも増幅していくのだけど
    それを現代の主人公を通じて
    それぞれの時代の主人公自身が解消させていくのを見ていると
    なんだか涙が出た。
    許すって自分自身を一番癒してくれるんだなって
    思わせてくれる優しい作品だと思う。

    0
    2016年06月25日
  • 戦国妖狐 17巻

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    スピリットサークルで嵌って
    次に読んだのがこの作品だった。
    最初の2巻くらいはこんなもんかなって感じだったけど
    気付いたら次の巻、次の巻と最終巻まで一気読みしてしまった。

    水上さんの作品はキャラクターが本当に魅力的。
    それはたぶん作者自身の愛を感じるからだと思う。
    そしてキャラクターを物語の歯車として
    簡単に殺してしまわないし、
    ただ単にご都合主義だけではない作者の姿勢を感じるのが
    すごく好き。
    作者自身も物語の展開に迷い苦心しながら
    描いてるんだろうなってのが伝わってくる。

    二つの作品ですっかり水上さんのファンになりました。

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    2016年06月25日
  • 戦国妖狐 16巻

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    戦国時代舞台にした、妖怪バトルマンガも、後1巻ですって……。
    自分たちの運命から逃れるために、運命を変え続けてきた無の民が、自分たちの運命を受け入れる、と言うより、自分自身の運命を受け入れ信じ立ち向かうように、と。
    3人組の力関係がこれまでの印象と違って意外だったりしたけどまあ。
    そんで!ですよ。
    月湖ちゃんの「責任取って」ですよ!
    責任取れよ千夜!!

    さて、この多くと共にあるもの、が2部最初の雪山とどう繋がるのかしらね。
    楽しみです。

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    2016年02月11日
  • 惑星のさみだれ(10)

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    友達に貸してもらって読んだ漫画。
    結果、自分でも全巻買うことに。

    こんなにベタで王道で完璧な漫画は初めて。

    キャラクターすべてを好きになれて
    伏線の回収もあって
    笑って泣ける
    本当に最高な漫画。

    この漫画の大人論はずっと
    心に置いておきたいと思う。

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    2015年10月03日