水上悟志のレビュー一覧
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これぞ東雲三日月!!
みーくんの解像度がとても高くて、読んでいてページを捲りながらわくわくが止まらなかった…。
その後のお話だから当たり前だけれど、本編後の心情(ヒマ…みーくん的にヒマでしょうね確かに笑)が描かれていること、そして受け継がれる半月さんのヒーロー魂。更に想像力をかきたてられお話に深みが増していたのがまた良かったです。
水上先生の短編集vol.3(宇宙大帝ギンガサンダーの冒険)に収録されている64.5話(さみだれ外伝として単話もありますね!)を未読の方にはそちらも本作に併せて読んでもらいたいです。 -
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大団円!
全部終わって分かってスッキリ!
と同時に様々な過去生を経て、色々なことを経験して、輪廻転生で魂を成長させてたんだなってことに感動しました…。 -
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因縁だけじゃない
主人公と転校生の女の子の複数の前世をめぐる話です。
ただ二人の因縁を知るだけでなく、前世の時系列やその世界観を考えたり、前世ごとに主人公の周りの友人達の関係性も変わる点もおもしろいです。 -
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様々な運命の始まりの場所となった断怪衆本山が決戦地となる展開は熱いね
そしてそこで繰り広げられる戦いはどれも興奮がいつまでも終わらないかのような激闘ばかり
けれど、敵は様々な方法で千夜達を苦しめてきた無の民なのだから激闘ばかりというわけには行かず
やっと再会できた灼岩が敵の手に落ちている状況はあまりに辛い……。おまけに操られた灼岩が猩々達を手に掛けるかもしれないという理不尽さ
その辛さと理不尽をぶち壊してくれるのが激闘の熱さに舞い戻っていく展開は素晴らしい
操られているはずなのに道錬との決戦を望んだ神雲
全てを救うなんて無理と言われて全てを救う者になると決意した千夜
これらは絶望的な戦場を一変させるもの
……あの毘沙門天は別の意味で辛さや理不尽さを吹き飛ばしたような気がしないでもないけど。幾ら何でも巫山戯過ぎでは?と思ってしまう(笑)
特に千夜の変化には眼を見張るね
人でも闇でもない者になる言われてきた千夜はずっと自分が何者かを問い続けてきた。通常、人でも闇でもないとなればあらゆる法則が適用されない無法の者を想像してしまう
けれど、人に不可能な技を求められる戦場にて千夜が悟ったのは人を超える衆生救済の存在
千夜の歪さを主張するかのようだった人外の腕が、全てに救いを差し伸べる千手へと変化する様子はとても感動的
そうして熱さと驚きと悲しさが混じり合う戦場で浮気現場を目撃されたみたいな状態になってしまった千夜の明日はどっちだ(笑) -
Posted by ブクログ
第2巻にて斬蔵による果たし合いが生じたことで第1巻とは異なる色を見せ始めた本作だけど、第3巻では再び世直し道中のような物語に
けれど、第1巻の時と異なるのはこれが迅火とたまだけでなく真介や灼岩も加えたものであること。そして神雲という強敵の驚異を感じつつの道中であること
それは単純に人や闇の間違いを正すだけでなく、共に旅をする真介や灼岩の想いを汲み取るものになる
人間嫌いの迅火にとって改めて「人間とは何か?」を考えさせるものになったように感じられるね
特に断崖集四獣将でありながら気持ちの良い大男である道錬との出会いは鮮烈
彼は闇を退治する断怪衆でありながら猩々達と友好を結んだ。そして猩々は迅火と道錬が戦うことを悲しく思っている風貌だった。更に真介は道錬の人の良さを感じていたりと、断怪衆だから敵だと考える迅火の考えが揺らいでいくのが手に取るように判る流れだったね
そして16話から始まる一連のエピソードはそういった認識の揺らぎや前巻にて迅火が意識した命の価値がこれでもかと描かれたものだったね……
道錬との立ち会いはこれまでの迅火の在り様の延長線上に有るもの。闇を害す人間に対して自分が持つ力を限界までぶつけるもの
でも、それでは守れないものが有った。迅火に守れないから変わりに灼岩が守らなくてはいけなくて、そして灼岩でも身に余る事態だったから……
迅火にも真介にも守れないものを灼岩は命をかけて守ってみせた。だから生まれた命の煌めき。どうしようもないほどに主張してくる命の尊さを前に涙を流す迅火と壮絶な表情をする真介が対称的……
2人で始まった旅は4人に増えて、そして3人になってしまった。これから始まる旅は世直しだけでは足りず逃亡だけでも足りない。もっと別の理由も必要となってくる旅となるのだろうね -
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良質なファンタジーの予感
あまりにもファンタジー好きにはたまらない設定ばかりで、巧妙にマーケティングされた詰め合わせ作品か?と勘ぐってしまうところもある。
ただし、この作者の他の作品を読んでいる読者ならば、伏線を行き当たりばったり的に撒き散らしているのではない、と言うことはキャラクターの表情、コマの構図やセリフの行間からバシバシ伝わってくるに違いない。
作者への信頼感がある人にはマストと言える。 -
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悩む暇はない、今すぐポチれ
素晴らしいですね。
流石の一言。
第一話に作者と作品の良さが全て詰まっていると感じました。
導入からの雰囲気、終わりのワクワク感、これぞ少年漫画という感じで胸の高鳴りが抑えられません!
これは名作になる。絶対に。 -
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賛否両論。でも僕は好きだなあ。
スピリットサークル最終巻。
最近漫画アプリで配信されていたこの作品で、
この方の漫画を初めて読みました。
なんというか、「過去生」の各エピソートの作り込みがすごくて、ぐいぐいひきこまれます。
結局、手元に置いておきたくなって買っちゃいました。(←思うツボ)
物語は全体的にシリアスですが、どこかとぼけたところもあります。
そのとぼけたところが、逆にリアルに感じます。
あとがきによると、終わり方に賛否両論あったそうですね。
僕には、これくらいのニュアンスで良かったなあ。
人それぞれ。
僕は好きだなあ、この漫画。 -
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遂に物語は最終巻。と言ってもラスボスは前巻で倒したからこの巻で描かれるのは裏ボスとの戦い、そしてそれらを倒した後の物語
まずはアニムスの死に様から。
院長先生の「神様」発言から暴走を始め、誰にも止められないまま地球を壊し続けたアニムス。そんな彼はアニマによって地に縫い付けられようやく暴走を止める
このシーンでの注目ポイントはやはりアニムスの転生先についてか。これまでの描写、そして前世の業を償うのに500年掛かるというアニムスの発言。つまりはそういうことだよね
転生先でアニムスは望んだ通り全てを知る者になったというのに、そこで知ったのは全知など下らないということだった
稲近が遺言としてアニムスへ「私達は人間だ」と届かないと判っている言葉を送った背景を考えると、どれだけ稲近が前世の業を悔いているかが伝わってくる。死に際にアニムスが言った通り、稲近は500年掛けて自分が全知の神ではなく無知の人であると悟り、前世の業を償ったのだろうね
アニムスが消えた後から始まるのは物語の裏に隠されていたもう一つの物語。
仲間たちの前で地球をぶっ壊すと宣言したさみだれ、それを支える夕日。これに対し、南雲と八宵が立ちはだかるのだけど、二人はアニムスを相手にしたように倒すつもりはない。止めるつもりで居る。対する夕日も二人を倒すつもりはない。力を使い切らせれば良いと考えている
何故なら夕日は自分一人でさみだれを止めるつもりで居たから。ここに来て夕日の真意が明かされ、さみだれ視点で夕日の心情変化が語られるシーンは鳥肌モノだったな
騎士としてさみだれに最も早く出会った夕日。9巻では過去にも出会っていたことが明かされる。更にこの二人は一緒に成長してきた。というより、夕日はさみだれと過ごす内に少しずつさみだれの為のヒーローになっていった。思い悩むさみだれに言葉をかけたり、さみだれの願いを叶えるために共に行動してきた。それでいて、さみだれが母との距離に悩み逃げようとした時には彼女と同じ距離を飛んだ上でさみだれが家へ帰れるように手を繋いであげた
思い返してみると、夕日は時間を掛けて少しずつさみだれに相応しい男になっていたのだと判る。ただ、そんな夕日でもあまりに強すぎるさみだれを止めることは叶わなくて
元から地球所有の願望が有ったさみだれ。それだけであれば別の幸福を与えれば彼女は止まったかも知れないが、却ってその幸福感が病によって人生が早く終わると決まっている残酷さをさみだれに突きつけてしまう。余計にさみだれは止まれなくなってしまう。
だからさみだれを止めようと思えば、それは物理的な強さではなくて、単純にそれらの残酷さを越えても手にしたいと思えるような幸福をさみだれに示すことだったのだろうね
夕日がどれだけ強くなっても、ノイが黒龍を継いでもそれだけではさみだれの孤独に届かない。だからこそ他の騎士達が力を合わせて更に夕日が高く飛べるようにする必要がある
さみだれよりも高く飛び、その上で「ぼくがついてる」「一緒に生きて一緒に死のう」と夕日は優しく告げる。誰にも手に出来ない地球の所有を望んださみだれは、地球よりも大切だと思える夕日を手に入れることでようやく止まるわけだね。この一連の流れは二人の関係の集大成と言えるもの
こうやって美しく纏まったのだから、物語としてはここで終わって良い筈なのだけど、63話から始まるのはアフターストーリー。それも何年か経ってとかではなく、戦闘直後の後日談
他の騎士達はパートナーの獣との別れを悲しんでいるというのに、それ以上に夕日と三日月が望むのは最高潮に到達した自分たちの強さを確かめ合うこと
ラスボスも倒して、裏ボスも止めて、間髪入れずに男同士の殴り合いが始まる展開は斬新すぎる(笑) しかも何時間も続くものだから、他の騎士達は終わるのを待たされるというちょっと間の抜けた光景。と言うか、三日月勝っちゃったよ、物語の主役に。
まあ、そんな光景を見たことで太陽は「大人になれば楽しいことがあるんだ」と気づけたから良い…のか…?
そして、それらの遣り取りが終わった後は解散となるのだけど、未来を手にした彼らが約束するのはお花見をしようとのこと。また、解散時の遣り取りが普通に日常のワンシーンのようにもなっているのに加えて、夕日が自宅に帰って寝るまでの工程が描かれている。
ラスボスを倒した後の光景としては珍しいものだが、これによって夕日達がかけがえのない日常や未来を取り戻したのだと変則的な方法で伝わってくる。また、ノイやアニマ達が居なくなった喪失も同時に伝わってくるというのがまた……
そうして最終話で描かれるのは本当の後日談。
アニマによる幾つかのネタバラシ、騎士達のその後の姿、そして奇跡を越えて病を治したさみだれ。それらの光景はとんでもなく幸福な未来に彼らが辿り着いことを示していると同時にやはりかけがえのない「日常」を手にしたことを表しているようで、穏やかな感動をこちらに伝えてくる
数年振りに読み返したけど、やはり良い作品だな。また何年か経ったらもう一度読み返そうと思えるくらいに自分の中で人生レベルで思い出の作品となっているように思う -
Posted by ブクログ
11体目の泥人形が撃破され、昴と雪待、そして夕日によって新たな希望が示された状況。だからこそ、本来始まるのは最終決戦なの筈だけど……。アニムスが最後の泥人形に時間を掛けたために嵐の前の静けさのような時間が9巻の前半では描かれる
その中では良く判らない存在のまま物語の中心に居たアニマとアニムスの過去話も遂に語られる
あまりに強いサイキックを持つために自分を特別だと感じるようになっていたアニムス。それでも一応普通の子供として過ごせていたのは自分と似た存在でありながら、自分を特別と思わないアニマの存在のお陰かな?
でも、その状況も院長先生の一言によって脆くも崩れ去ってしまったのは悲しいところ。神様であるならば人とは違う存在であり、並び立つ誰かは要らない。だからアニムスは地球を壊し、更に過去の地球すら壊そうとする。そこに人間らしい常識はない
そんなアニムスをアニマは止めようとする。でも、そこで常識をかなぐり捨ててアニムスを止めたら、人を辞めたアニムスと同じになってしまう。だからアニマはルールを持ち出した。自分は神様じゃなくて人間だからルールの中で戦おうとする。
その後に描かれるアニマとさみだれの出会い。これは物語初期の頃からあった幾つかの伏線を解明するになったね
自分の病気のせいで家族を苦しめている悪い子だという認識を強く持っていたさみだれ。だからアニマが「願いを叶えてやる」と誘っても何も願わない、望まない。寂しい筈なのに家族を自分のもとに引き止めることも、家族が忙しくなる原因の病気の快癒も望まない。子供離れした子供
そこに現れたのが夕日であったというのは何とも運命的。この頃の夕日は警察官である父親に憧れ大人になろうとする子供。それは割と普通な子供の姿では有るけれど、同時に同年代からすれば頼りになる姿でも有る。
自分の力で自分の憧れる姿になろうとし、時には大人のアニマにも反抗する夕日の姿はさみだれからすれば世界への認識を変えるきっかけになる。何かを欲しいと思う欲求が生まれる
そういった状況が描かれた後に始まるのは最終決戦なのだけど、最終決戦に向かう前の騎士達の様子が情緒に溢れている。最終決戦を行う日であっても、普通に起きて普通に食事をして、明日の話なんかもしてしまったり、道で会えば雑談なんかもしてしまう。
どこか緊張感がないけれど、日常の光景と非日常の最終決戦が分け隔てられたものとして描かれていない様子はとても好感が持てる
最終決戦では難しいことなど何もない
それぞれが培ってきた持てる力の限りを発揮し、12体目の泥人形に立ち向かう。その中で2度も放たれる『流れ星の矢(ネガイカナウヒカリ)』は希望有る明日を引きようせようとする強い意志を感じさせる。特にそれを子供組である昴と雪待が中心になって行うという展開は子供はいつか大人になるのだと伝えてくるようで感慨深い
泥人形を倒し、今度はビスケットハンマーを止めるためにブルースドライブモンスターの中に入った夕日。その中でブルース発動の為の工程がまた素晴らしい
何もない宙空に足を踏み出す確信の力、道中に夕日が拾う過去と未来の自分。それらは様々な過程を経た夕日だからこそ、踏み出し手を伸ばせるもの。その果てにブルースが発動する展開は熱いね
……まあ、さみだれがそれ以上に熱い展開をぶちかますんだけど
泥人形、ハンマーを砕いた後に残るのはアニムスの意志。それを砕くことで悪の魔法使いを倒す物語は終わる
でも、強靭な泥人形を作ってきたアニムスだからこそ簡単に戦える相手じゃない。それこそ死力を振り絞っても足りない
ここで新たな境地に至るのが子供組の太陽であったというのがこれまた素晴らしい!未来を掴むためにアニムスへの反抗を選んだ太陽。彼の成長を感じさせるね
ここまで来れば打ち破れない壁はない。また、それぞれの成長がこれでもかと描かれることで逆にアニムスの子供っぽい面が強調される構図は面白い
子供っぽさを露呈した彼は最後の最後でさみだれを恐れるあまり、詰めを誤る。
遂に倒れるアニムス。ただ、これで物語が終わるというわけでもないのが本作の奥深いところ。
悪の魔法使いから姫を守る物語は終わり、姫が地球を砕く物語が顔を表すわけだね -
Posted by ブクログ
10体目の泥人形も倒し、いよいよ戦いは終盤戦突入。そして、この巻でメインとなっているのは豹と夕日
アニムスに最も近い精神性を持ちながら、アニムスとは違う道を進むことを選んだ豹。太陽とは違った方向で心の内側が見えてこない人物
アニムスと違う道を進みつつアニムスと同じように泥人形を作る豹。ただ、そんな彼はアニムスの泥人形を前にしてどのような泥人形を作れば良いのかイメージが沸かなくなってしまう
そんな彼の前に現れたのが、どんな姿にもなれる11体目マイマクテリオン
自分の声を聞き自分を知ろうとする豹と人の本を読み人を知ろうとするマイマクテリオン。その中で豹は形なんて何でも良い、泥人形とは心の映し身であると気付く。対してマイマクテリオンは本を読みすぎるあまり人どころか自己も判らなくなってしまう
この対立構造は面白いね
アニムスの、そして自身の泥人形への理解を深める中で豹はマイマクテリオンも評価すべき泥人形だと気付く。アニムスの最高傑作だと賛辞を送る
死の間際に太陽へ向かって「さようなら」と告げたマイマクテリオン。それが彼が本を読む中で、太陽と過ごす中で、そして豹との戦いの中で手に入れた心の有り様なのかもしれないね
一方、これまでの積み重ねとして大きな成長が表現されたのが夕日。
半月から受け継いだ技、仲間と過ごす中で身についた想い、そして子供のために格好いい大人を演出する姿。第1巻の頃の世間を斜めに見ていた頃の夕日とは大違いだね
でも、その違いは初期の夕日を知らなければ感じられないことでも有って。豹からは凄いと評価され、八宵からは告白されてしまう。豹からの評価には謙遜するし、八宵の告白は先延ばししてしまう。それでも、それらの想いと向き合えるようになった夕日はやはり成長しているのだろうな
そんな矢先に起こるのが夕日のトラウマの根源であった祖父の唐突な死。
そんな死に夕日は恨みをぶつけるのでも、理不尽さを嘆くでもなく。遂に祖父に言えずじまいだった「人間はクズじゃなかったぞ」という言葉を空高く飛び、鎖を放り投げながら言い放つ。
これは夕日にとっての祖父への餞なのかもしれないね
そしてその後に描かれるのは夢の中での祖父との別れの挨拶。その場面で一瞬だけ父親が映るのは憎らしい演出。そういったものがあったからこそ、夕日はようやく祖父の死に対して涙を流せるのだろうね
人として成長し、かつては恨んでいた人の死に対しても涙を流せるようになった夕日が立ち向かうのはアニマが提示する試練。と言ってもクリア不可能な試練ではなくて、夕日がここまでに手に入れた強さを再確認させるようなものであるのは良いね
越えられずに死に別れてしまった半月を越え、これから死んでしまう秋谷に雪待達の様子を伝え、アニマの祝福(?)を受けた夕日
成長と恩寵を手にした夕日だからこそ見えるものが有り、示せるものが有る。
この巻のラストでは2つの希望が示される。昴達は12体目の泥人形を一撃で倒す秘策を、そして夕日は空に浮かんでいるのは絶望だけではないと提示する
何もかもが終盤の様相を示してきて、後2巻で読み終わってしまうという実感がじわじわと湧いてくる