高橋豊のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
推理小説は、読んでいる時に間をあけるとダメですね。
今回は、なぜか、1章読んで1週間あいて、2章読んで1週間あいて、という読み方になってしまったので、主人公がなにをやっているのか、全然、覚えてなくて……。
前に戻って読んだりしてると、時間の無駄も甚だしい。
それでも、メインの事件を追いかけていくだけでも、けっこうおもしろいのですが、伏線をことごとく忘れている……どころか、主線のストーリー自体も忘れている印象の軽さは……。
いや、これは、クリスティのせいではなくて、わたしのせいか?
多分、間をあけずに読んでたら、おもしろかったと思います。でも、次々、読みたくなるというようなおもしろさではなかっ -
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Posted by ブクログ
「クリスマスにはクリスティーを!」
……ということで、この時期になるとなぜか赤い背表紙の本を手に取ってしまう。私にとって、年末といえば「第九」よりもクリスティーですねぇ。
「いいかい、彼女を殺してしまわなきゃいけないんだよ」
というスリリングな台詞で始まる本作。
彼女とは誰なのか?この会話の主は一体?
謎は深まるものの、中近東シリーズの『ナイルに死す』と同じくなかなか事件は起こりません。
そもそもこの作品、被害者は一人だし捜査の展開としても、ただ淡々と関係者との「会話」で進んでいきます。
だけれども、「この中に確実に嘘をついている人がいる」という視点で読むとこれが面白い!
なぜその供述を?誰 -
Posted by ブクログ
ネタバレ一家を財力で支配するサディスティックな未亡人。ボイントン一家の人間が自由を手にするためには、専制君主気取りの女王を死に追いやらなければならない。「いいかい、彼女を殺してしまわなきゃいけないんだよ」という一文から始まるのが魅力的。ただ、一家の人間は被害者以外は薄味というか、あまり記憶に残らないキャラクター造形でレノックスとレイモンドがややこしくて何度冒頭を振り返ったか。部外者サラが一家の人間を救い出そうと奮闘するも、君主にすべて気取られて釘を刺される展開は一種のディストピアもののような趣向で面白い。実はこの出来事が事件の謎を解く鍵となっている…
誰からも憎まれる被害者の設定が、登場人物たちの行動 -
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Posted by ブクログ
【ノンシリーズ】
1939年クリスティー49歳。
元警官のルークは、列車内で同席した老婦人から「自分の村で起こっている連続殺人事件の犯人を知っている」と聞かされる。
その直後にその老女が死亡したことを知る…。
「殺人はとても容易なんですよ」と話す老女のセリフが印象的。やっぱりクリスティーは引き込むセリフが上手い。
元警官のルークが素人探偵役。
読んでる時にド素人の私でさえ気が付くぐらい色々とわかりやすかった。
もしポアロやマープルがいたら秒で解決しそうな気がする。
素人探偵ものを読んでると、やっぱりポアロとマープルの観察力と洞察力はすごいよなと改めて感じる。
面白かったけど、他の作品と比 -
Posted by ブクログ
死との約束ってなんだろ、
と思いながら読み始めた。
毎回クリスティーの小説を読み始める時は「伏線1個1個ぜんぶ拾う気持ちで行くぞ!」と気合を入れる。
しかし、必ず裏切られる!
え~そっちなの??????と思わされる。
それなのに納得がいく。
遠い昔のページに書いてあった一文を思い出して、
やられた…と膝から崩れ落ちそうにはならないが、そのくらい良い意味で期待を裏返される。
アクロイド殺しの時と同じような感覚というか、
あ~そんな情報あったなと。
最高。
ただ、亡くなったボイントン夫人のサディズムについて、もう少しだけ作中で彼女の人生を濃く教えてもらえたら、更に更に大好きな作品になっただろう。