高橋豊のレビュー一覧

  • ヒッコリー・ロードの殺人

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    原題"Hickory Dickory Dock"。
    学生寮で起こった盗難事件を発端に、
    自殺に見せかけた殺人事件が起こる。

    女史の他作品と比べるといまいちな感想。
    導入は良いと感じるが、淡々と進んで終わった感じが。
    盛り上がりに欠けたというのだろうか。

    本書とは直接関係ないが、
    解説というのであれば作品の解説をしてほしい。

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    2014年10月01日
  • ヒッコリー・ロードの殺人

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    ポワロ作品

    【ストーリー】
    ヒッコリーロードにある学生寮で盗難事件が多発しているとの相談を受け、寮に赴いたポワロは直ぐに警察に相談するよう助言する。ほどなく、実行犯が名乗り出て事件は解決の兆しをみせたが、翌日その人物が殺されてしまう。

    【感想】
    色んな学生が出てきて、人物像を把握する前に話が展開するため、他のポワロ作品に比べて理解がし難かった。また、一人一人に状況をじっくり語らせるよりも、その場に居合わせた人物が断片的に情報をもたらす場面の方が多く、推理を組み立てづらかった。事件の背景描写は軽めで、ポワロ作品にしては重厚さが物足りないかも。

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    2013年05月05日
  • 殺人は容易だ

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    ネタバレ

    偶然同じ列車に乗り合わせた老婦人が示唆した 村で行われている「殺人」にまつわる話。

    探偵役が普通の男性なので、いつものごとく?美人な魅力ある女性と狂人、謎の怪しい男とメロドラマっぽくなってはいますが 安定の面白さです。
    クリスティマニアとしては、終盤にバトル警視が出てくる所にニヤッとするかも。

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    2012年10月08日
  • 殺人は容易だ

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    ネタバレ

    クリスティー女史のノンシリーズもの。

    元警察官ルークは列車内で殺人犯を突き止め警視庁に訴えに行く老婦人と出逢う。妄想だと聞き流すが翌日の朝刊で老婦人が轢き殺される記事を目にする。

    タイトルとあらすじに過度な期待を寄せましたが正直消化不良でした。

    1番の原因は主人公ルークの立ち位置です。ポワロやマープルは小説内でイキイキしているのに対して、ルークは女史の作品では珍しく影がちらつき「操られてます感」満載です。当たり障りのない性格がさらに拍車をかけます。
    さらにさらに露骨なミス・リードを連発。伏線を張られても、女史の作品に耐性のある方なら早い段階で怪しみます。鋭い方なら気付きます。

    女史の作

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    2012年08月19日
  • ヒッコリー・ロードの殺人

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    読むのは二回目。登場人物が多くて誰が誰か中盤ごろまで分からず。以前読んだ時はあっけなさと後味悪さが印象に残ったが今回もやはりそういう感じだった。

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    2012年06月17日
  • ヒッコリー・ロードの殺人

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    学生寮での不思議な盗難をきっかけにポアロが動き出す…
    確かに面白かったけど、意外性に欠けるように感じた。

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    2011年01月25日
  • 暗闇へのワルツ

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    ラストでルーが強壮ドリンクを飲みたいというシーンで泣いてしまった。・・・って、これ別にネタばれコメントじゃないよね?ドキドキ。

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    2010年02月01日
  • 喪服のランデヴー

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     飛行機に乗っていた誰かの、ふとした行動から、一瞬のうちに愛する女性を失ってしまったジョニー。数日後、彼の手にはそのとき飛行機に乗っていた客の名簿が握られていた。彼はその名簿に載っている男の妻や恋人たちを残らず殺そうと計画したのだ。―どんな気持ちかね―というカードを添えて・・・。
     ウールリッチのロマンス全開の作品。プロットには「黒衣の花嫁」に似たところがあります。

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    2009年10月27日
  • チムニーズ館の秘密

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    王政復古で混乱するヘルツォスロヴァキア国。その石油利権を狙う各国代表が、ロンドン郊外のチムニーズ館に集結していた。秘宝を狙う大泥棒までもが入り乱れるなか、ついに殺人が! 

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    2009年10月04日
  • 殺人は容易だ

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    植民地帰りの元警官ルークは、列車内でたまたま同席した老婦人から奇妙な話を聞いた。彼女の住む村で密かに殺人が行なわれている、彼女はその犯人を突き止めたので警視庁に訴えに行くという。くだらぬ妄想だと聞き流したルークだったが、翌日の朝刊をみて愕然とした。その老婦人が車に轢き殺されたというのだ…。

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    2009年10月07日