秀良子のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
こう言っちゃ、何だが、素直に驚いた
確かに、私は(1)のレビューを書いた際、もう一回やって欲しい、と書いた
本気ではあったが、いざ、ホントに続刊が出ているのを書店で気付いた時は、ホント、目が点になった。『腹へりあらたの京都めし』の時も驚いたが、こちらは更に強かったと思う
ともあれ、「月!スピ」のハヤカワ編集長にはお礼を言いたい。面白い漫画を描く漫画家に、チャンスをどんどん与えるのが編集者の仕事。これは英断、と称されるべきだろう
BL漫画で積んだ十分な経験が、絵、ストーリー、キャラの点で、この『おしゃべりは朝ごはんのあとで。』にも活かされている
巧いっつーか、丁寧とは言い難い絵柄が、却って、料理 -
Posted by ブクログ
とてもとても良かったです。
どのお話も女の子が本当に可愛くて、嬉しくなりました。
元から女の子の出ているBLが好きなんだけど、その扱いには時折疑問を抱いていたので、こうしてフォーカスを当てて大切に描いてくださってありがとうございます…って気持ちです。
普段から商業BLを読んでる人にも、あまり読まない人にも、ぜひ読んでみてほしい。
女の子の出てくるBLが好きな人ほど読むの怖いと思うんだけど、というか私がそうだったんだけど、少なくとも私は解釈違いとか全然なかったです。
むしろいろんな解釈や関係性があって、いろんな二人がいて、その二人を見る女の子もいて、そんな世界がとても良かった。
読んだあとは -
Posted by ブクログ
結論から言っちゃうと、私はこの『金持ち君と貧乏君』が、○○君と○○君シリーズの中で最も好き。先に紹介させていただいた二作品にだって、これに負けず、むしろ、勝っている点はあるが、総合的なモノはこれがズバ抜けている
絵柄、キャラ、ストーリー、ひっくるめて一皮剥けたな、秀先生、と読み手を戦慄させる何かが確かにある
BL漫画なんて頭の腐ったオタク女子が読むような漫画だろ、と読んでもいないのにバカにする男の顔面に「そういう事は、これを読んでから、ほざきやがれっっ!!」と叩き付けたい一冊(もっとも、本が傷むので絶対にやらないが)
妄想もリアルも含めた恋愛経験、作品を捻りだすまで逢ってきた人物や漫画から培っ -
Posted by ブクログ
〇〇君と〇〇君シリーズの第一作にして、秀良子先生の初単行本(なのかな、これが?)
話の主軸が、イケメンと非イケメンだけでなく、そこに女性の幽霊が絡んでくるからか、BLっぽいBLではない。また、ファンタジー要素、ホラー要素も濃くはない
ハッキリ言ってしまって良いのなら、拙い感じはする
でも、他の作品より頻度は少ないにしろ、ズンッと腹に入ってくる一発は重く、「あ、やっぱ、私、この先生の書く恋愛ストーリー、好きだわ」って再認識が出来た
生きている男二人と生きてない女一人の、向き合う感情が非常に淡く、儚く、それでいて、美しい
自分が描きたい事、読み手に伝えたい事、自分の代わりに登場人物に叫んでほしい事 -
Posted by ブクログ
懐かしさと共感の1冊。
表題作のみえちゃんちが特に懐かしさの琴線を揺さぶってくる。みえちゃんのデザインもあるのかもしれないけれど、どことなくちびまるこちゃんを連想させる。机に貼ったシール、めったに食べられないカップ麺、熱で学校を休んだ日の特別な感じ。なんというノスタルジー。それから所々に散らばる昭和の名作たち!
タッチやあさりちゃん(そうそう、あさりちゃんは帰省の新幹線の中で読むものだった!)、そっとコマの隅に書かれた日出る処の天子、BANANAFISH。
ああ懐かしいなあ、と思ったことにまた切なくなりつつ、続編を期待します。
他収録作で気に入ったのは、「あまつそらなる君恋ひめやも」。
“私た -
Posted by ブクログ
ネタバレ秀良子さんは、前に「宇田川町〜」を読んだのですが、全く響かなかったのでそれから読んでいない作家さんでした。絵や雰囲気は好きなのですが、あの話は駄目だったみたいです。
この本もずっと気になってはいたのですが何故か手が出ず、やっとこ購入。
あああ!これ!!!落語だ!
いやあ、まさかこういう系統とは!
元ネタを上手くBLアレンジしてあって、素敵です。
もっと早く読めば良かった。
BLですが、そういうシーンはほとんどありません。
でもそんなものなくても、これで充分伝わるのでいいのです。何よりビンちゃん(落語と同じだ!!)の存在が美しい。
彼、本当切ないですね。
貰ったものが、金魚とコロッケというの