夏河シオリのレビュー一覧
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事故で死んだはずが異世界に飛ばされそこで出会った理想の獣の姿をした王子のバスティアンと出会い、脅されながらも食らいつく遠藤が良かった。
どうにか側に居たいと奮闘し、そこに自分が生きる歓びを覚えるのは切なくもあった。
そんな遠藤にバスティアンも次第に心を許してき2人で穏やかな日々を過ごすのは心が暖まります。
でもバスティアンはやはり人の姿に戻りたい、遠藤も戻してあげたいと頑張るけれど実はバスティアンが獣になった原因が自分だと知った時は読んでいて辛かった。
遠藤もどうしたら良いのか悩み苦しみ、でもバスティアンの想いが伝えられようやく結ばれて本当に良かった。
王族は男でも子を孕む事が出来るようになる -
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【水波さんのことを少し多く知っても、もどかしさが消えない。線を引かれてる。でも優しくしたいんですよ。なんだろうな、この気持ち・・・・・・(旺介)】
エロス度★★★
旺介と水波が紡ぐ恋物語♡
年下な犬系男子・三枚目なポンコツキャラ・新人アナ。
恋愛を諦めていた町役場の広報。
仕事で繋がった2人がプライベートでも親しくなり・・・。
1人で満喫していた時間に旺介が加わったことで賑やかになったり、彼に惹かれていく水波の気持ちがたまらなかった。
また、犬系男子らしく距離を縮めてくる旺介に心の壁を崩されていく水波や彼と久東の関係にヤキモチ焼く旺介の独占欲もツボで、夏河先生のイラストも場面による2人の表 -
購入済み
もふもふは正義
獣になってしまった王子と心を通わせる話。受けはもともと獣が大好きで、くすりと笑える場面もあり、楽しく読みました。
オリジナリティがあって、予想を裏切られるのでオススメの一冊です。 -
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誰に強要される事でもなく、示されるものでもなく、自分の心が決めた人生を生きる事
短く一瞬で燃え上がるような恋を愛に変えて守り抜く事
そんなテーマを感じる作品でした。
フィンランドの美しい景色、純粋な想いが素晴らしいです。
オメガバース世界が環境により崩れる中、オメガとして命と心、生きる権利を学ぶ姿、親としてユッカを愛し守る姿、コンラッドへの深い愛を示すハルくんがとても愛おしいです。
華藤えれな 先生なので、情景の描きが美しく、その情景がハルくんの心に寄り添うんです!
健気さに涙腺が緩みっぱなしな中、ユッカの可愛さは萌えでした。
そして、最後の締めの言葉がとても心に響きました -
購入済み
切なくて大好き
大好きな先生の作品で、オメガとアルファの切なくなるけどハッピーエンドの物語です。
オメガ研究所のハルくんが運命の番と
愛し合い逃避行しユッカと言う可愛い子供が産まれますが,アルファのコンラッドは事故に巻き込まれて記憶を無くします。でも四年後又出会い愛し合い、記憶も徐々に戻って三人で暮らす。物語も切なくてハルくんが健気で涙が出ちゃいますが、北欧の自然や食べ物お祭り色々な情報が出て来て自分も旅をしてる気分になります。何度も読み返しました。買って良かったです。 -
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購入済み
突き抜けてるー
夏河先生、可愛らしい受けとイケメンな攻めを描かれるので、大好きな先生です。
えっち特化した作品がほとんどないので、少コミみたいな感覚で読むかた向けかもしれません。
丸っと表題作で、愉快なキャラに囲まれ、突き抜けた兄ぶりを発揮しています。
両片想いなので、そこまでギューッと締めつけられることはありません。安心して読める作品になっています。 -
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ネタバレ"リゾート"とか"殺人"とかっていうタイトルと表紙イラストに心をわしづかみされて読み始めたけど、思った以上にメインが本格的なミステリーで面白かったです!
BLも好きだけど、ミステリーも大好き~という、欲張りさんにはぜひおすすめ。
自粛で外出もままならない今、腐女子にはうってつけの作品でした。
船で12時間の美しい孤島にある豪華リゾートホテルで次々とおこる不可解な死亡事件、招待客は一癖あるセレブばかり…と冒頭から話に引き込まれる展開です。
行動力バツグンで強靭な精神力の持ち主である旅行雑誌のフリーライター×内気で人見知りな会社員。
豪華リゾートホテルで滞 -
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いろいろ
いろいろツッコミ所はあるが、楽しかった!
ラブラブの場面は少ないけどラブラブでした!
登場する唯一の悪者太后を排除しめでたし。
宰相に巧く転がされてる感満載でしたがそういう策士がいないと国などうまくいかないからね~!がんばれ青嵐。 -
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ネタバレ面白くて、すらすら読めました。
責めと受けの幼少期の出逢い-責めが受けを女の子と間違えたことから始まり、姉の身代わりとして大国の皇帝の後宮に入る―この辺り、まさにBLの典型のお話ではあります。でも、何故か興味を持って次々と展開を愉しみに読んでしまうところ、流石は秋山先生だと思います。
美少年紫星が好きになった神獣黒虎の世話係が実は皇帝だったという種明かしも、よくあるパーターンといえばそうですが、それでもやっぱり面白かった。
余談ですが、秋山先生の作品は結構、過激なシーンが多いように思うけれど、この作品は珍しくおとなしめ? でした。そういうところも含めて、紫星と皇帝の嫌みのないキャラも好感が -
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ネタバレ▼あらすじ
次期社長候補の御曹司が、事故で異世界に飛ばされた!!
しかも身元不明で拘束されてしまった!?
遠藤(えんどう)が送り込まれた先は、山奥に佇む廃墟のような城――そこに棲むのは、呪いで獣の姿にされたバスティアン王子だった!!
恐怖より先に白虎の美しさに心を奪われた遠藤は、側仕えを志願してしまう。
「お前は私が恐ろしくないのか?」
父王に疎まれ人間不信の王子は、遠藤になかなか心を開かず!?
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ストーリーの完全度:普通
トーン:コミカル・せつない
エロ度:低い
萌え度:普通
総合評価:★4.0
異世界転生ものでしたが、どことなく『美女と野獣』を彷彿とさせるお話でした。
最初、現 -
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ネタバレアイドルグループ解散から、自失し漂うように生活しているレイタ
4人の子どもを育てるシングルファーザー社長の島崎
流れで島崎家のシッターになったレイタは、俺様的な島崎に惹かれていき、お互いに大切な事に気付かされていく。
金銭感覚の違いだったり、ズレがある二人ながらも感覚で理解しあえる雰囲気や、無意識に居場所を探していたレイタだったり、頑張ってる父親を理解しているから、頑張っちゃう子どもたちとか、凄く良いんですよね、キュンあり、ほんわかありで癒やされます。
キャラも良かったです。
イケメンなのにケチな島崎
ホスト上がりの頭脳派秘書、安西
子どもたちひとりひとりの個性もよく、大家さんとか温かくて。