僭越ながらベビーシッターはじめます

水無月さらら / 夏河シオリ

五日間の出張の間、四人の子供達の面倒を見てくれないか――人目を惹く美貌で、夜の街で絡まれていたレイタ。助けたのは、妻を亡くしたシングルファーザーの島崎(しまざき)。大企業の社長で高級スーツを纏っているのに、三枚千円の下着を穿くほどの倹約家だ。でも子供達は可愛いし、無職の僕にはありがたい――25歳で芸能界を引退して以来その日暮らしのレイタは、ベビーシッターを引き受けることに…!? ※口絵・イラスト収録あり

• カテゴリ: BL
• ジャンル: BL小説
• 出版社: 徳間書店Chara
• 掲載誌・レーベル: キャラ文庫
• 電子版発売日: 2022年02月04日
• コンテンツ形式: EPUB
• サイズ(目安): 5MB

[μ · ★★★☆☆]

丁寧

何度も読む話ではないかもですが、
楽しめました。
子供たちひとりひとりと向き合っている
受けの姿勢が素敵だなと思いました。
とくにTシャツをリメイクするところは
よかったです。
最後にはケチオヤジも自分の過ちに気づいてくれたので救われました。
ここで根性論出されても！っていう。
素敵な家族になってくれたらいいな。

＃ほのぼの ＃癒やされる ＃萌え

[ブクログ · ★★★★☆]

アイドルグループ解散から、自失し漂うように生活しているレイタ
4人の子どもを育てるシングルファーザー社長の島崎
流れで島崎家のシッターになったレイタは、俺様的な島崎に惹かれていき、お互いに大切な事に気付かされていく。
金銭感覚の違いだったり、ズレがある二人ながらも感覚で理解しあえる雰囲気や、無意識に居場所を探していたレイタだったり、頑張ってる父親を理解しているから、頑張っちゃう子どもたちとか、凄く良いんですよね、キュンあり、ほんわかありで癒やされます。

キャラも良かったです。
イケメンなのにケチな島崎
ホスト上がりの頭脳派秘書、安西
子どもたちひとりひとりの個性もよく、大家さんとか温かくて。
恋話的な部分はちゃんと濃い(ここ重要w)とても面白かったです。