成田美名子のレビュー一覧

この頃「好きだあっ！」と思う事が多い。
それは的確なTweetだったり美味しい物だったりと見えている部分はそんなに大きくない。
でもTweetであればその発言をする人の大きさが透けて見えるようで言い方は変だけど「氷山の一角」だな、と。その大きな氷山、さらに水面下にもある氷の塊を想像して「好きだあっ！...続きを読む」となってしまう。

成田美名子もそんな氷山の一つ。絵の美しさ、言葉の選び方、色々なものがふんわりと紙面から立ち昇ってくる気がする。声高に訴えるのでなく気付くのはあなたがする事だと言っているようで読んでいてとても心地いい。

けんちゃんがんばってる！すごい！
舞う予定の話もすごい楽しみ。
このシリーズはゆったりしみじみ何回も読んでしまう。
またお能見に行きたいな今度は寝ないからw

非モテ系、能役者、20代後半。そんな男子、憲人が少女マンガ（？）の主人公で、早くも10巻であることに今さらながら気付いた。掲載雑誌は隔月刊なのでコミック発行ペースが遅いから早くはないか。何というか、落ち着いて読めるマンガです。

普通馴染みのない、何となく神秘的に感じてしまう『能』の世界にちょっと触...続きを読むれることができます。でも主人公の憲人がユニクロを身にまとう一般ピープルなので、気負いもせずに読める。
憲人は「天才」「売れっ子」能楽師とかの設定ではなく、毎日地に足をつけて実力をつけていっているところ、縁あってTVドラマ出演。そのせいでちょっと売れっ子になったものの、驕ることもなく自分を見失うこともないのが魅力。それにドラマという違う媒体で演じるという経験も身になっている様子。この巻ではその後の話。
ドラマがきっかけで仲良くなった葉月との関係、再来年に控えた『道成寺』、どっちもさらに一歩踏み出して頑張る憲人に次巻も期待。

　なんというか、読んでいて「自分に自信がない」がないという言葉の傲慢さと幸せさを強く感じた。
　作者はこれを確信的に書いているんだろうと思うので、読んでいてぞくぞくする。久しぶりにマンガの力を感じた。（あんまり漫画自体読まないんだけどね）おもしろかった！

この人の描くお話は時間がゆっくり流れている気がする。けど着実に憲ちゃんの人生が穏やかに進んでいく。
直接的な描写はないけど、憲ちゃん、葉月さんと両想いなのかな？よかったね。

成田美名子初期作品。
「2年4組転入生の乱」に楡崎さんが、「一星へどうぞ」「春休みの大飢饉」etc.東正明主人公シリーズに出てくるSF作家の東高行が、この作品にも登場するので、初期作品好きには堪らない。

小学生の頃、いとこからお下がりでもらったマンガの中に入っていた作品。20年以上の愛読書なので★5つ。

ペルーの少年ミゲールの成長物語。ミゲールが真面目すぎて、生き方変えようかと思うくらいのめりこみました。バスケと弓道と、家族とリコと大切なものをどう共存させていくのか、息をのんで見守りました。でも流れている時間はおだやかで、成田先生の絵がとてもきれいで雰囲気ぴったり。これから部活やろうと思っている高校...続きを読む生にもおすすめできる青春漫画！

未だにのりとかけんとかはっきりしないｗ
のりとと紹介されてるのにけんとと呼ばれててよけい？だったけどｗ
けんちゃんのお能は見てみたいなぁ
春日大社とか道成寺行ってみたい
(道成寺と道明寺を未だにごっちゃにしてるｗ)

一番好きなマンガ！何度読み返したかわからないくらい読んだ。キャラクター一人一人とても魅力的で、私は特に堂本くんが大好きです！青森に行ってみたくなる★

思春期の少年の持つ清々しさが柔らかく描かれていて、読んでいてとても幸せな気持ちになった。
成田先生の作品て、どれもある意味冷静ででも一定の熱があって、すごく好きだなあ。

能について何も知らなくても、人物のやりとりがいい。能についてしっているほうがもっと楽しいかも。少ない言葉でコミュニケーションをとっていて、行間を読むように想いやその場の空気が伝わる気がする。

ペルー生まれの主人公、純粋で仲間思いで、でもただの青春ものでなく自分自身の内面とも向き合うところがいい。バスケだけでなく、神社や弓道もでてくるのがおもしろい。

Cipherからつながっている設定。主人公をふくめ、登場人物が見ていてきもちがいい。ほんとにNYにいるんじゃないかって今でも思う。

憲人も琳さんも周りのスタッフもいい人だったので、読後感がとても良かった。
能楽師も俳優も凄いと思いました。
自分も何か究めたい…

小学校の多感なころにこれを読んでどれほど萌えたかわかりません（を
シャールといいセレムといい、大人になってから読み返しても全然面白い。全然萌える。
この頃の絵柄が喜怒哀楽多くて一番好きだったかもしれない。