成田美名子のレビュー一覧
-
前回ドラマ「石に願いを」が終わったので、現代劇の経験を経た憲人が、k能の世界でどう変わっていくのか、と思っていたら、ドラマのメイキングだとは…!
やられた感じでございます。
でもすごく良かった。
ドラマだけではわからなかったこととかが一杯あったことに、読んでいて気づかされました。
裏話も面白かったけ...続きを読むPosted by ブクログ -
前巻のドラマの話のメイキング。なのですが、前巻と含めてものすごくいい!
こういう二時間ドラマ、あったら観たいよ。本気で観たいよ。器用なようで不器用な憲人と琳さんが次第に並んで歩いているのもいいなあ。
能の場面ではやっぱり憲人はこっちのが似合うという気もしたけど、ドラマでの新鮮な表情が見れて満足です...続きを読むPosted by ブクログ -
一人の能楽師を主人公に、能の世界を舞台にしたお話。
これを読んでから能に興味がわいて、見に行ったりするようになりました!
奥深い・・・。
ナチュラルというマンガとリンクしているのでそれも読むことをお勧めします!Posted by ブクログ -
TVドラマ編~ということで、最初の一本以外は憲人くんではなく、藤哉さんという、ドラマの中の役の人で進む話です。
「ああ、2時間ドラマー」という感じの話ですが、もう役者さんたちが全員役柄の人で「すごいなぁ」と思いました。
あと、前巻の内容と合わせて、テレビドラマの現場を、とても面白く拝見しました!
こ...続きを読むPosted by ブクログ -
毎度のことだけど、「二人静」の話には、同じように考えさせられる。そう言っているじゃないけれど、相手に変わって欲しいと思ったら、自分が変わらなければ、という考えと根っこは同じなんだと思う。
それをこういう柔らかな表現も出来るのかー、と今回はそこにいろいろと思いました。
榊原のじいさまの話は、結構きた。...続きを読むPosted by ブクログ -
個性的な登場人物の多い「花・花」ですが、その最たる人と思っている芳年さん登場。
いやー、彼を見ていると私は「野村○斎氏」を思い出して仕方がありません。
それでも、その芳年さんを上回る航さんがいるんだから、この世界は深い…。
さて、韓国での公演の話がこの本のメインですが、ニューヨークでの話より、韓国...続きを読むPosted by ブクログ -
憲人さん節炸裂!な2巻。
鼻血稚児のことを思い出すエピソードと、岩国から好意で乗せてくれた船の船長さんに「何か歌えや」と言われて「高砂や~」とあの声で歌っちゃう、その憲人さんっぷりが大好きですv
あと、いろんな突発事態にも、落ち着いているところ。
焦ってない訳でも、動じていない訳でもないけど、一度腹...続きを読むPosted by ブクログ -
ニューヨーク編。
海外公演というもののいろんなことが、肌では感じられ話。
本当にこの話は憲人、そして周囲の人達の成長物語だなぁ。
それと密かに楽ちゃんにすごさが、いろんな角度で現れていましたね。
ボギャ不足も含めて。
思いを読み取る能力以上に、人のことを常に考えて悟って動けるということが、あれが彼...続きを読むPosted by ブクログ -
成田先生の作品は、厨房から大好き^^
ココロがやさぐれたり、沈んだりすると、良く読んでます。
先生の作品には悪者はいませんね?だからかな??Posted by ブクログ -
ペルーから来た男の子を中心とした話。
不器用で愛情深いけど、
心に傷をもったミゲールを支える
周囲の家族、友達の思いやりが
本当に繊細にきれいに描いてある。
内容も、弓道、バスケ、神社やお祭りなど
文化にも触れていて、勉強にもなる。Posted by ブクログ -
主人公が中東、というかアラブの石油王の王子様。
現在の中東情勢を踏まえつつ読み返すと、少女漫画の中にけっこう政治情勢が組み込まれていて、改めて面白いです。Posted by ブクログ -
能楽の世界をもっと知りたいと思わせてくれた作品。
成田さんのきれいな線と能楽の世界の雰囲気がすごく合っていると感じた。Posted by ブクログ -
お能のお話です。
能の深いお話から舞やお囃子なんかのことも知れます。
んー、奥が深いのである。
さすが古典芸能。
それを楽しみながら読めるのだから、また良い。
憲人の人柄も成田さんっぽくてすげー好き。
かなりお勧めである。Posted by ブクログ -
もともと成田さんの漫画は好きでしたが この作品は読んでいなかったので 旅行先のネットカフェで 手に取ってしまいました・・
没頭して読んでしまい 乗るはずだったバスに乗り遅れ、夜の街を彷徨う始末orz
おまけに お能にはまりそうです。 ヤバイ本です・・・・Posted by ブクログ -
火事に居合わせて、普通に人助けをした憲人さんも素敵だけど、その後舞台に遅れそうになっても後ろ向きにならず、何とか間に合わせようとし、助けた子供が無事だったことを心から良かったと喜んでいたことに更に感動!
「砧」は切ないけど、最後の方で海に入った法子さんに「寒中水泳ですか つき合いますよ」と言って水を...続きを読むPosted by ブクログ -
小道具の古田さんが、事故で勾玉を作れなくなった。
憲人が諦めずに、古田さんの心を思ってやり遂げたのが良いなと思った。
本番舞台中に停電が・・・
木霊する 囃子の音とか 暮れていく空とか 地平線 星も 見え初めて 全てがカンペキだ! 止めたくない!と思っちまったのよ・・・っていう西門の感覚もいいと思っ...続きを読むPosted by ブクログ -
楽が、市祐先生が手袋無くして困っていたのを見つけ、何の迷いも無く探してあげたのが凄いと思う。この後に、市祐先生も普通にありがとうとお礼を言っているのにも感動した。
その人の一面だけをみて、決め付けるのは違うのだな・・・
心が清涼になる気がする。
成田先生のこういったエピソードが大好き❤Posted by ブクログ -
ペルーから来た男の子、ミゲール。
日本人の養子になり、普通の高校生として暮らしているが、実は彼には隠された過去があった。
バスケと弓道、日本とペルーという2つの間をさまよう少年の心の揺れが苦しくて切なくて、でもとても綺麗。
成田さんの漫画は、「前向きさ」と「人間愛」に溢れていて好きです。
文庫で...続きを読むPosted by ブクログ