成田美名子のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ1~4巻まとめて。ほんぽーとで見つけ、懐かしく、フェリーの時間を延長してまで読み切る。非常に感動かつ笑える作品。マンガはこうでないと。ぼく球もまた読みたいな。とにかくこれはさよ子を思い出す。今思えば、さよ子は渋いマンガを読んでいたものだ。あの頃も面白かったけど、今読むとさらによく分かるというか。自分が何者であるか。今の良い関係を維持したい。仲間が離れるのが怖い。自分に何ができるのかがわからない。人に必要とされているのか不安。多種多様な民族の問題と絡め、展開される。しかし、セレムもあれでたかだか21歳だなんて。翼くんの着替えのシーンはよく覚えている。ほんと、シャールはいつから翼が好きになったんだ
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Posted by ブクログ
前回ドラマ「石に願いを」が終わったので、現代劇の経験を経た憲人が、k能の世界でどう変わっていくのか、と思っていたら、ドラマのメイキングだとは…!
やられた感じでございます。
でもすごく良かった。
ドラマだけではわからなかったこととかが一杯あったことに、読んでいて気づかされました。
裏話も面白かったけど、人が人を気遣うことに、すごく心を動かされました。
レニーが藤哉先生に澪を好きなのか、と聞くシーンとか、すごく好きなシーンだったので、あのメイキングが見られて良かった―!
ちょっと既刊を読み返したい気分。
こないだ読んだけど、少しまた読み返しています。
あー、好きv -
Posted by ブクログ
個性的な登場人物の多い「花・花」ですが、その最たる人と思っている芳年さん登場。
いやー、彼を見ていると私は「野村○斎氏」を思い出して仕方がありません。
それでも、その芳年さんを上回る航さんがいるんだから、この世界は深い…。
さて、韓国での公演の話がこの本のメインですが、ニューヨークでの話より、韓国の話の方が好きです。
この韓国の人たちの、良くも悪くもハッキリしているところはいいなぁるそして柔軟性高い!
全てがそうだとは思えないけど、少なくともこういう気質はあるんだっていうことが望みになればいい。
でも、この当時はまだ冬ソナブームもなく、韓国は対日感情の厳しい国でしたから、今のこの韓流ブームが -
Posted by ブクログ
ニューヨーク編。
海外公演というもののいろんなことが、肌では感じられ話。
本当にこの話は憲人、そして周囲の人達の成長物語だなぁ。
それと密かに楽ちゃんにすごさが、いろんな角度で現れていましたね。
ボギャ不足も含めて。
思いを読み取る能力以上に、人のことを常に考えて悟って動けるということが、あれが彼の何よりの宝なんじゃないかと思います。
彼はただ、相手がなるべく良い状態でいられるように、という思いで心を砕いているだけなんだろうけど、本当に才能というか、彼の心根が現れている話だと思う。
それが女の子に発揮されれば、あの容貌だしむちゃくちゃモテると思うけど、彩紀ちゃんとのことを思うと、可愛いくらい