エイリアン通り(ストリート) 4巻

成田美名子

サウド石油相の息子であることがバレてしまったシャール。おかげで王位継承権の争いに巻き込まれ、命まで狙われることに。迫り来る魔の手から、逃げきることができるのか!?

• カテゴリ: 少女・女性マンガ
• ジャンル: 少女マンガ
• 出版社: 白泉社
• 掲載誌・レーベル: LaLa
• 電子版発売日: 2015年03月27日
• コンテンツ形式: EPUB
• サイズ(目安): 76MB

[yoshi · ★★★★★]

小学生時代を支えてくれた作品

小学生の頃に読みました。とにかくこの漫画の世界観に憧れました。
多様な価値観が一軒屋の中で認められ、家族というカテゴリーにも縛られず、好きな人々と暮らす生活が素敵でした。
きっとこの世界なら周りと違う外見の私もエイリアンにならないんだろうなぁ、と感じてました。

また、明るい太陽の下で、自分の気持ちに従って生きる彼らに100%の気持ち良さを感じました。

大人になって、好きな国で好きなことをして暮らしていますが、若い頃に出会えたこの作品の影響は大きかったと思います。

[ayaco · ★★★★★]

大好き！

若い頃夢中になった漫画ですが、いまだにこれを超えるものはないなあ。
恋愛要素の強い日本の漫画の中で、アメリカの学生の(セレブの)ヒューマンドラマ＋宝探しやサスペンス要素もあったりして、非日常に憧れました。
今読み返しても面白い。
ぜひ、後日談を書いて欲しいです。

[ブクログ · ★★★★★]

無事に完結。シャール君が誘拐されるなど、物語は最後に大きな展開を見せたけど、大団円で余韻の残るいい終わり方だった。翼クンの片想いが実って、他人事ながら嬉しい。

[さめ · ★★★★★]

懐かしく

昔々、リアルタイムでコミックス買ってました　そのときの本は手放してしまってるけども内容は全部覚えています　でもまた読みたくなってしまったので買いました　最後らへんの翼のお父さんのボヤキ、男親の哀愁があふれてて、とてもじ～んとする　10代の頃にはきっとそう思わなかったかも

[ブクログ · ★★★★☆]

最終回。HAPPY ENDではないけど悲しい終わり方でもない。続編が出てもいいような、若いメンバーだからこれからも人生が続く終わり方。
久しぶりに成田美名子の他の作品も読みたくなった。

[yomesama · ★★★★☆]

懐かしい!

思わず買ってしまいました。翼ちゃんのニューヨークの夜景のシーンだけが、頭にすごく残っていて、自分もいろいろな思いで、そんな風景をみたこともあり、感慨深いです。

[ブクログ · ★★★★☆]

　読み終えてみると……なんというかものすごい「自己肯定」の物語なのね。これって。
　少女漫画らしく「翼」という少女が恋をしているんだけど、彼女が主人公ではなくて、ヒーローのシャールが主人公。

　しかし大人になって読んでみると、シャールの兄弟たちってどんな気持ちなんだろう……これだけで一作品かけるんじゃ……と別な妄想が膨らむ。面白かった。

[fidskyo · ★★★★★]

未来へ

日本への旅行で色々動き出す翼の過去現在。帰る場所があるから先へ進めると、当時中学生だった私は只々羨ましく思ってました。シャールの決意も皆んなの未来も今をしっかりと生きることで生まれてくるし、繋がって行くんだと今読むと本当に嬉しいラストですね。
すでにサイファが登場していたのも次回作の構想が出来ていたんですね。

＃癒やされる ＃感動する ＃深い

[ブクログ · ★★★★★]

1～4巻まとめて。ほんぽーとで見つけ、懐かしく、フェリーの時間を延長してまで読み切る。非常に感動かつ笑える作品。マンガはこうでないと。ぼく球もまた読みたいな。とにかくこれはさよ子を思い出す。今思えば、さよ子は渋いマンガを読んでいたものだ。あの頃も面白かったけど、今読むとさらによく分かるというか。自分が何者であるか。今の良い関係を維持したい。仲間が離れるのが怖い。自分に何ができるのかがわからない。人に必要とされているのか不安。多種多様な民族の問題と絡め、展開される。しかし、セレムもあれでたかだか21歳だなんて。翼くんの着替えのシーンはよく覚えている。ほんと、シャールはいつから翼が好きになったんだろう。しかし、マンガはいいなぁ。