成田美名子のレビュー一覧

  • 花よりも花の如く 8巻

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    リアルタイムで追いかけている数少ない漫画家さんの一人。多作でなく、濃密な世界を淡々と描いてくれて、本当にありがたいと思う。

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    2010年09月10日
  • 花よりも花の如く 8巻

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    劇中劇のメイキング。昔から、こういうの好きでしたもんね。「エイリアン通り」の時代から。

    今回は、テレビドラマ「石に願いを」のメイキング。一周して、「あいつ」に戻ってきているような人間関係のかき方の感じは大好きです。
    「NATURAL」や、「花よりも花の如く」は、「あいつ」の雰囲気があると思っていたのですが、「エイリアン通り」や、「CIPHER」の雰囲気も、確かにあって、なんていうか、成田 美名子のいい味が、全部出ているなぁと感じます。

    でも、テーマはいったいなんだろうというか、これって、結局何の話だったっけ?という疑問も。
    まぁ、憲人の生き方そのものがテーマかな。

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    2010年08月23日
  • 花よりも花の如く 4巻

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    デビュー時からのファンとして、この作品が「あいつ」以来大好きな作品になりそうです。とても丁寧な心理描写に加え、相変わらずどこをとっても美しすぎる筆致・・・。やっぱり読み続けてしまうのです。ワタシもやっぱり楽ちゃん派です(^^)

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    2010年08月13日
  • 花よりも花の如く 8巻

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     ドラマで見てみたいです。ドラマの裏話付で。
     今回のTV撮影話の中で、指摘されてはじめて気づいた事もあり、ものすごく面白かった。
     役者は役に憑依されるといいますが、その境界がそれぞれで線引きされていたり、出来ていないというか吸収して自分らしさになっていたり。ひとつの経験が、どう関わって変っていけるか。今後が気になりますね。

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    2010年08月04日
  • 花よりも花の如く 8巻

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    ドラマ編になるまえのケンちゃんのが好きだなあ。とか言いながらもやっぱり面白かったのはケンちゃんの根底にはやはり『能役者』な彼が見えるからなのかもしれないです。今後どうなるかによって買わなくなるかもしれない。次巻期待。

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    2010年07月30日
  • エイリアン通り(ストリート) 4巻

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     読み終えてみると……なんというかものすごい「自己肯定」の物語なのね。これって。
     少女漫画らしく「翼」という少女が恋をしているんだけど、彼女が主人公ではなくて、ヒーローのシャールが主人公。

     しかし大人になって読んでみると、シャールの兄弟たちってどんな気持ちなんだろう……これだけで一作品かけるんじゃ……と別な妄想が膨らむ。面白かった。

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    2010年07月10日
  • 花よりも花の如く 8巻

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    前巻が丸々劇中劇「石に願いを」でしたが、今回はそのドラマのメイキング編。役とそれを演じていた役者さんはやっぱり違うものだと改めて思いました。琳さんがいい味出しています。もう一度前巻を読んでみよう。

    私はけんちゃんはメガネ派ですww

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    2010年07月08日
  • 花よりも花の如く 8巻

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    ドラマの話はモウイイヨーと思っていたのだけど、
    読み始めたら、やっぱり面白かった。

    ケント自身の変化も大きいけれど、
    琳さんたちを私も好きになってきたのだ。
    でも葉月さんは未だに、正体不明なかんじで、読んでいてモヤモヤする。

    成田さんは、人間のココロの変化をいつも丁寧に描く。
    世界に描かれるものがみんなおしゃれなのも素敵。
    ケントの部屋もすごくいい。

    個人的に宇治は、以前住んでいたとこと近所なので、
    登場する風景が懐かしかったです。

    そろそろ、楽の活躍する話が読みたいなー。

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    2010年07月07日
  • 花よりも花の如く 8巻

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    前巻の内幕編。ドラマのとはこのように作られておるのかと興味深いところもあり。この話がどこに行こうとしているのか、楽しみ。

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    2010年07月07日
  • 花よりも花の如く 8巻

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    ケント出演の「石に願いを」メイキング編。
    メロディを読んでいるので、どうなっているかわかるんだけど・・・ケント、がんばれ。
    あと、私はメガネないほうがいいなぁ

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    2010年07月07日
  • 花よりも花の如く 8巻

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    前巻のメイキング的な。前巻をもう一回読んだ上でこれを読むとまたいいかも。(私が前巻の内容を忘れっぽいってだけかも。)

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    2010年07月06日
  • 花よりも花の如く 8巻

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     石に願いをのメイキング編。
     相変わらず細かくていねいに書いている作品だなぁ……と。
     しかし線が荒れているような気も。印刷なのかな? 普通の作家では気付かないレベルなんだけど、ちょっと気になるところ。
     この先、この物語はどちらに進むんでしょうか。

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    2010年07月05日
  • NATURAL 5巻

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    バスケが描かれているというだけで、呼んでしまうのは私の悪い癖のようでいいところのようでどうなんだろうなんだが……。
    成田美名子さんの作品は単なる少女漫画としてとらえるには少し違う気がする。
    たとえば、この作品にしてもどこか何か一つ貫かれた哲学的な命題がある。
    それは人が生きるということを卑近にあるいは遠大に見ていく視点なのかもしれない。
    わけのわからないことを書いてしまったが、要するに面白いよということだ。

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    2010年05月30日
  • みき&ユーティ

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    子どもの頃に読んで以来、ときどき読みたくなる1冊。
    今の年齢で見返すと、意外につたないところ、物足りないところも感じるのですが、それでも名作であることは間違いない。
    再読して、意外に短かかったんだなとか、みきじゃなくて、ユーティの話だったんだなとか、舞台が函館だったこととかに、初めて気がつきました。
    誰もが持っている学生時代の、なんかわくわくする思いが詰まった一冊です。ラストが秀逸。

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    2010年05月25日
  • 花よりも花の如く 7巻

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    人生をかけて打ち込む能マンガ7冊目

    劇中劇でこんなに長いのは初めてだな。
    これまでの流れと全く違うことをやっているだけに、多分評価は分かれるところ。
    だけど、実際はこれをやって憲人がどう変わっていくかが、これからの見せ所になるとは思う。

    「石に願いを」は、劇中劇でなく単体で見ると、かなり難しい作品。
    成田さんのお話はだいたい、過去や辛いことを乗り越えて幸せになろう、というような感じで、それをここでもやっているようなものだのだけれど、ミステリ部分であれだと、人死にまで出してそれで良いのかとは思ってしまう。
    書生とお嬢さんの一家の転換点となる事件を起こしてみた、というレベルで、非常によい人であ

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    2010年02月16日
  • NATURAL 1巻

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    成田さんの漫画って良いのよね~。
    淡々と進む感じもあり、熱いのである。
    じんわり心に広がるっていうのかなー。
    いいお話書くんだよね。大好きである。
    生とは死とは、人とは、繋がりとは。
    そーいうのをじっくり考え直してみたくなる本です。
    「花よりも花の如く」ってお能のお話もあるのだけど、
    そっちの憲人と西門が兄弟だったりして絡んでいたりするのである。

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    2010年02月03日
  • NATURAL 1巻

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    一度読んだことがあって突然また読みたくなったシリーズです。
    覚えてたのは、リコとミゲールという名前で題名は忘れてました。

    実は今は読んでる場合じゃないって時なのに読んでしまった・・。なんか好きな漫画です。

    読んだら少し元気になれました。
    たぶん数年したらまた突然読みたくなるんだろうなぁ。

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    2010年01月30日
  • エイリアン通り(ストリート) 1巻

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    今となってはかなり古く、青い青い青春群像もの。
    「複雑な経緯をたどってシャアルの家に集った人々がやがてそこを自分の居場所として落ち着き、出て行っても帰ってこられる場所として心の落ち着きを得るまでのお話」
    アメリカ西海岸大学ものなのだけれど、主人公は飛び級天才16歳だし、ヒロインは15歳日本人少女だ。
    反則技な気はしなくも無いが、当時の少女漫画のレギュレーションぎりぎりで好きなことやってたのかなあ、とか複雑なことを思う。

    キャラクターの中で、好きなのは真っ正直なジェル君なのだけど、当時悩みに共感していたのはセレム。
    今の年になると能力と人格の不可分さなんてわかってくるのだけど、まあ若いうちはい

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    2010年01月03日
  • 天(そら)の神話 地の神話【電子限定特別編集版】

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    遥か未来のNYを舞台にした物語。
    人類は「天」「地」「妖精」族に分かれて、いがみ合っている。
    「天」と「地」両方の血を受け継ぐ少女ヴィーは、この三つ巴の状況を打破するために、奮闘する。

    「エイリアン通り」のセレム、「CHIPER」のシヴァっぽいキャラクターも登場して楽しい表題作とその他短編。

    成田さんの漫画にしては珍しくハッピーエンドじゃない短編もちらほら。
    でもあいかわらずの人間愛と人生を前向きに生きる姿勢は素敵です。

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    2010年08月29日
  • みき&ユーティ

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    「ユーティリティ」のユーティ。眉目秀麗、完全無欠。
    素直で真面目で一直線、みき。

    全寮制男子校(白泉社の伝統!)で出会った2人は、周りを巻き込みながらお互いに成長していく。
    登場人物みんなが愛すべきキャラクターなので、読んでいて気持ちがいい。

    文庫で全1巻

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    2009年11月23日