あらすじ
初経験のTVドラマでも能役者“岡崎藤哉”を演じることになった憲人。初めての現場に戸惑いながらも、自分なりの“藤哉”像を探していく。撮影が進むにつれ、共演者の琳や葉月との関係も少しずつ変化していくが…。必見!7巻に収録されたドラマ編のメイキング物語。
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Posted by ブクログ
とりあえず記憶の為にもレビューです。
主人公・憲人の家系図によるとなかなか複雑。
母方が能の家(相葉家)父方が神官の家(榊原家)
憲人と弟・西門は幼い頃から能を習いますが5才の時神官である榊原本家の養子となり青森へ。
8巻までの間に憲人が芸に悩み、弟との関係に悩みますがどんな時も真面目に誠実に悩み答えを出して成長する憲人が素敵(⑉︎• •⑉︎)
この巻でテレビのスペシャルドラマに出演します。
能を絡めたミステリーです。
作中作がめちゃくちゃ良かった〜新たな世界で新しい出会いと経験が芸を成長させます。
さぁ9巻からが更に楽しみになりました♪
今日も漫画三昧で幸せ\(//∇//)\
Posted by ブクログ
前回ドラマ「石に願いを」が終わったので、現代劇の経験を経た憲人が、k能の世界でどう変わっていくのか、と思っていたら、ドラマのメイキングだとは…!
やられた感じでございます。
でもすごく良かった。
ドラマだけではわからなかったこととかが一杯あったことに、読んでいて気づかされました。
裏話も面白かったけど、人が人を気遣うことに、すごく心を動かされました。
レニーが藤哉先生に澪を好きなのか、と聞くシーンとか、すごく好きなシーンだったので、あのメイキングが見られて良かった―!
ちょっと既刊を読み返したい気分。
こないだ読んだけど、少しまた読み返しています。
あー、好きv
Posted by ブクログ
前巻のドラマの話のメイキング。なのですが、前巻と含めてものすごくいい!
こういう二時間ドラマ、あったら観たいよ。本気で観たいよ。器用なようで不器用な憲人と琳さんが次第に並んで歩いているのもいいなあ。
能の場面ではやっぱり憲人はこっちのが似合うという気もしたけど、ドラマでの新鮮な表情が見れて満足です。
Posted by ブクログ
人の目に触れる職業である以上、能楽師も
見てくれる客層を増やす為にも注目されること自体は
自分は良いことだと思う。
ただそうなることで周りの目は厳しくなる。
色々言われても最終的には黙らせる為には
本業である能をこれまで以上にしっかりやる。
それ以外にできることはない。
歯痒い気もするが、本当にそれしか無いのだ。
先生が『いつもニコニコしながら私に重いものを乗せる』のは
憲ちゃんを信頼しているからこそなのだろう。
琳さんも良いキャラクターだし、
仕事か本心か気になるのは好きだからだ
と気づく憲ちゃんが良かった。
初めはスタッフさんが多いことで緊張していたけれど
今は「慣れた」ではなく「心強い」といえるところも
恰好良い。
スタッフさんを気遣ってお菓子をふたりして差し入れるところも素敵だ。
琳のことが好きだと思ったのに連絡先を聞けないのも憲ちゃんらしいし、
琳さんは琳さんで遠慮してすぐに連絡先が聞けなかったのだろうと思うと微笑ましい。
友達付き合いをしたいという言い方ではなくて、入門したいというのが
琳さんの実直さだなと思う。
Posted by ブクログ
―仕事か本心か気になるのは その人が好きだからだ
7巻でまるまる劇中劇やって、8巻でそのメイキングやるなんて楽しすぎる構成。
時々劇中劇まるごとやる作品はあるけど、知ってる限りは全部あとから番外としてなんだよね。
サイファで劇中劇やってたの思い出すな。
能の玄人さんたちのガッツリ監修とものすごい取材とそもそも能ガチファン成田さんで作られてるこの作品の中で、玄人たる登場人物たちのガッツリ監修のもと能を舞台にしたドラマを作るっていう入れ子構造もまたインタレスティング。
「一般向にそう思われてるけど、実はこうです」っていうことを知るのが大好きなので、ドラマ制作側の能に対するそれと、能側のドラマに対するそれが同時に襲ってくるこの8巻はほんと面白い。
Posted by ブクログ
5巻で止まっていた続きを読み始めたけれど、やはり面白い!
この間は実際にお能の舞台もしっかり観たし、昔に比べて楽しさ倍増です。
これからもお能を観たいし、これも続きが読みたい。
Posted by ブクログ
ドラマで見てみたいです。ドラマの裏話付で。
今回のTV撮影話の中で、指摘されてはじめて気づいた事もあり、ものすごく面白かった。
役者は役に憑依されるといいますが、その境界がそれぞれで線引きされていたり、出来ていないというか吸収して自分らしさになっていたり。ひとつの経験が、どう関わって変っていけるか。今後が気になりますね。
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前巻が丸々劇中劇「石に願いを」でしたが、今回はそのドラマのメイキング編。役とそれを演じていた役者さんはやっぱり違うものだと改めて思いました。琳さんがいい味出しています。もう一度前巻を読んでみよう。
私はけんちゃんはメガネ派ですww
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劇中劇のメイキング。昔から、こういうの好きでしたもんね。「エイリアン通り」の時代から。
今回は、テレビドラマ「石に願いを」のメイキング。一周して、「あいつ」に戻ってきているような人間関係のかき方の感じは大好きです。
「NATURAL」や、「花よりも花の如く」は、「あいつ」の雰囲気があると思っていたのですが、「エイリアン通り」や、「CIPHER」の雰囲気も、確かにあって、なんていうか、成田 美名子のいい味が、全部出ているなぁと感じます。
でも、テーマはいったいなんだろうというか、これって、結局何の話だったっけ?という疑問も。
まぁ、憲人の生き方そのものがテーマかな。
Posted by ブクログ
ドラマ編になるまえのケンちゃんのが好きだなあ。とか言いながらもやっぱり面白かったのはケンちゃんの根底にはやはり『能役者』な彼が見えるからなのかもしれないです。今後どうなるかによって買わなくなるかもしれない。次巻期待。
Posted by ブクログ
ドラマの話はモウイイヨーと思っていたのだけど、
読み始めたら、やっぱり面白かった。
ケント自身の変化も大きいけれど、
琳さんたちを私も好きになってきたのだ。
でも葉月さんは未だに、正体不明なかんじで、読んでいてモヤモヤする。
成田さんは、人間のココロの変化をいつも丁寧に描く。
世界に描かれるものがみんなおしゃれなのも素敵。
ケントの部屋もすごくいい。
個人的に宇治は、以前住んでいたとこと近所なので、
登場する風景が懐かしかったです。
そろそろ、楽の活躍する話が読みたいなー。
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ケント出演の「石に願いを」メイキング編。
メロディを読んでいるので、どうなっているかわかるんだけど・・・ケント、がんばれ。
あと、私はメガネないほうがいいなぁ
Posted by ブクログ
石に願いをのメイキング編。
相変わらず細かくていねいに書いている作品だなぁ……と。
しかし線が荒れているような気も。印刷なのかな? 普通の作家では気付かないレベルなんだけど、ちょっと気になるところ。
この先、この物語はどちらに進むんでしょうか。
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ドラマ「石に願いを」メイキング編。ドラマ本編の部分を読んでいた時には気づかなかったことが見える巻。「石に願いを」をより深く理解するために必要な巻だった。
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前巻のドラマ「石に願いを」のメイキングですが、久々の新刊は前巻から復習しないと、話がよく分からないです。もともと、ちょっと難しい能の話ですから。
でも、憲人がドラマの役にはまって、ちょっと表情とかが変わってきてたのは、成長してるって感じでよかったです。次巻は琳さんが、能に弟子入りなんですかね?
Posted by ブクログ
真面目に取り組む能漫画8冊目。
今回は、前巻のドラマ編のメイキング。
何を考えてどう撮って、何を感じたかというようなことを描いている。
関わる人に敬意を持って、真摯に当たるのは憲ちゃんの良いところ。
今回のドラマ編は、6巻まででシリーズとしてのベースができたので、関わる人物の幅を拡げるとか、新たな感覚を提供するとか、そういったことはあるのだと思う。
これはこれで楽しかったが、やはりこのシリーズでは、能について見たいとも思う。
もうすこし間隔が短ければ、これも一つのエピソードに見えやすいと思うけれど、時間がかかって8巻中約3巻でドラマ編をやっていると、ちょっと長く感じてしまう。
次はこの経験を得て新たな思いで能に打ち込む憲ちゃんを見たいと思います。
ところで、帯に勝負とあったので、葉月を巡ってのさや当てとかかと、ちと思いましたよ。
琳さんは既婚でしたのな。
Posted by ブクログ
約1年ぶりの新刊。
なのでやっぱりお話はおぼろげにしか覚えてません。
今巻は、前巻のTVドラマのメイキング篇。
肝心のドラマの方もアウトラインしか覚えてないんで、憲人がどのシーンを撮ってる辺りで、悩んでるのかがサッパリ。
それでもそれなりに読めてしまうのは、底辺の設定がしっかりしてるからなんだろうな。
で、ドラマの撮影は完了しましたが、共演者とのその後が気になるところです。