あらすじ
千代鷺の祖父の謎を探るため、憲人は彼女と一緒に出かけることに。そんな中、葉月から能の舞台に誘われたが、その日は千代鷺との約束の日だった。憲人は「仕事が入った」と嘘をついて、誘いを断わってしまったが…!?
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誰かにとって、特別。。
憲人さん
「自分にとっての特別」
共感しました。
そりゃあ、彼女が大切なのは、分かります。。
でも、別の意味で「特別」ってありますよね。。
中学生の時から、成田先生の作品に触れ、人の心情変化、文化、
作品によっては、社会問題、人種問題など、
世の中は、考えさせられる課題が少なくないなあと、学ばせて頂ています。
今作を通して、伝統文化や気持ちの伝え方、大切にしたい視点を考えさせられています。
彼の成長が愉しみですね。
続きが早く読みたいです。
覚悟
愛する人が無くなった時、静かに見送る。
このシーンは、忘れられなくなると思いました。
そこへ至るまでにどんな時間があったんだろうと思いました。
この作品や、成田先生の全ての作品が、思春期の頃から何十年と私の人生に大きな影響を与え続けています。
静かで大きな物語を読んだ、と思いました。
Posted by ブクログ
完結するまで思い続けるんだろうけど、なぜここで!と思うところで読み終わってしまい、続きが気になる。
憲人の道成寺はどんなものになるのか。
葉月との関係もどこへ行くのか。
今回は別れの巻でした。
その別れすらどこかへ繋がっているんだろうけど、悲しいなぁ。
次の巻が待ち遠しいです。
Posted by ブクログ
前巻での予告(?)通り、問題勃発(発覚)。
でも、相手が狼狽えないのであれば、疑わなくてもいいのにね〜なんて思ってしまう。
ひとの死に立ち会うって、おおごとだよね。
しばらく茫然自失となる感じはわかる。
次の巻に備えて買いておこう。
たくさん失った代わりと言ってはなんだけど、保護猫をもらいに行くところでこの巻は終わりました〜。
Posted by ブクログ
ん~、なかなかにツラい展開の巻。
思い込んだら話を聞かない葉月ちゃん と 甚六なケントくん。
まさかの無自覚だったんかい、ケントくん!無自覚だからこそ、タチ悪いけどね!
そしてそれを芳年さんに指摘されるとは、もう間が悪すぎるぞ、ケントくん。
曾祖父の色恋話だから誰にも言わなかったことが、裏目に出まくり。
そして、唯一理解を示してくれたゴッホ先生が……泣
恋愛関係でここまでこじれたら、フツー修復は難しいと思うけど。
そこは成田マジックでなんとかなってほしいなあと願いつつ、とにかくもう道明寺をがんばれ!
Posted by ブクログ
千代鷺の祖父がもしかしたら自分の祖父ではないかと疑う憲人は、葉月に嘘をついて千代鷺との約束を優先してしまう。そして道成寺の披キを控える憲人は隆生先生にも稽古をつけてもらうことになったが…。
葉月さんとのこと、えっ、それでいいの?さらに追い打ちをかけるかのようなショックな出来事が…憲人くん、大丈夫⁈気がついたらもう22巻ですが、なんだか終わりが見えてきましたね。今はこんな状態ですが、大団円を期待してます。