成田美名子のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
「鬼の栖」「星霜を髪に戴き」「お能の国の人だから」「大人はなにかをかくしてる」
能マンガ。お能を全く知らなくても、無問題。
お能を見てみたい!と思うまでにハマった。
主人公・憲人のマイペースっぷりが気持ちいい。
大人は〜のお話は、ケントくん子方時代のお話で可愛らしい。けど、ちょっと絵柄の雰囲気が違うかな?と思ったらなるほど、2本の番外編(Natural11巻収録)のあとにこのお話があって、その後からが本格連載スタートなのですね。
・わりと冒頭のシーンで、お母さんがケントに「おまえは逆」と言った真意が気になる…。いずれ明らかになるのだろうか?
・西門さんがケントに「今晩ステーキだから -
Posted by ブクログ
「遊びをせんとや生まれけむ〜土蜘蛛」「とうとうたらりたらりら〜養老」「風天〜砧」「メイキング〜花を描くのも楽じゃない」
土蜘蛛見てみたい!平家物語もちゃんと読んでみたい!
雑誌掲載時にとりあえず読んでいたけど、改めてじっくり読むと気付くことが多い。ストーリーもそうだし、コマの書き込みもそうだし(特にお能のシーン!)この作品は断然コミックス派が大いに違いない。
第二巻のお話はわりとケントの周りの人達の心情をケントがじっくり見ている感じのお話が多かった。基本的にはケントってそういう人なんだろうなぁと思う(それが5巻のお話に繋がる!?)。
養老のお話は、マンガ的なイベントだけどケントが大阪駅に -
Posted by ブクログ
「ALEXNDRITE」あたりから、仕事量を減らして単行本のでるスピードが遅くなってしまった成田美名子ですが、たしかに、その分、作品が深くなってきていると思います。
まあ、時間がかかる分、読む方は、前の話を忘れてしまっていて、単行本が出るたびに前の巻を引っ張り出して読まなければならないのですが……。
はじめて読んだ成田美名子のマンガは、「あいつ」で、それが、多分少女マンガを読んだ初めてでした。*1
あれがなかったら、今、少女マンガを読んでいなかったかも。
深くなっていするのに、なぜか、そのとき読んだ雰囲気も残っていて、成田美名子は、不思議だと思います。
リアリティがあるとか、リアリティが