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Posted by ブクログ
毎度のことだけど、「二人静」の話には、同じように考えさせられる。そう言っているじゃないけれど、相手に変わって欲しいと思ったら、自分が変わらなければ、という考えと根っこは同じなんだと思う。
それをこういう柔らかな表現も出来るのかー、と今回はそこにいろいろと思いました。
榊原のじいさまの話は、結構きた。
「(苦手な相手は)実は自分に一番近い人かもしれない。認めたくない自分の一部を押し込めて、今の自分になったのに、それを人が発揮していたら苦手に思うのは当然だ」というのは、沁みる一言です。
「本当はそれすらも含めて自分の一部で自分の影」だという考え方、どうしたらこういう考えの境地に至れるのかな。それが自力では難しいと思うので、せめて少しでも語られたことを繰り返し考えて、自分の血肉にしていきたい。
1巻でチカン事件に巻き込まれたことがバレた憲人にも「家族には言いなさい。分かった時情けなく思うから」という言葉の思いやりにもなー(泣)
そんなじっちゃんの言葉を受けて取った憲人の行動も好き。
後半ね青森の話もありましたが、話もいいけど、見渡す青森の風景が「ああ、わかるっ!」と思わず膝を打っちゃうような見事さ!
その後の照明が消え、マイクがない状態での能舞台の雰囲気も、漫画でここまで表現出来るのかー、と思った。
それだけで、これらが見られただけで、すっごく得した気分。
成田さんの青森に対する愛を見たような気がします。
知る人ぞ知る
五流派のほとんどが東京にお家元がいらっしゃる現在
各地に細々とイベントなどで観る機会があっても真髄にはなかなか触れられない世界
だからこそ面白いのだけど
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