ヤマザキコレのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
公式副読本ってどのような内容か読み始めるまであまり想像できていなかったのだけれど、実際に読んでみて驚愕
3巻までの内容を全ページ載せた上で各シーン・単語について作者完全監修の上で解説しているだと…!
「魔法使いの嫁」ってイギリスを舞台に魔法使いの世界を描いているものだから、日本人にはあまり馴染みのない描写がいくつか有ったのだけれど、この本を読むことで色々と判明したのはとても良かった
特に読んだ時期がアニメ放送と重なったことで本作への理解がより進んだ気がする
ただ、作者完全監修での解説本という事は直接的でなくてもほぼ答えのようなものでも有るわけで。4巻以降の内容についても今回の調子で解説して -
Posted by ブクログ
ネタバレあっ、これは好きな偏屈ヒロインだ。
モデルはファウスト博士。悪魔メフィスト=フェレスと契約した有名なあの人です。
で。その方がどうしたことかTSし、うら若き少女の姿に。…ニヤリ顔が似合うショートボブの眼鏡っ娘とかたまりませんなぁ。ぶっきらぼうで尊大な物言いの中で時に見せる物憂げな表情もまたおいしい(ゲスか)。
不死の呪いをうけつつも自分だけの悪魔・メフィストを探す彼女の目的は―
思いの外、意外かつ単純明解で笑っちゃいましたがw>目的
とはいえ、捻くれ者の語る目的ですしね。真意はさてどうなのやら…にやり。
なんにせよ、悪魔と魔術が見せるダークファンタジー。
登場人物たちもイチイチ自己主 -
Posted by ブクログ
ゾーイの故郷、蛇髪族の村で起きた事件。
ゾーイとチセ、エリアスは《母の墓》へ向かう。
そこでの体験。ゾーイの出会った存在と示された言葉。
更に、ルーシーの「業」の発動。これで良かったのか?
もしも「次」があったら・・・自分たちはどうするか?
この想いは今後の彼らの心の糧になるだろう。
英国へ帰った後のイースター休暇。
チセとエリアスはセント=ジョージの双子、
サイモンたち協会の面々とチェプストウの地へ赴く。
依頼したのは隣人の歌問馬(マリ・ルイード)。
ある少女の行方を探して欲しい。少女の友も動く。
そして襲ってくる赤帽子と河狸幻。
赤帽子(レッドキャップ)のセリフや、ある因子を持つ人が
襲わ -
Posted by ブクログ
《母の墓》という一族のみが利用する特殊な洞穴、最初のイメージでは一族のみ迎える作りになっているかと想像していたけど、潜ってみるとむしろ一族の者だけを試す作りとなっていたような
チセでも見えない誘いはゾーイにしか見えないもの。けれど、同時にその誘いはゾーイを拒絶するものにもなっている
その誘いに籠められた想いはきっとどちらも本物でどちらも偽物。それこそがゾーイに課せられた試練だったのだろうね
神と人の間に生まれた《母》が投げ掛ける問いは「どちらを選ぶのか?」
《母》にとってその問いの意味は人か神か。けれど、あれが誘いである以上、《母》が導こうとしているのは自分と近しく同じ選択である、人よりも神 -
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メリトゥーリの日記がある!
本編は巻末にシルキーちゃん日記が付いてて、毎回それを読むのが楽しみですが、スピンオフにはまた違う楽しみがありますね。
島国で人外の伝説が色々あるって、イングランドと日本との意外な共通点が魅力ですよね。