永福一成のレビュー一覧

  • 昭和天皇物語 13

    せつなくなります

    大戦前の大戦へ向かう話です
    教科書では、サラリと終わってますが
    このシリーズを読むと、いろいろ考えさせられて
    当時の時代を考えると、こうなってしまうのかと
    せつなくなります
    でもそれだけに一気に読んでしまいます
  • 昭和天皇物語 2

    浮かび上がってくる

    教科書などでなんとなく名前だけ知っている、太平洋戦争で色々な役割を演じた人たちが血肉を持った人間として描かれており彼らも現実世界に実在していたのだと、当たり前の事を考えさせられる
    現人神として今よりずっと神聖不可侵扱いだった天皇陛下が人として描かれておりとにかく読み進めてしまいます
  • 昭和天皇物語 1

    興味深い

    人名としては知っていた乃木大将や、個人的には平和な治世だったので好感を持っていた大正天皇などが血肉を持った人間として描かれておりとても理解しやすい。
    漫画の偉大さを感じる。
    一方でこういった歴史ものの人物史はリテラシーをもちつつ読む必要があるなとも思う。
  • 昭和天皇物語 1
    『ミカドの肖像』を読んで俄然天皇や皇族に関して興味が湧いてきた中で、ちょうどLINE漫画に配信されているものを見つけました。

    2023年現在。まだ連載中なんですね。LINE漫画で無料配信分しか読めていないですが、有料分購入して一気読みしたいくらい面白かったです。

    『ミカドの肖像』で印象的だった昭...続きを読む
  • ビッグコミックスペリオール 2023年19号(2023年9月8日発売)
  • 昭和天皇物語 12
    二・二六事件の顛末を描く。
    陸軍の粛清に動くが、結果、
    軍部大臣現役武官制が復活し、
    さらなる軍部の暴動を招く結果になる。
  • ビッグコミックスペリオール 2023年12号(2023年5月26日発売)
  • 昭和天皇物語 1
     第一巻から発売日を楽しみに購読中。12巻はついに二・二六事件がテーマ。五・一五事件よりも複雑な背景を分かりやすく描いて勉強になりました。昭和戦前はきな臭い時代ですが、そんな中で昭和天皇の真摯な生き方にとても共感します。残酷な描写もなく、この時代に生きる人々を丁寧に綴る物語。原敬、秩父宮、石原完爾、...続きを読む
  • 昭和天皇物語 12

    全く知らない昭和初期のお話

    戦前である昭和初期のお話は、学校で学ぶことも無かったので全くわかりませんでしたが、このマンガのお陰で戦争に向かい負けて行く日本の歴史を学ばせてもらっています。
    昭和64年迄書き続けて欲しいです
  • 昭和天皇物語 11

    だんだんと

    色んな出来事が立て続けに起こるので難しくなってくるが、軍部がだんだん狂気に染められていく感がある。
    俊英永田鉄山の死から・・・。
    名乗らずにタカに電話を掛けるシーンが堪らない。
  • 昭和天皇物語 11

    必読の昭和史

    千葉県野田市関宿に鈴木貫太郎記念館があります。気になってはいましたが、まだ行けてません。こんなに昭和天皇との縁が深い方だったことを知りました。鈴木貫太郎さんの駆逐艦が日露戦争で活躍したことは知ってましたが、それ以降の活躍を知ることができました。天皇の苦労がまだまだ深まりそうですが、最後まで読み続けた...続きを読む
  • 昭和天皇物語 11

    歴史教科書にして欲しい

    昭和生まれなのに、当時現代のことは教育からは何も教えて貰えなかったのが残念
    改めてこういうのがマンガとして読めることが有難い。
  • 昭和天皇物語 4

    ヨーロッパ旅行

    当時の洋行の大変さと、裕仁皇太子の得たものの多さを知りました。現代の我々もヨーロッパの都市では、石畳や町並みに感心してしまいますが、当時の日本から見たらまるで別世界だった事かと思います。地下鉄体験に夢中になるシーンも、欧州皇室のあり方を学ぶのも始めて知り、昭和天皇が愛されたことが分かりました。令和に...続きを読む
  • 昭和天皇物語 10

    令和だから読めるストーリー

    私の親、祖父祖母の世代が持つ、天皇皇后両陛下への気持ちがどんなものだったかが、このマンガを読んで分かるようになって来ました。明治維新を成し遂げた人達や日露戦争の苦難を乗り越えた人達に慈しまれて育ち、ヨーロッパの空気と第一次大戦の戦地を見た天皇陛下、さぞや光り輝く存在だった事でしょう。これからの展開が...続きを読む
  • 昭和天皇物語 1

    素晴らしい

    当時の風景や人物が生き生きとして、能純先生のタッチから、言葉の裏のイメージが伝わってくる。乃木さんを始めとする明治の人達の空気が読めて、マンガゆえに伝わる感動がある。10巻まとめ買いしたので、これからも楽しみです。
  • 昭和天皇物語 10
    「話せば分かる」その声虚しく犬養毅暗殺。一方で首謀海軍将校に対する助命嘆願多数の世論状況。
    満州国の存在により列強に追い込まれ国際連盟脱退。陸軍の派閥闘争と、天皇の軍部統制力低下。
    追い込まれて行く大日本帝国。 国体はこの時点で限界にあったと見える。
  • 竹光侍 1

    読むべし、読むべし……

    映画『犬王』を観て、キャラクター原案を務めた松本大洋に興味が湧き、作画した漫画ということで読んでみた。
    主人公である浪人の瀬能宗一郎は、訳あって郷里の信濃を離れ江戸へやって来た。来て間もないため「~だに」「~なるら」など、お国言葉が度々出てくる(上京したての若者の感があり可愛い)。一見すると狐顔...続きを読む
  • 昭和天皇物語 10

    ついに

    ついに常任理事国の日本が国際連盟から脱退することになります。
    今、ウクライナ問題で常任理事国であるロシアの拒否権について議論されることもありますが、国際連盟の時に常任理事国である日本を過度に追い詰め過ぎて外交手段が断たれてしまったという教訓もあって現在の国際連合があるらしいです。
  • 昭和天皇物語 10

    現在の国際情勢との相似

    最近の国際情勢や国連の機能不全を見ていると、この巻で当時の日本が置かれた状況や国際連盟とのやりとりに色々考えさせられる。全ては同じではないにしても、政治家と軍の闘争、軍の中での争い、国民感情、国家間の思惑など現在の状況の相似形に見えるところが多々ある。昭和天皇の思いとは別の方向に情勢が否応なしに進ん...続きを読む
  • 昭和天皇物語 9

    ついに

    ついにここまできたかという感。
    陸軍も海軍も文民統制からほど遠く、統帥権を持っている天皇すらも軽んじる。