永福一成のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ最終巻〜〜〜〜〜
本当にいい作品でした。なんだろうすごくタメになるとかじゃなくて、ただ物語として、良質なものに触れることができた。生きていくことに楽しみを与えてくれた、という感が強くてうまく言語化できないのだけど
以下徒然
完全に家臣ムーブ森くんなんだけど、時々「瀬能、死ぬな!」って昔の友達ムーブになるのが可愛い
「お勝、行くよ」と他の客が来たから出るねというのと、もうこれで最後の別れというのを掛け合わせる宗一郎も素敵なんだけど、それに敏感に「これ切りなんだね、宗さん」と縁が切れることに気づいて、でもそれを質すわけでもなく、静かに見送るお勝〜〜〜〜〜涙涙涙
あの二人の顔だけのページ、好きだった、、
そうして見送った後で、ようやく涙を流すお勝、、カッコ良すぎるんだよ、、
メシを最後託すのもなんか良いし、そのメシがまずは刀を抜こうとしているのも可愛く切ない、、
みつ屋の団子を食べたいという「我儘者がおられての!」と相変わらずな森改めて大村崎&宗一郎ペア、可愛い〜〜
年老いたメシ肩に乗せてるのも良い、、 -
無料版購入済み
おもしろい
前に武田鉄矢さんがテレビで紹介されてておもしろそうだったので読んでみた
歴史ものが好きなので大変興味深い内容だった
NHKでアニメ版大河ドラマでやればヒットしそう -
無料版購入済み
バスに乗って読み始めたが、冒頭の昭和天皇とマッカーサー元帥の会見を読んで、思わず涙が出そうになった(出ていたかも?)
戦争下手だが人徳のある乃木大将が教育係で、少年だった昭和天皇との相撲を取る写真は有名だが、どのように人格形成されて行かれたのかは知らなかった。
この後、5·15事件、2·26事件、ノモンハン事件、張作霖爆死事件、満州建国、大東亜戦争、太平洋戦争、原爆投下、敗戦、東京裁判、GHQ支配、人間宣言と全国御幸と大事件が続いて行く訳だが、どうされて居たのか興味は尽きない。 -
匿名
購入済み内面に響く作品
この作品は単なる歴史マンガではなく、昭和天皇の内面を丁寧に描いている。 時代の流れの中で、昭和天皇がどのように行動し、何を思っていたのかが生き生きと描かれている。大元帥陛下であり大天皇陛下としての側面だけでなく、一人の人間としての側面も捉えられており、日本人としてのアイデンティティーを見つめ直すきっかけになる作品だ。
昭和天皇については、崩御時のシャッター街のイメージしかない世代もいる。しかし、この作品を読めば、従来あまり知られていなかった昭和天皇の素顔に触れることができる。 東宮御学問所での教育を受ける様子なども描かれており、新鮮な発見がある。
まだ序盤の描写ではあるが、今後の展開が気になる作品である。 戦争への向かい方や、摂政就任、即位の経緯など、さらに深く昭和天皇の生涯が描かれることを期待したい。 -
匿名
無料版購入済み興味深い
人名としては知っていた乃木大将や、個人的には平和な治世だったので好感を持っていた大正天皇などが血肉を持った人間として描かれておりとても理解しやすい。
漫画の偉大さを感じる。
一方でこういった歴史ものの人物史はリテラシーをもちつつ読む必要があるなとも思う。 -
Posted by ブクログ
『ミカドの肖像』を読んで俄然天皇や皇族に関して興味が湧いてきた中で、ちょうどLINE漫画に配信されているものを見つけました。
2023年現在。まだ連載中なんですね。LINE漫画で無料配信分しか読めていないですが、有料分購入して一気読みしたいくらい面白かったです。
『ミカドの肖像』で印象的だった昭和天皇の近代的価値観について、受けてきた教育や皇后候補探しなどその背景を漫画でわかりやすく理解することができました。昭和天皇を取り巻く明治から大正、そして昭和への歴史的なながれも漫画だとわかりやすいです。そして感情移入しやすい...
大正天皇をサポートしつつで皇太子たちの嫁候補を選定する皇后節子の政治家たち顔負けの力強さ(恐さ)と、節子とはちがうしなやかな強さがある良子、会津魂が注入されている松平節子。漫画内で描かれる女性たちも魅力的に描かれていました。 -
購入済み
素晴らしい
当時の風景や人物が生き生きとして、能純先生のタッチから、言葉の裏のイメージが伝わってくる。乃木さんを始めとする明治の人達の空気が読めて、マンガゆえに伝わる感動がある。10巻まとめ買いしたので、これからも楽しみです。
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ネタバレ 購入済み
読むべし、読むべし……
映画『犬王』を観て、キャラクター原案を務めた松本大洋に興味が湧き、作画した漫画ということで読んでみた。
主人公である浪人の瀬能宗一郎は、訳あって郷里の信濃を離れ江戸へやって来た。来て間もないため「~だに」「~なるら」など、お国言葉が度々出てくる(上京したての若者の感があり可愛い)。一見すると狐顔が特徴的なシュッとした男だが、甘味好きという意外な一面を持つ。また、単純な好奇心で長時間蛸を眺めたり、這いつくばって猫に話しかけたりと奇行が目立つ人物でもある。変人キャラが好きな私は甘党であることも相まって「可愛いお侍さんだな」と思ったのだが、知人に読ませてみると「キモ可愛い」とのことだった。
しかしこの甘党変人侍、刀を抜かずとも気迫だけで雑魚を蹴散らすほどのつよつよ浪士なのである。なぜ抜かぬかというに、帯びている刀は竹光(竹で刀を模したもの)なのである。元々は『國定』という刀を所有していたが『我らが対でおれば災いを招くは必定』と売り渡してしまう。この拙文を読む未読の方は「侍のくせにみっともないな」と思うかも知れないが、該当シーンを見てほしい。まるで人を噛み殺さんとする猛獣である。血の気が多い訳でも無いのだが、強い者と手合わせせずにいられないらしく、道場破りを無自覚に繰り返しているらしい。彼に目をつけられた師範は憐れ、弟子達の前で敗北を喫するのだが、瀬能本人は良い立ち会いができたと満足げである。人の心がわからない奇人なのか? と思うかもしれないがそれは違う。
瀬能はこの物語のはじめ、長屋のお隣さんの子供の勘吉と出会う。勘吉は厠に行く途中だったが、明け方の薄暗い時間のせいで瀬能を化け狐と見間違えて粗相。自分だったら最悪な初対面であるが、瀬能は勘吉の着物を洗ってやり、丁寧に自己紹介をする。ここから勘吉と瀬能の交流が始まる。最初は後をつけて遠くから見つめるだけの勘吉であったが、瀬能に団子を貰ったり共に蕎麦を啜ったりして仲の良い友達のようになる。子供と対等に接し、食べ物を分け与える大人に人の心が無いとは思えない。親しくなった者しかわからないが、彼は間違いなく人が好い柔和なお侍さんなのである。
時代劇にありがちな剣気鋭い侍は勿論格好良くて推せるが、甘党でやさしいところがあって少々変わった侍の瀬能宗一郎は個人的に激推しである。