永福一成のレビュー一覧

  • 昭和天皇物語 1

    凛々しい陛下とか分かってない。

    もっとすっとぼけた風貌だったろ。
    あの何考えてるか分からない雰囲気が逆に得体の知れなさにつながって神格化に拍車がかかっていたのに・・・

    まあそれでも内容は読ませるので、楽しみな作品と言っておこうか。
  • 昭和天皇物語 1
    昭和天皇の生涯を描く。
    物語のは、明治天皇崩御から始まります。平成の今と違って現人神だった天皇家という存在で、どんな幼少期を過ごしたのか。周囲の人間は、どんな風に接してきたのか。それが昭和天皇に、与えた影響とは。

    とりあえず、即位してからの物語が楽しみです。太平洋戦争は避けて通れないですからね。ど...続きを読む
  • 月をさすゆび 4

    仏教について

    仏教の教えも面白かったしれんあいも、、、
    出てくる人が個性的で良かったなぁ〜
  • 竹光侍 1
    松本大洋初の原作物、時代劇。
    原作者は松本大洋のアシスタンスをしていた事もあってか、氏の作風をよく分かっている印象。
    松本大洋が繰り返し描いてきたテーマがこの作品にも流れています。
    闇と光、迫りくる狂気、主人公は人間でいられるのか!?
    漫画表現冴え渡る時代劇、刮目せよ!
  • 竹光侍 8
    あー終わっちゃった…
    最後読んだら感動でビリビリきました
    宗さんの気持ちとかいろいろ考えてたら涙でてきた
  • 竹光侍 1
    8巻まで読んだ。能瀬宗一郎の気が漂い、空気が流れ静と破のある漫画だった。能瀬宗一郎のつり目の表情が、クールに見えちゃう。これって完全に、引き込まれてるよね。
  • 竹光侍 1
    松本大洋のマンガで塗り絵したい。
    宗一郎は静脈は透けてなくて白くて所々赤い細かい血管が走ってて冷たくてこりっとした手をしている(筈)
  • 竹光侍 6
    三男に生まれ、お家も継げず、かと言って槍の腕一つで名を成す場もなく、醜男で、恐らく金勘定が絡まないと男色の相手も得られず、神輿大三朗は閉じ込められた世界で生きるしかない中、木久地に挑んで潔く命を散らした様はあっぱれだ。それを見届けた中元の源次が、普段このバカ殿みたいな主人に振り回され、見目が良いから...続きを読む
  • 竹光侍 2
    これは普通の漫画を描くGペンとかで描かれているんだろうか…イメージは竹を割り箸みたいに加工した木切れの先を色んな角度や太さに尖らせて描いている様に見える。
    神輿大三朗と源次の関係性が切ないんだよねぇ…男色家で三男坊で醜男でさぁ、源次は根っからの女好きのノンケでさぁ、強要出来ないのに傍に置いておきたい...続きを読む
  • 竹光侍 8
    ストーリー、絵、キャラクター、あらゆる点でツボ過ぎる。
    ページのすみずみまで配慮が行き届き、かつそれをあざとく感じさせないユーモアと脱力感がスバラシイ。
    読み終わった時の、満ち足りた、すがすがしい気持ちをまた何度も味わいたくなるに違いない、そんなマンガです。

    登場人物すべてが魅力的で、その中でもさ...続きを読む
  • 竹光侍 1
    絵はキュビズム?上手い。

    話はピンポン、花男、ナンバーファイブとかと一緒で
    天才が悩む話。(原作ありだけど)

    だからやっぱり、周りの凡才どもが、とても愛らしく
    とても良作。
  • 竹光侍 1
    これはすごいマンガだ、と驚きました。
    ひとこまひとこまの絵に感じる、徹底したこだわりとセンスのよさ。筆ペンで描かれた世界には、力強さと温かさと繊細さが心地よく同居している。
    なんというか、一般的なマンガの絵とはちょっと違う領域に属しているような。…うーん、見れば見るほどすごいなあ。

    ある日、江戸の...続きを読む
  • 竹光侍 8
    これは、すごい!と思わず唸らされました。絵のタッチ、そして対決のシーン、場面が切り替わる、主人公が持つ暗黒な部分が浮き出てくる感触…全てが漫画という範疇を超えた作品。帯に「松本大洋大団円を描く」と書かれているように清々しい幕が下りました。対照するのは「バガボンド」と思います。活殺の真実に迫ったのが「...続きを読む
  • 竹光侍 8
    巧いんだか、ヘタなんだか解らないような絵だと感じがちだが…
    漫画と認識するより、絵画、またはアートっと認識した方が正解かもしれん。
    古い漫画を知っている人には「劇画タッチ」っと言った方が解り易いと思う。

    なにせ絵が動くように感じる。
    原作者は別な人だが、実に見事なほど松本大洋は自分らしさを出してい...続きを読む
  • 竹光侍 8
    隅々まで楽しく美しい絵で楽しませてくれたこの本も、ついに最終巻。宗さんがお勝さんを置いていっちゃった時には、本気で抗議したくなりましたが、でもほんとに大円団だあー。最後のページの「完」が、昔の大映映画みたいでいい!
  • 竹光侍 1
    私、松本作品の中でこの漫画の主人公である、
    瀬能 宗一郎が一番好きであります。

    今までの松本作品を見ていると、
    親近感が湧き、
    「好き」という感じがなかったのですが、
    この作品の瀬能に関しては一種の「憧れ」があります。

    雲のような人というか。
    大人な純粋さというか。

    真っ白ではないけれども、
    ...続きを読む
  • 竹光侍 8
    ストーリーに関して、激しい起伏というのはないけれど、この画には毎回やられっぱなしだった。もうちょっと読んでいたかった。。。
  • 竹光侍 1
    松本大洋、初めて読みましたが、絵がスゴイ。漫画というよりアート。 絵だけでも見る価値ありですが、話の雰囲気もいい。先が楽しみです。
  • 竹光侍 8
    圧巻。漫画は絵に引っ張られ、吹き出しもあまり目を通さず読んでしまう事がありますが、「竹光侍」は、最後まで、ヒトコマヒトコマじっくり目で読んで、文字も読んで、読みました。そうしないと、作品に失礼な気がしてました。大団円の8巻、刀を振るって人の命を奪う殺生に対して、相反する精神性で在る二人の対峙は、音の...続きを読む
  • 竹光侍 8
    大好きな作品の最終巻と言うことで、心して読みました。読んでいるだけで、こんなに血なまぐささを感じるとは思わなかったです。最近出逢った作品の中では、ダントツで面白かったです。