伊奈めぐみのレビュー一覧
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人間将棋は知っているが、一般の人達が応募で駒になっていることは知らなかった。
だから駒になった人に動いてもらうために、勝ち負けよりも全部の駒を動かすという使命が優先される。
特に右の香車になった人。1回も動かなかったり、動く前に取られたりしたら悲しいですもんね。
対局で着る和服を買いに呉服屋に行く話なんかは、このような本でないとなかなか知ることのできない貴重な話かもしれません。
他には、かつて丸坊主にしたのは自分で散髪しようとしてバリカン失敗し、仕方なく全部刈ることになったとか、
カステラの紙は食べるもんだと信じていて(文明堂のは硬くて不味いと思いながらも)食べていたとか、マンガにピッタリの -
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将棋のプチ情報が知れて面白い。
今回は「対局後の駒の片付け方」ネタがあった。
以前、対局前の駒の並べ方を知ったが、それでは片付け方は?とは考えなかった。
ばらしちゃってるけど、渡辺名人の「駒の片付け方」はテキトー。
将棋の反則のネタも良かった。
プロでもときどきやってしまう反則は?と聞かれれば「二歩」と答えられる。
2番目に多い反則は?となるともうわからない。
答えは「二手指し」のようだ。
これは、相手の手番なのに誤って指してしまう反則なのだが、後手が一手目を先に指してしまうこともたまにあるらしい。
将棋の反則はきちんと覚えていなかったので、今回このマンガをきっかけに調べてみて勉強になった。 -
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渡辺明は佐藤天彦と仲良しなんですね。
共に名人3期の実力者ですが、本年度は4期目をかけての戦いが期待できます。
佐藤天彦がA級でトップになることが条件ですが、いよいよ藤井聡太がA級に上がって来たのでハードルは上がっています。
この第3巻では、藤井聡太が14歳で棋士になり29連勝していることがネタになっています。
第4巻以降で藤井聡太の登場場面が増えるのでしょうか。
渡辺明は「お互いピークの時に対戦することはない。」と言っていますが、2019年の対戦から2勝12敗とコテンパンにやられています。
自虐ネタになっちゃいそうですが、強いからタイトル戦を行っているので、伊奈めぐみさんがどう描くのかを楽 -
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渡辺明さん本人や、家庭での出来事をいじったマンガが面白いが、観る将にとっては将棋ネタが頭に残る。
将棋には3位決定戦がない。記録に残るのも、賞金が出るのも1・2位だけ。
持将棋(引き分け)は対局者が相手に提案して同意されれば成り立つ。
今まで女性の棋士はいない("女流棋士"は"棋士"ではない)。
遊びで指す、直感だけを使った超早指し将棋があることを知った。一手に約1秒で一局2分程で終わるそうだ。
棋士の妻として気を付けていること。「対局で勝っても喜ばない。勝っても負けても同じでいること。」
次の一手を二択で迷った時。どちらがいいか判断が付かな -
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ご夫婦ならではの渡辺名人(当時は竜王)のいじり方が微笑ましい。
結婚当時の話題とか、対局がない時の家での様子などが描かれている。
ぬいぐるみが大好きで何十匹もいて全部名前がついていたり、
本棚は1300冊ものマンガで埋まっていたり、
アボガド、キュウリ、ブロッコリー、カブ、アスパラ…、と野菜が嫌いとか、
将棋がなければポンコツキャラの設定。
棋士は過去に指された棋譜をよく記憶している。
だが、将棋以外の記憶力は良いわけではない。
ジョギング中には暇なので(頭の中で)詰将棋をしているらしい。
将棋のことを考えると危ないから、車の運転はしないという棋士が多のだとか。
スポーツでは勝ったら喜び -
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勉強になる
全然知らなかった将棋の世界を詳しく知る事ができて、勉強になりました。
主人公の渡辺くんの実際のモデルになっている渡辺名人ですが、調べてみたら漫画と絵とかなり似てて笑いました。 -
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進撃の巨人の単行本が待ちきれず
進撃の巨人33巻の続きが2話分収録されています
熱い展開のバトル!
34巻が最後になるようなので、これがラストバトルになります。ラストに相応しい総力戦です
死んでいった仲間を想うリヴァイ兵長
考えることをやめないアルミン
次の展開、仲間の生死。
気になることだらけで、早く続きが読みたい! -
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この前の日曜日(10/18)に渡辺名人の名人就位式が開催された。豊島前名人を倒した8/15の第6局から約2か月経っての式なので感動がやや薄れているのではないかと思うが、一番名誉ある称号なのでそれなりに緊張されたのではないか。
まあ、式の前日の対局(10/17)では、豊島前名人に負けている、返り討ちにあっているので心中穏やかではない就位式かと思うが・・・
そんな中、今日まで温めていた本誌を読み進めると、尚更ながら将棋の面白さが伝わってきた。ぬいぐるみの話がメインではあるが、途中に散りばめられている将棋の難しさは十分解る。
今年の名人戦関連の話は第6巻に掲載されると思うが、発売は再来年なので、 -
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今までのテイストと違って、将棋に負ける側のちょっとシリアスな描写があって面白かったです。先生本人のブログだけではなく、棋士の奥様ならではの取材力だと思いました。
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面白かったです
星が減ったのは、色々な記事を読んで知っていることが増えてしまったからです…
それでも面白かったです!個人的には別マガ10月号がとてもよかったです。渡辺名人は何でも率直に話してくださるところがいいですね。
伊奈先生は棋士に無茶させるなあと思いますが、家族しかそんなことできませんものね。 -
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残念ながら渡辺三冠が渡辺二冠になってしまいました。
第四局を振り返ってみれは、第二局を再現することでリベンジ・挑発する、9五歩で挑発するなど積極的な進め方を行ったが、残念ながら3八銀、8六桂と逆襲を喰らってしまった。驕りがあったのかもしれないが、まだまだ研究が不十分だった面もあるのかもしれない。今年はうまくいけばもう一回対局のチャンスがあるかもしれないので、その対応策は十分に検討して欲しいな。
さて、③については藤井四段(→七段→新棋聖)についても触れています。よもやこんなに早く対戦するとは思っていないし、ましてや冠を一つ取られるとは夢にも思わなかったことと思う。いやーーー、人生なにがあるか判