あらすじ
将棋棋士は人類の代表! 将棋を指して生活している。懸命に勉強し、年に50局くらい戦い、勝てば笑い、負ければ自分のせい。勝ち負けだけに支配された世界。それはまるで人生の縮図だ。棋士は、どんな人たちなんだろう? 何を食べて、何時間寝ているんだろう? 勝負師でも無頼でもない、リアルな将棋棋士の毎日を棋士の妻が漫画にしました。ノンフィクションです!
棋王戦10連覇からの、19年ぶりの無冠。あまりにも濃密な、将棋棋士の日々。ぬいの取材を受けたり、顔ハメ看板にはまってみたり。これまた濃密な、趣味人の日々。そんなものを1冊に詰め込んだ、読み応え抜群ノンフィクション。気付いたら第7集です。
感情タグBEST3
良い。
聡太に負けても、渡辺くんの日常は変わらない。将棋を指し、野球を見、ぬいぐるみを愛する。そんな渡辺くんが再び報われると良いなあ。
Posted by ブクログ
前作の第6巻から約2年。
渡辺明さん、とうとう無冠になってしまった。
とはいえ、藤井聡太8冠以外は皆無冠。
渡辺明さんは、竜王位を弱冠20歳で獲得してから9連覇もしている。
藤井聡太さんが生まれた頃からトップ棋士だったのでいい歳だと勘違いしてしまうがまだ40歳と若い。
常に何らかのタイトルを保持し続けること19年という実力者だ。
羽生善治さんの28年は別格として、藤井聡太さんはタイトル保持期間はまだ4年だ。
今年の"王位戦"挑戦者決定リーグは、白組は渡辺明九段、紅組は斎藤慎太郎八段の首位が確定している。
5/30に挑戦者決定戦で勝てば"王位戦"に挑戦するという実力をキープしている。
渡辺明さんを応援してしまうなあ。
「将棋の渡辺くん」のネタは、ムシとヌイと藤井聡太さんにコテンパンにやられた話になっている。
とにかくタイトルの挑戦者にならないと、ムシとヌイの話だけになってしまう。
Posted by ブクログ
最近休場続きでめっきり拝見することがなくなった渡辺九段。将棋ファンとしてはさびしい。でも漫画の中ではいつもの渡辺くんで、いつもどおりクスリと笑いながら、楽しめた。離婚の話は次刊なのか!?このシリーズは深刻になることはないとは思うけど、ドキドキしながら待機。
Posted by ブクログ
将棋の渡辺明9段の奥さんが書いている漫画。漫画家ではなく素人からこのレベルまで来たのはすごい。渡辺先生の人柄も面白い。書きたいことはだいたい描いたようなのでそろそろ最終巻も近いか?1〜2年ペースくらいで本がでる。一巻から読むことをオススメする。
Posted by ブクログ
昨日(3/11)の22:00からNHKの「グレーテルのかまど」という番組で、渡辺九段の特集が組まれた。番勝負の勝負メシ・おやつとして渡辺九段が大好きなチーズケーキが紹介されていた。先般NHKがクロ現で藤井八冠の特集をした際に、小澤征爾を義理の父に持つ桑子真帆から辱めを受けたことが大問題となったのが記憶に新しい。多分、そのお詫びとして今回の番組が企画されたのだと考えられる。まあ、しょうがない。ここまでされたら許してやるか!と渡辺九段も感じていると思われる。また、番勝負の勝負メシ・おやつの話題なので藤井八冠の名前が何らかの形で出てくると思ったが、さすがお詫び番組であることは徹底されていたようで、藤井と言う名前は一切出てこなかった。そりゃそうだろう。もし出したら、少なくとも私は激怒する、そして小澤征爾の義理の娘について今後もグチグチ小言を言い続けるだろう。
さて本題に入るが、今回も藤井八冠の話で始まり、それの引立て役として渡辺九段がコミカルに描かれている。だが、ちょっと笑えない。冠サーバーであることは事実なのだが、それをここまでネタにするとやはり笑えない。最後にちょっとはフォローしているけど、本人はそれ程気にしていなさそうに描かれているけど、本当のところはかなり心理的に追い詰められているのではと心配している。まあ、その様なネタでないと本書の意味が無いのかもしれないが・・・八冠ならぬ次回の第8巻は来年夏に刊行される予定だが、新しいアイテムが出てこなかったら、よもやよもやとなるかもしれない。渡辺九段御本人はマイペースだから漫画に対してスタンスは変わらないだろうから、伊奈さんがいろいろな人からご意見を伺って、切り口を変えて連載を進めることも考えてくれたらなと期待している。
Posted by ブクログ
6巻ラストと同様、ストップウォッチで決めそうになる連載継続……。それはともかくとして、この漫画の肝は将棋がとても強いのにどこか常識のねじが外れている渡辺九段という設定(いや、事実だが)なので、渡辺九段にはこれからもタイトル戦に出てくる強さを続けてほしいなぁと思うのです(非公式レーティングでは最近6~14位集団に飲み込まれていて、気になるのです)
普通じゃない人も普通の日々を
漫画家の奥様、プロ棋士のご主人。
普通じゃない人かもしれないけど、二人のご家庭は普通の優しい日々を過ごしてる。
優しいご夫婦の日常を垣間見てほのぼのする。
でも、時々、将棋に対して真摯な姿も見れる。そして、それを上手く言語化してくれてる。
妻と二人でゲラゲラ笑って読みました。