石川智健のレビュー一覧
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匿名
購入済みタイトルと表紙デザイン通り、オーソドックスなゾンビもののお話です。
世界中でゾンビが発生し、その原因を突き止めるべく、
研究員たちがゾンビに追われながら、原因究明に奔走します。
ゾンビたちと応戦するシーンは緊迫感があり楽しめました。
が、常識レベルを超えた遺伝子学の話題には、
へぇ…そうなんだ…ふーん…と、流し読みするしかなく、そこは正直楽しめませんでした。
理解出来無いことは無いけれど、初耳な専門用語が多く、説明調で、話のテンポが削がれた感じです。
ホラーミステリとのことですが、ミステリ要素は少なめです。
せっかくのゾンビモノだから、もっと恐ろしい雰囲気を期待していましたが、
登場人物が -
Posted by ブクログ
人類に与えられた7日間の試練とは。ゾンビに覆いつくされたこの世界に審判が下される-。
初めての石川智健san。
そして、本棚でも初めての「ゾンビ」小説となりました。
主人公の香月百合(かづきゆり)が新宿の予防感染研究所に休日出勤する「一日目」からスタート。WHOのサイトで、アフガニスタン等の紛争地域で、人が狂暴になったという記事を発見。その後、ニュース映像で人が人を襲う暴動が日本各地で起こりだす。ゾンビの襲撃をかいくぐりながら、ゾンビ化の原因を究明する「七日目」までのお話し。
医学博士の加瀬、管理人の市川、研究者の下村、途中で合流する警察官の一条たち。
一条と加瀬の過去には驚きましたが -
Posted by ブクログ
『ため息に溺れる』
読み込めば、滲み出てくる深い意味に非常にそそられた作品である。
これ程までに、タイトルから内容が全く予想できない本は無いのではと感じる。(個人的にではあるが)
本作は、名家の蔵元家で自殺が起こり、捜査を任された刑事・羽木薫が、自殺の理由やそこに隠された背景に迫る物語。
ただ、話の進み方は平行で、最後に突然山を登りだす感じ。
「名家での事件といえば」と言う感じの進み方をするので、少し勿体無い部分もある。
そのでも、推理小説としての評価はかなり高く、話の作りもしっかりとしている作品なので、読んでいて面白いところは多い。
タイトルから溢れ出る魅力に惑わされたら、ぜひ手に -
Posted by ブクログ
老朽化により修繕不能となったタワーマンション。
海外の投資家たちは住居を手放したり、同郷の人間を住まわせたり…。
結果、怪しく得体の知れない人間が流入し、日本人の住人が逃げるようにいなくなった。
それが通称・トウキョウマンションである。
そのなかにある「ケーケラの赤い雨」のパテラが売るカレーは、ぼったくりなのか情報があるのか?謎であるがちょいちょい登場する。
実際マンションの管理人であるキエフこそが、何者なんだろう?であるが…。
まともな人は、住んでいないと思われるマンションに次々と現れる犯罪者、マフィア、悪徳警官。
最後にわかるのはキエフの役目。
「人々は、国家というものに振り回されてきた -
Posted by ブクログ
立川署の刑事2人が自然死と判断された女性の日記の内容が気になり、休日を利用して動く。
女性は、離婚していたが息子がいてその成長を喜んでいるかの内容が記されていた。
だが彼女の息子は幼い頃に亡くなっていたのだ。
身寄りのない彼女の死を残された人に伝えるべく、2人が行った先は、西多摩郡にある二荘村である。
村ならではの伝統や風習、そして言い伝えなど。
まさに一昔前のサスペンスドラマでも見てるかのよう。
人を喰らうという噂のある村。
亡くなっているはずの息子を監禁しているという村の三役やその彼が逃げたという後に次々とおこる殺人事件。
終幕での語りにいったいこれは…となる。
2人の刑事 -
Posted by ブクログ
石川智健『警視庁暴力班』朝日文庫。
型破りの元スポーツ選手たちで組織された警視庁暴力班がアメリカから日本に渡って来た連続殺人鬼ジョン・ホワイトに挑む。
警察組織の闇と日米の微妙な関係を背景にした警察小説であるが、全てに於いて物足りない。
連続殺人鬼の背景も描き切れていないし、あれだけ手こずったはずが最後はあっさり捕まるし、微妙な立場に立たされたキャリアの北森も何となく助かった感じで、全てが納得出来ない不満足な内容だった。
警視庁暴力班と呼ばれる警視庁組織犯罪対策特別捜査隊特別班を率いるキャリアの北森優一は4人の部下たちが度々起こす暴力沙汰に辟易していた。
北森は政治家の父親が日米関