【感想・ネタバレ】闇の余白のレビュー

あらすじ

覚醒剤の密輸現場で逮捕された暴力団員・雨夜。“いい刑事”にしか話さないと黙秘していたが、やけに身なりのいい警視庁捜査一課の刑事・滝田に会ったとたん、自供を始める。そして雨夜は、覚醒剤密輸で逃亡した人間に加え、品川で起こった暴力団幹部殺害の犯人を教えるという闇の“司法取引”で不起訴にしろと持ちかけてきた。彼が明かした殺人犯に戸惑いを隠せない滝田。しかし、それは迷走する捜査の始まりに過ぎなかった……。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

犯罪は良くないけど、誰しも守りたい人がいると
言う事を強く受け取りました
その為にここまで準備出来て実行に移す執念と
頭の良さには驚きました
現実にも児童養護施設の方の性被害などが
ニュースになる事もあるので
悲しいけど現実にあるんだと思いました

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2025年01月11日

Posted by ブクログ

見事なオープニングと目の離せない展開 - 石川智健「闇の余白」★★★★☆

抜群に面白かった。エピローグの奇抜さから、第1章の導入が強烈で目が話せなかった。最後が独白だったのが若干残念だったけど、謎さ満点のオープニング、闇法定取引、どこか影のある登場人物たちどれも見事だ!映画化してほしいけど地味になっちゃうのでやらないだろうな。
動機や手法に無駄がなく、また無駄に長くなっておらずエンタメとしては満点の出来だ!

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2023年10月27日

Posted by ブクログ

覚せい剤密輸現場で逮捕された、暴力団員の雨夜。彼はその前に起こった暴力団幹部殺害事件の犯人を知っているといい、それをネタに司法取引を持ち掛ける。雨夜の証言によって犯人は逮捕され、その犯行も確実視されるものの、まだ終わった感のない事件。真相はいったい何なのか。
雨夜の謎めいた行動の数々に振り回されます。「いい刑事」っていったい何なんだ、とか。釈放されたにも関わらずあえて警察の護衛を依頼するのも疑問だし。そして冒頭で描かれた、あまりに奇怪な拉致事件の意味がさっぱりわかりませんでした。何のためにわざわざあんなことしたの?
もちろんすべてはきちんと明かされ、そして理解したときに雨夜のとてつもない計画に愕然とさせられました。いや、考えてみるとたしかにそれ以上の手はないです。でもこれは思いつけなかった……。そしてとてつもない「悪」の存在にぞっとさせられます。

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2022年07月24日

Posted by ブクログ

お兄ちゃんがキレ者なのか肝心なところで詰めが甘いのかキャラがはっきりしない。妹は悪い男に引っかかりすぎだよ…。

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2022年08月16日

Posted by ブクログ

ネタバレ

暴力団員の雨夜が覚せい剤の密輸で現行犯逮捕されて、同時期に発生した殺人事件の犯人を教えることで不起訴にしろ、と司法取引を持ち掛けてきて・・・という。

面白かったですけどね。こう、ストーリーに意外性みたいなものがあんまりなかったかな。なんとなくの善人ぽさとか一見ひどいことしてるようでも実はそうではないんだろうなとか思って読んでしまう。さすがにそのままってことはないだろう、みたいな。

あとこの手のミステリというかサスペンスなお話だと児童養護施設がでてくると実は裏で(性的)虐待がお約束になってきてしまってる感がないですか?

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2022年08月16日

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