あらすじ
製薬会社の研究員、三浦陽介の死体が自宅で発見された。警察は当初、事件性も疑って捜査した。なぜなら、「研究所の人間が人体実験をしている」と告発する怪文書が研究所内で発見されていたからだ。だが、1ヵ月経っても三浦と怪文書は結び付かず、アレルギー発作によるショック死と断定、事件性はないと判断された。その2週間後、経済学捜査員・伏見真守が向山製薬を訪れた。伏見は三浦の死に他殺の可能性があることを示唆した!
※本作品は 2016年10月13日まで販売しておりました単行本電子版『エウレカの確率 経済学捜査員とナッシュ均衡の殺人』の文庫電子版となります。 本編内容は単行本電子版と同じとなります。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
前巻で一緒に捜査をしていた人とコンビを組んで、というわけではなくて、毎回相方さんが変わるみたいですね。毎回変わるのは常に新鮮でいいのですが、個人的にはずっと同じ人と一緒に捜査をしていった方が好きです。
文章が読みやすく、すぐに世界に入り込めて一気読みしてしまいました。言いづらいことを淡々と言う主人公は読んでいて気持ちがいいものです。
Posted by ブクログ
シリーズ第二弾。
猫背のスイーツ男子で、経済学捜査員・伏見が、大手製薬会社の闇に挑む。
大手製薬会社の食堂で、自社の告発文書が見つかった。まあ、自宅で研究員が謎の怪死を遂げる。
果たして、二つの事件は繋がっているのか?
殺人事件を経済学で解決に導く一風変わった捜査員・伏見が活躍するミステリーです。
Posted by ブクログ
大手製薬会社の食堂で、自社の人体実験を告発する文書が見つかった。慌てるコンプライアンス課をよそに、研究員が自宅で怪死。事件性が疑われるも、研究員はアレルギー発作によるショック死と断定される。
Posted by ブクログ
シリーズ第二弾。
女性捜査官とのコンビで続くかと思いきや、今度の同行する相手役は事件のあった会社の職員に変わっています。
あくまで主人公の伏見にフォーカスを当てて、相方を変えていくスタイルでしょうか。
アナフィラキシーと無痛症の話。
驚く結末ではなかったが、キャラが面白い。