石川智健のレビュー一覧

  • 本と踊れば恋をする

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    いろいろな本が登場するので、きちんと読んでみたい気持ちにさせられる。ライ麦畑でつかまえてみたいにタイトルを知ってるだけの本だとか。短編ごとに話がまとまってるので読みやすいし、登場人物が少しずつ交流を深めていくのも微笑ましい。次の話も読んでみたい。

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    2021年01月25日
  • 60 誤判対策室

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    初めての作家さん。老刑事有馬、若手弁護士、女性検察官の3名から成る「誤判対策室」に配属され、無罪を訴える死刑囚を再調査する。半年後、有馬が小料理屋の客が殺人を仄めかしていたという情報を入手し、冤罪調査に動き出す。途中、中だるみもあったが終盤息を付かせぬ展開。表紙がWOWOW連続テレビ化された時の配役で舘ひろしが扮しておりイメージができてしまった。

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    2020年05月19日
  • 60 誤判対策室

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    ★5に近い★4ってことで
    刑事、弁護士、検事の3人からなる誤判対策室が
    死刑囚の冤罪を調査する話
    3人はそれぞれ思いがありそれが徐々にあきらかになる
    冤罪調査もまた難航しながらも真相に迫る
    おもしろかったです

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    2020年04月12日
  • この色を閉じ込める

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    嘘のようなウソの興味深い仕掛け - 石川智健「この色を閉じ込める」 ★★★★☆

    なかなか興味深い仕掛けだな!ウソのようなウソって感じでしょうか。
    タイトルのなぞは取ってつけたような最終章で明かされますが、そこはいらなかったと思う。
    そしてこのタイトルは著しく引きが弱いので改題したほうがいいかな。「時をかける嘘」なんてどうだい!?映像化のときは、宮下草薙の草薙さん主演でお願いします。

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    2023年10月27日
  • この色を閉じ込める

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    ネタバレ

    殺害された女性が書いていた日記をもとに、ある村の真相を探っていく話。ミステリー物。
    最後まで読んで、タイトルの意味がわかった。そう考えると怖いな。
    うーん、村人のみんながみんな嘘ついてるけど、本当の悪役はあの人しかいなかったんじゃないかなと思う。タイトル通り、色を閉じ込めてしまった人しか。でも、村の重役はいなくなったし、これからどうなることやら。……むしろ、それが最初から狙っていたなら怖って思った(唯一生き残った家族だし)。

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    2020年03月04日
  • ため息に溺れる

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    医者の名家の自殺事件と都内での刺殺事件を通して、人間の二面性がよく描かれてる
    だれもが心の奥に闇を潜めているが、周囲との関係と自分自身を保つために、それを吐き出して楽になる事はできない
    そんな中庸一郎の生き様が家主として断トツに賢くカッコ良く見えてしまったなあ
    でも警察の偽証は腑に落ちない、、もっと綺麗に容疑者を落としてほしかったし、できれば舞子のシーンは見せ場なはずだからもっと鮮明にドラマチックに表現してほしかった、、これは個人的な好みだけど、、
    ため息に溺れてしまいました、と書いた時に以前そう口走った伊藤の影を見て、もしかしたら障害があっただけでお互い気持ちがあったのではないかとか思ってし

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    2019年12月30日
  • ため息に溺れる

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    病院の家系に養子に入った男の自殺
    その再調査を依頼された女刑事
    展開は遅いが中盤から進展しだし終盤へ

    良かったと思います

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    2019年12月12日
  • 60 誤判対策室

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    ネタバレ

    刑事と検事と弁護士で構成された「誤審対策室」。
    設定がなかなか面白かった。
    事件についても最後まで面白く読めた。
    続編があるようなので期待。

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    2019年11月27日
  • キリングクラブ

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    主人公が働く「キリングクラブ」は、サイコパスが訪れる会員制クラブ。その会員が殺された。容疑者はキリングクラブの顧客3名。誰が殺したのか、その理由は?というミステリー。
    サイコパスという不思議な(一般的ではない)人物像がたくさん登場し、また、秘密裏に営業されているキリングクラブの存在が異質感を感じさせ、物語に引き寄せられた。
    自分的にはオチが少し見えてしまったんだけれど、楽しめた作品。

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    2019年08月31日
  • キリングクラブ

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    謎の殺人事件が繰り返されるあたりまでは楽しく読めてスリルもあった。逆に真相がわかってからはちょっと微妙。この展開でどんでん返しをするにはあの結末しかなかったんだろうけど。他作品も気になる作家ではある。

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    2019年07月09日
  • ため息に溺れる

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    ネタバレ

    本の帯に惹かれて購入。
    帯の通り最後10ページで世界ががらっと変わる。

    主人公は刑事。地域の名士である蔵元家で起こった自殺事件の再調査に巻き込まれる。
    自殺した指月は、天涯孤独ながら周囲に愛され、医師になり、跡継ぎのいない蔵元家の養子に迎えられた。蔵元家の娘と結婚もし、医師としても申し分なく見えた。
    なぜ彼は自殺したのか。本当に自殺なのか。
    主人公が暴いていくドロドロの人間関係。

    その中で、最後の指月の思いにゾクっとした。
    舞子のまっすぐ過ぎる思いも怖いが、指月の方が得体がしれなくて恐ろしい。彼は自分だけが大切だったようだ。

    ちょっとした違和感の部分は最後で奇麗に回収していて読み応えがあ

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    2018年09月11日
  • アクトアップ 警視庁暴力班

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    警視庁暴力班シリーズ第2弾です。
    前巻よりも暴力班の関係性がわかっているので、読みやすかったです。
    班長の北森が成長(?)していて、オドオドしてないのが良かったです。

    話しはなんとなく先が読めてしまいましたが、まぁ、ハラハラドキドキしながら、楽しく読めました!

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    2026年02月12日
  • エレガンス

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    東京大空襲の時代に殺人事件を追う実存した2人の小説。1人はカメラマンで実際に空襲をライカで記録。もう一人は鑑識官。かの「吉川線」を考案した人物。
    2人の協力の元に事件を解決。

    ミステリーよりも、この空襲の惨劇。この時代だから、市井の人々は思い通りに生きたい。
    ラストの空襲は圧巻である。
    26/01/24 5冊目

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    2026年01月24日
  • 警視庁暴力班

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    石川智健さんの作品、初読みです。
    2026年初作家、4人目です。

    この作家さんの『エレガンス』という作品がこのミスのベスト10に入っていたので、とりあえず他の作品もということで読んでみました。

    猟奇犯罪ということで、けっこう好きな作品かもと思いましたが、ちょっとテイストは違ってました。

    主人公の北森は警察キャリアなのに父親の衆議院議員の政治的な発言の為、懲罰人事的な感じで暴力班へ。

    やりたい放題の捜査をする暴力班の班長だけど、尻拭い役。

    頼りない北森が暴力班に染まっていって、男子が好きそうな展開。

    おじさんのラノベだとレビューを書いている人がいましたが、なんとなくわかるかも。

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    2026年01月17日
  • エレガンス

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    戦時下の東京が舞台のミステリです。
    「このミステリーがすごい!2026年版」第8位だったので、気になって読みました。

    戦争とは地獄なんだということが、これでもかと書かれていて、本当に読むのが苦しかったです。
    3/10の東京大空襲のことを知らなかったので、10万人も亡くなったと知ってショックでした。
    空襲の描写が目を覆いたくなるほど辛くて辛くて…なんでこんなに酷いことが行われたのか本当に理解できないです。
    そんな戦時下に〈釣鐘草の衝動〉と呼ばれる、花のように広がったロングスカート姿で縊死した女性の遺体が連続して見つかります。
    自殺なのか、それとも他殺なのか?という謎を、警視庁写真室勤務の石川光

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    2025年12月27日
  • エレガンス

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     戦時中に起きた婦女連続殺人事件。綺麗な死に顔と、首を吊って亡くなっていたことから、警察は自殺と判断し、捜査をせずにいた。そこに『吉川線』の生みの親である吉川が捜査をすることに。
     これまで死体を写真に収めていた警視庁写真室所属の光陽と吉川がコンビを組んで連続殺人事件を追っていくわけだが、人が何人も亡くなっているこの状況で、ほんの数人の殺人事件を追うことに意味を見出せない光陽だった。
     吉川はなぜこんなにも殺人事件に執着するのか。

     吉川の真意に触れた時、尊敬の念と、ただただ感謝の気持ちしかなかった。

     物語の最後の方で、戦争の状況を描いた文字だらけの4ページは作者の思いなのか、鬼気迫るも

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    2025年12月19日
  • エレガンス

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    東京大空襲の様子がこれでもか、というぐらい克明に、残酷に描かれている。
    そんな戦時下、エレガンスに生きようとする者たち。そしてその結果、殺人が起きる。
    アメリカ軍による殺戮の中、女学生が次々とエレガントな服装で殺されていく。
    モノクロの戦場とカラーの洋装、そしてライカ。
    この対比が面白い。

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    2025年12月18日
  • エレガンス

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    太平洋戦争末期の東京。洋装の女性の連続不審死を捜査する内務省防犯課の技師・吉川と警視庁写真室記録係の警察官・石川。実在した二人を主軸に、戦争の地獄とその時勢でも抵抗を貫いた様々な人々を描く戦時下ミステリ。

    ミステリ好きならピンとくる「吉川線」の生みの親吉川澄一が出てくるだけでも期待が高まる。空襲で多くの人が無惨に亡くなる中、自殺とも思える数人の女性の死を捜査する意義を見出せないでいる石川。「罪を見逃すのは、罪を許容することと同義なんです」吉川が語った言葉が重い。

    空襲の惨禍、死にゆく人を記録写真に残すという任務に疑問を抱く石川が、吉川の毅然とした姿に自らの任務の重さを自覚していく過程がいい

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    2025年11月28日
  • ため息に溺れる

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    ネタバレ

    出だしで答えは出ているのに、ここからどうやって面白く出来るのかと半信半疑で読み始めました。
    結末につながるヒントが少なく、完璧に予測出来る読者は少ないのではないかと思います。最後はどんでん返し、というよりは「そういうことなのね」という感想でした。

    本当の死は身体の死ではない。身体の痛みや苦しみ、生が遮断される恐怖よりも、心の傷は耐え難い苦しみであり、本当の死をもたらすということ。
    その恐怖に抗う様子を究極的な心理描写で描いている作品です。

    個人的に登場人物達にフォーカスしたり感情移入しずらい描写だなと感じたのは、もしかしたら作者が本当に言いたかったことがたった一つだったからなのかもしれませ

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    2025年11月12日
  • 60 誤判対策室

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    法廷ミステリー、たまにじっくり読みたくなるけど専門用語や難しい司法制度など勉強にもなる。誤判対策室の3人はキャラクター的に惹きつけるには弱かった気がするけど真実を追う過程はぐいぐいとラストへと導いてくれた。最後の最後、真実は暴く人に委ねられるという形が少しモヤっとするけどそんなものかな。

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    2025年09月26日