矢樹純のレビュー一覧

  • マザー・マーダー

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    ネタバレ

    第一話では引きこもりの息子可愛さに隣家のクレーマーと化す母親、第二話では同僚相手に息子愛を滔々と語る母親、第三話では溺愛する息子のために監禁まで手を染める母親…と梶原美里の母としての過激な一面が徐々に顕になっていく。
    美里もヤバいが、各話の登場人物も普通の顔して暮らす一癖ある人物ばかり。
    戌亥と野崎の経験から9歳息子の漢字の勉強の必要性を再確認w
    終盤は“梶原家の秘密”で頭の中がごたついたが、第三話の美里の狂った願望が伏線となって回収されたラストは全て塗り潰されるお先真っ暗の奈落…おぞましさしか残らへん…。

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    2025年03月02日
  • 血腐れ(新潮文庫)

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    『妻は忘れない』を最初に読んで矢樹純さんのイヤミス✕ホラーの短編集にハマり『夫の骨』『マザー・マーダー』なども既読。本書で6冊目となりました。

    こちらは6編のホラー・ミステリーでしたが、ここ最近日中に読書する時間がなく、寝る前が唯一の読書タイム。しかしこの本は寝しなに読んではいけない本でした〜。

    部屋の電気を消したくない〜。夜中にトイレ起きたくない〜。だって思い出しちゃうんだもの….⁠(⁠T⁠T⁠)

    表題作の「血腐れ」を始め、「魂疫」「骨煤」など6編のタイトルだけでもただならぬ雰囲気があってザ・日本のホラー・ミステリーを堪能したい人にはおすすめの1冊です。

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    2025年02月26日
  • マザー・マーダー

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    もう少し親子の確執?のような
    リアリティのある物語かと期待していたが、
    気の狂いすぎた母親の話で少し残念。

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    2025年02月21日
  • 血腐れ(新潮文庫)

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    ホラー短編集。どの話も家族にまつわる怖い話。「声失せ」が一番良かった。どんでん返しもあってミステリー要素もある作品。ラストで全て納得できる。おもしろかった。

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    2025年02月10日
  • マザー・マーダー

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    母と子がテーマの怖い短編集。それぞれお話が独立しているのかと思ったら実は繋がっている。梶原美里と息子の恭介。この2人の秘密が分かっていくにつれ恐怖も増していく。おもしろかった。

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    2025年01月31日
  • マザー・マーダー

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    矢樹純沼にハマってる。イヤミス連作短編集で、これでもか これでもか のどんでん返しと 罠にやられる。どれも 母目線で 濃くてねっとり感が 進むうちに 快感になるような感じ。あっ 第3話は バイオレンス的でちょっと違うかもだけど 母はちゃんと登場する。えっ、どうなっちゃうの?ってところで 次の話が始まって ページはどんどん進む。最後の最後、あ〜そうきちゃうか!で スッキリはしないけど そこがクセになっております。

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    2025年01月21日
  • 残星を抱く

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    静かに進むミステリーなのかな?と思ったら 意外とアクション満載で、映画的で、好みは分かれそう。追い詰められていく主人公が 前半と後半じゃ 別人のようで ちょっとなぁ〜だったのが残念。散りばめられた人々のドラマが 「やっぱ そうだよね」で片付いてしまうし、犯人がわかってしまう(笑)でも 先へ先へとページをめくってしまうのは 筆力のなせるワザだと思う。「血腐れ」「夫の骨」「残星を抱く」…「血腐れ」がチャンプ本かな。

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    2025年01月17日
  • バカレイドッグス Loser(1)

    無料版購入済み

    続編はうれしい

    キャラが魅力的です。
    反社版ブラックジャックというか。
    すごく印象的だった前作がわずか3巻で終わってしまい、
    なんで~って感じだったんですよね。

    続編が読めるのはうれしいんですが、
    なんか絵が下手になったような…?


    #怖い #ダーク #カッコいい

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    2025年01月16日
  • 夫の骨

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    矢樹純さん2作目。9つのどんでん返し、これでもかこれでもか〜と攻めてくる。どれも 突き進んだ先の結末に そうきたか!と あれ?が交互にあって ちょっとなー的になってしまった。個人的には「柔らかな背」と表題作が好きかな。もう少し 矢樹純さんを読んでみたい。

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    2025年01月15日
  • Jミステリー2024~FALL~

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    ネタバレ

    【収録作品】
    「刑事(デカ)の食レポ」誉田 哲也
    「あなたは知る由もありませんが」辻堂 ゆめ
    「Black Beady Eyes 黒きつぶらな君の瞳」矢樹純
    「沼の底、さらに底」川瀬七緒
    「神通力」秋吉理香子
    「いじめの子を殺しに」平山夢明

    「刑事の食レポ」は、姫川玲子シリーズ。といっても、魚住久江が過去に関わった事件の話。
    「あなたは知る由も……」は、だから何? と思ってしまった。
    「黒きつぶらな君の瞳」は、この中では最もミステリらしい話だと思った。
    「沼の底……」は、どっちもどっち。不愉快でしかない。
    「神通力」は、イヤミスではなく温かい結末。
    「いじめの子を……」は、テーマはともかく

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    2025年01月09日
  • Jミステリー2024~FALL~

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    「刑事の食レポ・誉田哲也」
    「あなたは知る由もありませんが・辻堂ゆめ」
    「Black Beady Eyes黒きつぶらな君の瞳・矢樹純」
    「沼の底、さらに底・川瀬七緒」
    「神通力・秋吉理香子」
    「いじめっ子を殺しに・平山夢明」
    全編書き下ろしが嬉しいJミステリーシリーズ第6弾。

    お目当てにしていた、辻堂さん、矢樹さん、川瀬さん、秋吉さん、どれも面白かった。

    短編ならではの切れ味が秀逸だったのは矢樹さんと川瀬さん。
    この二作は完全にやられた感。

    心拍数を上げながら読み進め最後に待ち受けるどんでん返しに驚愕。

    これぞ短編の醍醐味。

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    2024年12月21日
  • 夫の骨

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    帯に書かれている通り、どんでん返しの短編小説。
    短編をあまり読まないので若干物足りなさも感じたが、ちゃんとミステリー!怖かった。星3.5かな⭐︎

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    2024年10月28日
  • 残星を抱く

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    刑事の妻である主人公柊子、すごいわ~。
    峠での煽り運転を振り切ろうとする運転技術、山中でプロを捲こうと走る脚力、、
    誰が味方で誰が敵なのか、ハラハラしっぱなし。

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    2024年07月21日
  • 本格王2023

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    好きな作者さんばっかり。短編が故にまだ足りない、もっとこの人の書く話を読ませて!となるので販促効果は絶大。

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    2024年07月04日
  • 夫の骨

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    読者の見識を巧みに導きながら、こういうことだろうという読みを裏切り、その先をいく展開がどの短編にも用意されている。
    所謂「女は怖い」的な話が中心と思いきや(それも多いんですが)、フッと胸が軽くなるような話もあり、その緩急が短編集として単調になることを防いでいる。

    やや気になったのは、ミスリードさせようとする意図のようなものが話によっては少し強く感じた点。

    秀逸だったのは表題の「夫の骨」。タイトルに込められた意味が読み始めと読後で全然違うという、優れたミステリーのお手本のような一編。





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    2024年05月02日
  • 残星を抱く

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    ネタバレ

    矢樹作品、3冊目。毎回夫婦ストーリーで興味深い。今回は刑事とその妻(柊子)の話し。妻の周りで起こる不可解な出来事が頻回。トラックに襲撃される、自宅マンションに不審なヤクザっぽい男(結城)、警察の監察官。柊子は夫に相談せず、幼馴染(葛西)に相談する。そして夫が首を吊った状態で発見される。さらに夫の手帳には柊子の父親が起こした死亡事件の真相が書いてある。その手帳を巡り、結城、監察官、さらに葛西までも入り乱れる。柊子の強さは桐野作品・OUTの雅子級。面白かったが、どんでん返しの連続で最後には飽きがきたような。③

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    2024年03月30日
  • 夫の骨

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    家族の裏の顔や闇をテーマにした短編集。全体的にイヤミス的な感じだけど、どれも話は引き込まれて読みやすかった。
    「ダムの底」のような「え?そういうこと?」って二度見したくなるのが好き。

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    2023年10月27日
  • 本格王2023

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    ネタバレ

    【収録作品】「ある部屋にて」 今村昌弘/「転んでもただでは起きないふわ玉豆苗スープ事件」 結城真一郎/「二〇XX年の手記」 潮谷験/「血腐れ」 矢樹純/「同好のSHE」 荒木あかね/「モーティリアンの手首」 白井智之/「ハリガネムシ」 道尾秀介

    「ある部屋にて」 倒叙形式に一ひねり。
    「転んでも……」 「ゴーストレストラン」を舞台にしたブラックな安楽椅子探偵もの。シリーズの1編。燃えさかるアパートに、「女」はなぜ勇んで飛び込んでいったのか。
    「二〇XX年……」 近未来の独裁国家のある特別な人間を集めた集落で起きた事件を描く。
    「血腐れ」 ホラーミステリ。
    「同好の……」 夜行バスで出会った二

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    2023年09月13日
  • 本格王2023

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    どれも面白かったけど
    結城真一郎さんの「転んでもただでは起きないふわ玉豆苗スープ事件」と道尾秀介さんの「ハリガネムシ」が好き!
    特に道尾さんの音声を聞くと「事実」が分かるっていう趣向がすごく面白かった!!

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    2023年07月11日
  • 妻は忘れない(新潮文庫)

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    イヤミスの系統だと思っていると、所謂胸糞な展開はあまりなく、結末でカタルシスのある話がほとんど。オチのインパクトもほぼ想定内と言ったところ。読みどころはそうした部分より、キャラクターの細密な心理描写だろう。リアルとはもしかしたら少し違うのかも知れないが、異様な説得力があって、表題作や「無垢なる手」での、自分で自分を追い込んでいくような、一人称は読んでいて息が詰まる。

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    2022年11月25日