綾崎隼のレビュー一覧
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☆3.8
舞原と千桜の物語、ついに最終幕。
結局別れることを選んだ吐季と緑葉。緑葉は歩夢と共に外国へ、吐季は日本で鬱々と暮らす。そして10年が過ぎ、復讐を忘れない麗羅に「手始めに舞原吐季を殺す」と言われた吐季は指定の場所へ向かう...。
結局どーなんの?!悲劇って煽ってるんだからどうせ悲劇endなんでしょうから期待せずに読もうっと!と思っていたら、まさかのハッピーエンドでした。みんながみんな完全に完璧にハッピーってわけじゃないけれど、このハッピーエンドは緑葉のまっすぐな想いか無理やり引き寄せたのかな、とも思ったり。しかし吐季よ、情けないな...。 -
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ネタバレ原作未読。花が割とたくさん描かれているんですね。表紙の紫陽花もとても綺麗!吐季に助けられた緑葉が自分の恋心に気づくあたりは、早いなと思ってしまったんですが、彼女の男勝りなまっすぐさを見ていると、こういう子なんだろうなと。でも心の中では結構乙女な人で、ちょっと意外に思ってしまったり。特に緑葉の心の動きに戸惑う部分が多かったので、原作を読んで、心の機微によく触れてからコミカライズを読むべきだったなあとちょっと反省。すぐにでも原作を買ってこよう…。でも、これからどんどん悲恋展開が待ち受けているなら、緑葉の猪突猛進さや根性は読者にとっても心の支えになりそうだなと。シリーズ続けて読んでみたいです!
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ネタバレある雨の日の深夜、アパートの前で行き倒れていた譲原紗矢を介抱した舞原零央。
行く当てのない彼女はここに置いてほしいと懇願し、同居生活が始まる。1ヶ月が経とうとした頃、紗矢はここへ辿り着いた経緯を語りだす。
しかし、彼のほうにも彼女に話していない秘密があって。。。
今回再読したけど、とにかく紗矢の過去が壮絶で、「確かめっちゃ暗いんだよな・・・」と読むのが一番最後になってしまった。
でも改めて読んだら、他の登場人物が出てくる中盤は明るかったから昔感じた印象がちょっと変わった。
人違いから奇妙な三角関係になってしまったけど、最後は紗矢が幸せを掴んでよかった。 -
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ネタバレ村中から嫌われていた舞原陽凪乃。一颯だけは彼女を守ろうと恋心を抱くが、彼が引越して以来疎遠に。
引越し前、「27歳になっても一颯くんが独身だったら私がもらってあげるよ」と彼女は言っていたけれど・・・
中学、高校、大学と誰にも心を許さない一颯。それまでも陽凪乃の事を忘れたことなどなかった。
そんな彼にもアルバイト先で和奏という彼女が出来る。穏やかに彼女との交際は続き、27歳でプロポーズを決意。
そんな時、一颯の前に突然陽凪乃が現れて。。。
ノーブルチルドレンを経て久々の花鳥風月シリーズ。
ちょっと私的にはイマイチだったかな~。誰にも感情移入できなかった。 -
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ネタバレノーブルチルドレンシリーズの第2弾。
麗羅の妹・乙羽が登場する「乙羽外出事件」
突然現れた麗羅の初恋の相手・市夏。
彼女とともに緑葉は、麗羅の陰惨な過去を知ることになる。
吐季の妹・雪蛍から相談を受ける「メッセージカード事件」
麗羅の策略による「吐季&緑葉の監禁事件」
暗闇に閉じ込められる内に、吐季は自らの忘れがたい記憶を思い出す。
そして同級生・長谷見芽衣の交通事故死がどうやら事件性があるようで・・・
1弾目より登場人物も増え、また吐季と麗羅の因縁も明かされる。
ただの脇役だと思っていた芽衣の事件が今後どう絡んでくるのか。。。
この勢いで3弾目の断罪を読もう。 -
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ネタバレ少しは氷菓色が抜けて、ミステリーな感じになったかなって
前回のラストを全く引きずってない展開(緑葉)に少し戸惑いつつ、一気に読み切った
それにしてもぐんと暗くなったね・・・
正直、緑葉と一夏があの超えちゃいけないラインを超えなければ、こんな展開はなかったか、あるいはあっても違う形で収まったかもしれないのに まぁ最悪展開が遅れてやってくるだけだったんだけど・・・
友達/想い人を理解する為とは言え、理解したいという綺麗そうで勝手な想いを全面に、土足で人の過去に踏み込み過ぎです
最後の監禁のシーン(また監禁か)で緑葉の吐季への想いがぐっと強まってることは理解したので、前よりは好印象にはなったけど -
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ネタバレ花鳥風月シリーズが好きで、ノーブルシリーズもゆっくり買い集めてきて、積読状態だったので、陽炎太陽を買って、花鳥風月シリーズを読み返したのをきっかけに漸く・・・
正直、微妙だった
まず、緑葉の言動が嫌い
表裏がなくてまっすぐなんだと思う 自立しようとしてる点もいいと思う(意地張りすぎて体調壊してちゃ元も子もないけど) 自分に自信があるのもすごい素敵なことだと思うけど、自信過剰すぎるし全面に出しててうざい 少しはおしとやかさを持て
あと、七虹に偽善者とか言ってたけど、知り合いの度合いで先生の犯罪行為を無視して先生側についたくせに、罪は罪とか言うなしって思った 多分、読んでる時も思ったけど、こう -
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ネタバレ発売日が明日と知って、翌日すぐ買いに走ったのに、読むの遅くなっちゃった・・・
今作を読むにあたって、前4作を読み返しながら、相関図を書いてきてて・・・陽凪乃の名前を見た瞬間、1作目でその名が出てきてるのを確認してたのに、途中で一回騙されかけましたw
陽凪乃が生きてるって分かった瞬間、そういえば名前見たわってなりました
あとがきにあったように無垢な心で読んでしまったようです
(でも、オチもトリックも今作はないって綾崎さん仰ってるのに、陽凪乃が一颯の幻覚じゃなかったというどんでん返しは何なのでしょう・・・)
今回の作品は、なんか、ちょっと苦手なようです
一颯なんて純粋に陽凪乃を愛していただけ