酉島伝法のレビュー一覧

  • 皆勤の徒【創元SF文庫版】

    Posted by ブクログ

    全然意味分かんなかったけど、めちゃくちゃおもしろかった。意味は全く分かんないけど。
    「洞の街」が一番好き。ももんじ可愛い。外回り怖い。

    0
    2021年01月13日
  • 皆勤の徒【創元SF文庫版】

    Posted by ブクログ

    うーん用語が独特で難しい。話も頭に入ってこなかったので、飛ばしながら読みを使わざるを得なかった…。

    化物世界でブラック企業があればこんな風になるのかな。それでもイメージするのが相当困難だった。

    0
    2020年12月29日
  • 皆勤の徒【創元SF文庫版】

    Posted by ブクログ

    読者は1頁目から全てが異質、異形な世界に放り込まれる。
    SFというか、神話の域。
    言葉遊びの妙、漢字特有の酩酊感。
    クローネンバーグに映像化して欲しい。

    0
    2019年02月07日
  • BLAME! THE ANTHOLOGY

    Posted by ブクログ

    劇場版が面白くてノベライズを探していたけれど、このアンソロジーもとても面白かった。
    設定資料集とか関連資料を探して読みたくなる気持ちが分かる気がする。
    原作を読みたい気持ちも高まった。
    181103

    1
    2018年11月03日
  • 皆勤の徒【創元SF文庫版】

    Posted by ブクログ

    おぞましい腐肉の世界の蟹工船から一転、臓物の臭いが鮮やかに香る青春学園モノが始まった時には驚きましたね。見様によってはジュブナイル・・・?
    初っ端からこんなん読むの無理ですやん・・・てなりますけど、遠未来の物語も一応日本語らしき言語で書かれていて良かったです。慣れれば結構読めます。

    0
    2018年03月25日
  • 皆勤の徒【創元SF文庫版】

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    異形の生物が続々と登場、有機物が畝り、ぞわぞわと増殖し…。奇怪なイメージの奔流に翻弄されるだけだった表題作。
    連作を読み進めるうちに、人類文明は衰退して異形の進化をしているらしいとか、人類の記憶がデータ化されているらしいとか少しずつ分かってくるけど、解説を読まないと全部は理解できないな。
    人類社会を模している、でもグロテスクにズレている異形の生物たちの生態が面白く、背景設定がわからなくても結構楽しめます。

    0
    2018年01月04日
  • 皆勤の徒-Sogen SF Short Story Prize Edition-

    Posted by ブクログ

    どの作品も内容が濃くて読み応えがあった。中でもallo,toi,toi は傑作で何度も読み返してしまった。

    0
    2017年10月05日
  • 皆勤の徒【創元SF文庫版】

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    筒井風ダジャレ落語かと読み始めたら、噂どおりハードSFの設定がチラリと目をかすめた瞬間から怒涛の迷宮が浮かびあがる。吾妻ひでお描く異星のぬるぬるぐちぐちょ生物が、カフカ的な生真面目な不条理世界を徘徊する様に驚く。(非)日常のルーチン描写かとみせかけて、世界のひみつを覗き見させるポリティカルスリラーっぽい展開もすごい。それにしても、あとがき解説のおかげでやっとわかった描写がいくつもw 噂どおりの傑作だった。

    0
    2016年02月15日
  • 皆勤の徒【創元SF文庫版】

    Posted by ブクログ

    とてもとても面白かったのだけれど、自分の想像力の浅さでは3割くらいしか理解できなかった。しかし面白かった。なんだこれ。でろっでろでずるっずるでぐっちゃぐちゃのスプラッタっぽい謎生物たちの跋扈する圧倒的な世界観。確かに円城さんが帯でいう“人類にはまだ早い系作家”だった。
    収録4編中では「洞の街」が一番好み。最後の「百々似隊商」はナウシカの蟲使いをイメージしていた。

    0
    2016年01月08日
  • 皆勤の徒【創元SF文庫版】

    Posted by ブクログ

    サイバーパンクの直系でかつ極北。異質過ぎてどんな世界か脳内にうまく立ち上げられなかったけど手探りで面白かった。言葉や単語のずらし感がとても楽しい。

    0
    2015年12月07日
  • 皆勤の徒【創元SF文庫版】

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    果てしなき、あまりに果てしなき、切なさの旅路。

    第34回日本SF大賞受賞の本作、いろんなところで数々のレビューがなされていますので、今さら鴨ごときが紹介するまでもないでしょう。
    円城塔氏の文庫版帯の紹介文「人類にはまだ早い系」がものすごくしっくりくる、認識のパラダイム・シフトを前提として構築された圧倒的な世界観。「冥刺(めいし)」だの「遮断胞人(しゃだんほうじん)」だのといった言葉遣いがただのジョークじゃないの?という論評も少なからずありますが、そうしたユーモラスな言葉遣いが表現する世界の骨組みを朧げながらも読み取ると、全身に鳥肌が立つ空前絶後の言語SFでもあります。

    この余りの異形ぶりに訳が分からないまま読み進めて、読み進めてもやっぱり訳が分からないんですがヽ( ´ー`)ノ、歯を食いしばって読み進めるうちに何となく物語の背景が、どうやらこの世界に登場する異形の民は地球人類の成れの果てらしいということが薄らとわかってきます。
    この時点で、この作品の骨格の大半はまだ理解できていないのですが、それでも鴨的に強烈に感じ取れたのは、物語全体を通低音のように流れる、切々とした哀感。

    この作品世界において、現代の我々が認識できる普通の「人類」は最早登場しないのですが、それでも肌感覚で理解できる「滅びゆくもの」の切なさ。
    地球に残った人類は緩やかに死滅して行き、宇宙への潘種を目指して自らをデジタル化した人類もやがて否応なく異形の環境へと適応せざるを得なくなる・・・そして未来史の最後(この作品では最初に収録されている作品で!)において、情報から再構築された最後の人類は、新たな生命の種が地球に降り立つ様を目撃することになる。

    読み終えて本を閉じた時に感じる壮絶な虚無感、そこに至るまでの登場人物たち(その大半は人間の姿をしていないわけですがヽ( ´ー`)ノ)の愛おしさ。
    ぱっと見の印象はものすごく変態チックでものすごく読む人を選ぶ作品ではありますが、鴨はそこに優れた日本的美意識を、万物への温かい(そして厳しい)眼差しを感じます。現代日本SFが世界に誇れる、実に日本的な傑作だと思います。

    ・・・と、偉そうにレビュー書いてますけど、これも大森望氏の懇切丁寧な巻末解説があってこそ。途中で投げ出しそうになった方、大森氏の解説を読んでから再挑戦しても良いと思いますよ!

    0
    2015年09月07日
  • 皆勤の徒-Sogen SF Short Story Prize Edition-

    Posted by ブクログ

    冲方丁と小川一水が良かった。いわゆるエクストラボレーションとしても優れている。あと、谷甲州と眉村卓。特に眉村卓は、未だ誰もたどり着いていない領域まで行ってるのでは?

    0
    2011年10月30日
  • 皆勤の徒-Sogen SF Short Story Prize Edition-

    Posted by ブクログ

    今年はSFを読もうと思う。年齢が変わり、この歳では何を目標にしようかと考えていた矢先、ふと思いついた。



    僕はSFのことをあまりにも知らない。ただゲーム好きな私が店頭に置かれていたメタルギア4の小説を読み、その著者であった伊藤計劃の虐殺器官というブームに乗っかる形でSFに興味が沸いただけである。


    SFは非常に器の広いジャンルである。同じSFでも時間がテーマになったり宇宙がテーマになったりすると性格がまるで違うものになる。共通しているのは、「今おこっていない空想の世界に対して現実をどれだけ近づけるか」ということである。



    時にそれはロマンになる。絶対叶わないけど、それでも一度は夢見た世界。そんな理想にどっぷり浸かることができる。


    反面、それは哲学にもなる。たとえば寿命が300年になったとしたら、どのような問題が生まれるのか。人はどのように考え悩み、立ち向かうのか。それは同時に人はどこまで生きていいのかも示唆する。



    そうした理想と現実が鬩ぎあうこのジャンルに強烈に惹かれはじめているのである。



    さて、この結晶銀河は年間日本SF傑作選であり、14人の作家による短編が収録されている。このうち私が知っているのは「天地明察」の冲方丁だけで、他はほぼ知らない。


    現代SF作家の有望株を一望できる点で、初心者の私にうってつけな本といえる。



    冲方丁の作品はもちろん面白かったが、他にも注目したい作家が何人かみつけた。


    小川一水の「アリスマ王の愛した魔物」は王道ファンタジー×SFというまさにドストライクな作品だった。上田早夕里と山本弘、円城塔は非常に気になるところだ。



    どの作家から征服していこうか悩みどころである。

    0
    2011年08月21日
  • 皆勤の徒-Sogen SF Short Story Prize Edition-

    Posted by ブクログ

    編者も述べているようにど真中のSFてんこ盛り。「ゼロ年代の臨界点」「メデューサ複合体」がおすすめ(^-^)v

    0
    2011年08月13日
  • 無常商店街

    Posted by ブクログ

    日常からズルズルと逸脱していく先に広がる異界。最初の「無常商店街」でなんじゃこりゃ…と思いながら「蓋互山、蓋互山」であーなるほどと世界観が飲み込め、「野辺浜の送り火」では最初は普通なのでいつくるかいつくるかと身構えてこの言葉は普通だよね?といぶかりながら単語を吟味しついにキター!ってゾクゾク感が味わえた。独特な言葉が面白い。一番好きな場面はやっぱり最初の踊り合いかな。一四二三一四二三安穏ビバージョ、一五六四一五六四息災ヌミラート、次々繰り出される決まり技!業罪ゴンフォート、超弦マスゾーヌ…
    淡々としてあまり感情を表に出さないように見える宮原さんは実はとても家族思いで情に厚いところも好き。
    以前『奏で手のヌフレツン』は難しくて途中で脱落したけど、今なら読めるかも!?

    0
    2026年07月22日
  • るん(笑)

    Posted by ブクログ

    何の説明もないまま変な言葉が使われて、始めから置いてけぼりを喰らう。連作でそれぞれ親子3世代が主人公となるが、2篇目の祖母編でその意図が明らかになった。読者同様によく分からないまま合理的でない治療を施され、そういうものかと腑に落ちないまま納得させられ、だんだんと死に向かっていく様子。かなりヤバかった。ずっと低空飛行の気味悪さがある。

    0
    2026年07月07日
  • るん(笑)

    Posted by ブクログ

    よいディストピア小説。ただし十分にあり得る世界観。
    多少読みづらい箇所があるものの、信念と直感のズレに気づき始める人々の声量なき葛藤の声が、丁寧に述べられていた。
    エコーチェンバーによって打ち消された少数派の声を拾っていく試みの大切さが感じられた物語だった。

    0
    2026年06月09日
  • 無常商店街

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    これはSFというよりファンタジーというか、ホラーというか笑
    面白く楽しめた。このシリーズは続いてほしいなあ笑
    柳井が1話目ではなんだこいつだったのが、2,3話と続くに従い愛着がわく不思議w

    0
    2026年05月31日
  • 宿借りの星

    Posted by ブクログ

    かつて卑徒(ヒト)を滅ぼした殺戮生物に同化する異形の読書体験。独自の造語で築き上げられた生態系や社会構造は、読み始めこそ暗号めいているが、気付けば没入している。卑徒の企みによる日常変質の不穏や種族間の関係性変容による悲喜交々。王道の生態SFと人情噺が結実するラストに抱く感情は、他の小説では決して味わえない。読後は目の前が「異世界」に視える。

    0
    2026年05月30日
  • 金星の蟲

    Posted by ブクログ

    『金星の蟲』を読んだ。表題作を読み始めて、おや人間か…と油断しかけたところで、ほらーやっぱりー!となった。とはいえ『皆勤の徒』と比べるとかなり読み易い作品が多い。挿絵もあるし。「幻視百景」は夢に出てきそうな怖いイラストだらけだったが…
    人間以外の視点を得ることも大事だと思うので「ブロッコリー神殿」が特に面白かった

    0
    2026年05月05日