宿借りの星

宿借りの星

1,599円 (税込)

7pt

4.8

その惑星では、かつて人類を滅ぼした異形の殺戮生物たちが、縄張りのような国を築いて暮らしていた。幼馴染を殺害する罪を犯して祖国のヌトロガを追われたマガンダラは、放浪の末に辿り着いた土地で、滅ぼしたはずの“人間”たちによる壮大かつ恐ろしい企みを知ることとなる。それは惑星の運命を揺るがしかねないものだった。マガンダラは異種族の道連れたちとともに、再び足を踏み入れれば即処刑と言い渡されている祖国への潜入を試みる。日本SF大賞受賞作。/解説=円城塔/※『宿借りの星』の電子版では、電子書籍端末で見やすいようレイアウトや絵柄に手を加えたため、紙版とは異なる箇所があります。ご了承ください。

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宿借りの星 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    奇妙な世界。文字通りならおぞましい世界。
    だけれど、途中からとても魅力的で、なぜか居心地の良さすら感じる。
    とても(語弊があるけど)素敵な、ずっと旅していたい世界だ。
    まったく異質な生態や文化が、そこに住む者たちの視点で次々描かれる。我々…卑徒(ひと)に向けた説明はない。
    あれはなんだこれはなんだ。

    0
    2025年03月02日

    Posted by ブクログ

    甲と殻と肉と糞と異様言語とSFと。
    ポストヒューマンSFでまさか甲殻類とは。
    「皆勤の徒」はまだ人型だったのでイメージしやすかったが(ほんとか?)、本作の突き抜け具合にはついていけな……くはないギリギリのところだったので、読み終えられたが、決して埋め込まれたネタや筋をわかったとはいえない。
    が、それ

    0
    2024年12月03日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    ある星に移民した人類は、異星生物と意思疎通も不可能のまま交戦状態に入り滅亡。それから200戦。(年なのかな)人類は異性生物体内の寄生生物に形を変えて生き残っていた。すごい設定だ。
    人類(の成れの果て)に寄生された宿主は精神が変容し、やがて彼らの社会も変えていってしまう。人類は昆虫に寄生するハリガネム

    0
    2025年08月23日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    そこに広がるのは、虚空。黒々と深淵たる、虚空。

    カニとサソリを足して2で割ったようないかつい姿のズァングク蘇倶・マガンダラと、アリが直立したような姿のラホイ蘇倶・マナーゾの、異世界弥次喜多珍道中。
    ・・・と思いきや、最後の最後にとんでもなくスケールの大きいハードSFの芯がぶっ刺さり、文字通り世界

    0
    2025年01月31日

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