皆勤の徒-Sogen SF Short Story Prize Edition-

皆勤の徒-Sogen SF Short Story Prize Edition-

220円 (税込)

1pt

舞台はどことも知れぬ惑星。数百メートルの巨大な鉄柱に支えられた小さな甲板。そこに“会社”が建っている。語り手は日々、そこで異様な有機生命体を素材に商品を手作りする。雇用主である社長は“人間”と呼ばれる不定形の大型生物だ。甲板上と、それを取り巻く泥土の海だけが語り手の世界であり、そして日々の勤めは平穏ではない。はるか泥土の海を渡って襲い来る“外回り営業”との戦い、脳裏にフラッシュバックする、自分のものかどうか分からぬ記憶……。そしてこの惑星自体が、最終的に何かを生み出すために存在したのだった。奇怪な造語に構築された、誰も見たことのない世界を構築するSFセンス! 応募総数594作から大森望・日下三蔵・堀晃が選出した大型新人。作者自筆のイラストを付す。第2回創元SF短編賞受賞作。選評・電子書籍版特典画像をダウンロードできるID・パスワード付き。(本電子書籍は、『年刊日本SF傑作選 結晶銀河』(創元SF文庫版 2011年7月初版発行)に掲載の、受賞作短編である「皆勤の徒」を電子書籍化したものです。同名の書籍(『皆勤の徒』 創元日本SF叢書版 2013年8月初版発行)及び、『結晶銀河』全ての電子書籍版ではございませんので、ご注意ください。)

...続きを読む

皆勤の徒-Sogen SF Short Story Prize Edition- のユーザーレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2017年10月05日

    どの作品も内容が濃くて読み応えがあった。中でもallo,toi,toi は傑作で何度も読み返してしまった。

    0

    Posted by ブクログ 2011年10月30日

    冲方丁と小川一水が良かった。いわゆるエクストラボレーションとしても優れている。あと、谷甲州と眉村卓。特に眉村卓は、未だ誰もたどり着いていない領域まで行ってるのでは?

    0

    Posted by ブクログ 2011年08月21日

    今年はSFを読もうと思う。年齢が変わり、この歳では何を目標にしようかと考えていた矢先、ふと思いついた。



    僕はSFのことをあまりにも知らない。ただゲーム好きな私が店頭に置かれていたメタルギア4の小説を読み、その著者であった伊藤計劃の虐殺器官というブームに乗っかる形でSFに興味が沸いただけである。...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2011年08月13日

    編者も述べているようにど真中のSFてんこ盛り。「ゼロ年代の臨界点」「メデューサ複合体」がおすすめ(^-^)v

    0

    Posted by ブクログ 2023年06月16日

    冲方 丁「メトセラとプラスチックと太陽の臓器」
    小川一水「アリスマ王の愛した魔物」
    上田早夕里「完全なる脳髄」
    津原泰水「五色の舟」
    白井弓子「成人式」
    月村了衛「機龍警察 火宅」
    瀬名秀明「光の栞」
    円城 塔「エデン逆行」
    伴名 練「ゼロ年代の臨界点」
    谷 甲州「メデューサ複合体」
    山本 弘「アリ...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2018年12月09日

    毎回全編読み終えてから感想を書いているが
    最後の解説を読み終えるころには
    最初のほうに何が書かれていたか既に忘れている
    覚えているふりをして思い出して感想を書く先行馬と
    読み終えたばかりで印象強い追い込み馬はどちらが有利か
    もともとの感想ていどを思えばどちらでもわりとどうでも良い

    今回はSF度合い...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2018年03月30日

    2010年度のSF傑作選
    半分近くは作家名で本を買っちゃてる作家の作品だったが、『皆勤の徒』を読んでみたくて購入。
    なんとまぁ悍ましくも、グロテスクな世界でしょ。^^;
    酉島伝法はイラストレーターでデザイナーでもあるってことで、絵本で読んでみたいな。

    0

    Posted by ブクログ 2012年03月28日

    「結晶銀河 年刊日本SF傑作選」大森望、日下三蔵/編
    SFアンソロジー。色々。
    2010年刊。第四集。

    アツいですね、単純に冊子の厚さも厚いけど、非常に充実した読み応えたっぷりの2010年刊です。
    本編に加え、大森さんと日下さんの解説、付録類の充実も特筆です。
    全13編。

    「メトセラとプラスチッ...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2011年12月29日

    2010年のSF短編傑作選。どの話も面白いけど、のめり込めるような傑作はなかったかな。お気に入りは3編。瀬名秀明「光の栞」、生きた本を創る話。SFとしての理論はしっかりしていても幻想的な空気が流れているのが素敵です。小川一水「アリスマ王の愛した魔物」、人を消費する万能演算機を造り出した数学の天才の王...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2011年11月25日

    冲方丁目当てで購入。

    冲方丁は短編駄目かもしんない。ホラー物も以前書いてたけど別段目立つ出来でもなかったし、今作も…うーん。


    「ゼロ年代の臨界点」が面白。
    嘘に情報を肉付けして説得力を出すのが上手い。思わず登場人物名ググったよ。

    0

皆勤の徒-Sogen SF Short Story Prize Edition- の詳細情報

閲覧環境

注意事項あり
  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア
  • 【閲覧できない環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

皆勤の徒-Sogen SF Short Story Prize Edition- の関連作品

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています

創元SF文庫 の最新刊

無料で読める SF・ファンタジー

SF・ファンタジー ランキング

酉島伝法 のこれもおすすめ

皆勤の徒-Sogen SF Short Story Prize Edition- に関連する特集・キャンペーン

同じジャンルの本を探す