金星の蟲

金星の蟲

1,386円 (税込)

6pt

3.4

刷版工場で働く男の日常が徐々に悍ましい侵食を受けていく表題作、人間から環形動物めいた姿に変えられた囚人の脱出劇「環刑錮」、異星の植物生態系と人類探査隊の攻防を描く「ブロッコリー神殿」のほか『ウルトラマン』や『BLAME!』とのコラボ作品など、唯一無二の筆致で想像力の究極形を描き出す傑作短篇8本を集成。『オクトローグ』改題、自作解題と奇想イラストストーリー「幻視百景」を追加収録。解説/大森望

...続きを読む

詳しい情報を見る

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

金星の蟲 のユーザーレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

     短篇集。一篇を除き、挿画も著者によって描かれている。造語が多用されており、いったいどういう意味なのか最初のうちは考えながら読んでいたが、ひとつひとつの造語の意味を考えるよりも、さっと読み飛ばしていったほうが作品全体のイメージが浮き上がってくる作風の方なんだな、と気がついた。全体として観るという意味

    0
    2023年12月29日

    Posted by ブクログ

    造語や見慣れない漢字が多いこともあり、難解な作品だった。表題作である「金星の蟲」の、徐々に主人公の日常が自然な流れで侵食されていく様と、「ブロッコリー神殿」の、人類に調査される惑星に棲む生物から語られる視点が印象に残った。

    0
    2025年03月08日

    Posted by ブクログ

    早川書房さん公式Xの紹介を見て予約購入したものの、しばらく積んでしまっていた一冊(全然珍しくもない!)。ようやく崩すことに。

    初・酉島伝法ということで、どんな作風かも全く知らずに読み始めたのだが・・・これはなかなかにクセが強い。難解・独特な世界観、それを補強するために多用される造語や難読漢字・・・

    0
    2025年02月24日

    Posted by ブクログ

    ほぼすべて再読、再再読。
    でも覚えていたのは『環刑錮』のみ。
    印象深かったのは
    『環刑錮』『彗星狩り』『クリプトプラズム』
    『クリプトプラズム』は特有の造語があまり無く普通のSFっぽく読めた。

    0
    2024年02月29日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    どの短編も想像力を掻き立てられる興味深い世界が広がっていたが、特に好みなのは表題作だった。寄生虫を治療せず、街にも異様な事態が起き始めているのに、それを瞬時に受け入れていくところが恐ろしく、面白い点でもあった。話が進んでいくと次第に知らない言葉が増えてきて、波のように押し寄せる変化がたまらない。何か

    0
    2024年12月07日

金星の蟲 の詳細情報

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています

ハヤカワ文庫JA の最新刊

無料で読める SF・ファンタジー

SF・ファンタジー ランキング

酉島伝法 のこれもおすすめ

同じジャンルの本を探す