酉島伝法のレビュー一覧
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さっぱり意味が分からなかった。
分からないなりにも読み続ければどこかでブレイクスルーが訪れるはずだ、そう期待してページを捲るも、その瞬間は訪れず。しかしそれでもページを捲ってしまうというこの不思議。
主人公(がそもそも誰なのかさえよく分からない)に感情移入して物語に没入してしまう、というよりも、
この世界は何なのか? 何が起きているのか? 何が描かれているのか? という、いわば「知的好奇心」によってページを捲っていたように思う。
分かんなさすぎて面白い、というか。
それだけ世界観が緻密で、盤石で、何よりも魅力的だったということだろう。
円城塔氏が激賞なのだそうだけれど、氏の近著『エピローグ』 -
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「結晶銀河 年刊日本SF傑作選」大森望、日下三蔵/編
SFアンソロジー。色々。
2010年刊。第四集。
アツいですね、単純に冊子の厚さも厚いけど、非常に充実した読み応えたっぷりの2010年刊です。
本編に加え、大森さんと日下さんの解説、付録類の充実も特筆です。
全13編。
「メトセラとプラスチックと太陽の臓器」冲方丁…新たな臓器を獲得したことで、超長命社会が実現しようとしている世界の前夜譚。エッセイの形式が読みやすい、冲方丁の印象変わりました。
「完全なる脳髄」上田早夕里…サイボーグスペクタクル?もっと大きなストーリーから切り取った一章という感じ。正統派な娯楽小説、もっと読みたいなあ。
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最近のSFアンソロジーは当たり続きだ。これも。メモとしてお気に入りの題名列挙。
冲方丁「メトセラとプラスチックと太陽の臓器」自分の寿命は普通(80歳かそこら)のままなのに、我が子(とその世代)は300歳まで生きられるようになったら・・・? 妊娠中の妻とその夫の日常の呟き。子どもからしたら、人生の2/3、200年以上は親がいないんだな。これは忘れちゃうよな。そう思ったら親は悲しくなるわな。
小川一水「アリスマ王の愛した魔物」森羅万象を計算しつくす算廠と、それを手にした王子様(ただしブサメン)のお伽話。
上田早夕里「完全なる脳髄」フランケンシュタインハードボイルド
津原泰水「五色の舟」未来 -
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はじめの方の数編が大変面白かった。
冲方丁「メトセラとプラスチックと太陽の臓器」
小川一水「アリスマ王の愛した魔物」
二編とも「物語ること」とSFの相性の良さをよく示している。楽しい。
上田早夕里「完全なる脳髄」
私は、世評の高い「華竜の宮」をどうにも面白いと思えなかったのだが(よくできているとは思った)、同じ設定の本作はとても良かった。こういう人造人間モノは大好き。
津原泰水「五色の舟」
先日「11(イレブン)」の巻頭作として読んだときにはそんなにいいと思わなかったのに、今回は素晴らしい!と唸ってしまった。SFのラインで読んだからかな。(以前「バレエ・メカニック」を読んだときも、SFが -
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酉島伝法氏の小説を初めて読んだ。こういうのもSFというのかな? 日本的な何かと空想的な世界観を混ぜ合わせた感じ。著者の作った造語がたくさん出てくるので、それも現実とはちょっとずれた世界観というか空気感を作っているが、造語だけにイメージが全くわかない。それは味なのかもしれないが、せっかくの商店街や町並にという舞台が思い描けず、本の字をそういうものかなと思いながら追っていくだけのページもあった。それさえなんとかなれば、こういった奇妙な世界はとても好きなので、楽しく読めた。あと、柳井は最初やべー奴だと思ったら、だんだん頼もしくなって宮原弟氏と良いコンビになっていたのが良かった。でも、イメージできない
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酉島伝法の本がまたもや創元日本SF叢書から出た。皆勤、宿借りに続く3冊目となる。「金星の蟲」を読み終わった時に、もう酉島伝法の本は読みません!と宣言したものの、創元日本SF叢書から出るならば少しは改心したのかなと思ったが・・・全然改心していなかった、はぁ~~。とは言うものの、少し違和感がある。酉島伝法ってSFマガジンの最後に毎月毎月キモチワルいイラストを描く。だから新作の装画もキモチワルいと予想したが、この本の表紙は親しみやすい装画だった。作品の扉絵も同じ。作者は漫画家でイラストレーターの「カシワイ」さんだった。これで、この本へのハードルが一気に下がった。俄然読む気になったが、作品の内容は従来
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ネタバレ■金星の蟲(『夏色の想像力』草原SF文庫、2014年初出)
初作品から異様言語!
途中から移行して、世界の見え方が変わる、ここはちょっと新鮮。
■環刑錮(SFマガジン2014年4月号初出)
解説で比較的わかりやすいと書かれているが、そうか??
■痕の祀り(SFマガジン2015年6月号初出)
顕現。って、「SSSS.グリッドマン」とかを連想。「ゴジラS.P」とか。円城塔が関わるし。
あと、「怪獣を解剖する」という内容ズバリな漫画や、「怪獣8号」。
ま、もともと「ウルトラマン」だし。
■橡(現代詩手帖2015年5月号初出)
詩か……ますますわからんな。引用されている詩は好きそうなのに。
■ブロッコ