冬目景のレビュー一覧
-
ネタバレ 購入済み
少しずつ近づいてきた
陸生と榀子の距離。
と思ったらお互いがそれが本当の気持ちなのかを確かめるように、晴と浪それぞれに近づいて離れて。
晴に対して陸生の描写がいいですね。
晴の距離を縮めて来る感じもいい。
陸生への不満をエアガンで解消する晴ってかわいい。
カンスケ上手く避けてね。 -
ネタバレ 購入済み
リアクションの表情が良い!
陸生と晴、榀子、の関係性の中で一番面白い展開。
思ってる人がいるけど振り向いてもらえず、思われている人がいるのに気がつかない。
展開を知ってても表情豊かな表現についニヤニヤしてしまいます。
操を守る会発足の時の榀子、かわいいです。
-
ネタバレ 購入済み
恋愛モノで最高!
なのではと思ってます。
あまりこの手の漫画は読まないので、ドはまりしている自分にびっくりしているからです。
たぶん一人一人の描き出してるキャラクターが人間臭くて、どこか自分と重なるところを感じることができるからなんだと思います。
出会い方一つ違えば、そのキャラの印象って変わるもので。アニメは尺に限界があるから省かなければならないものがどうしてもでてきて、辻褄合わせで、シーンを変えたり、補足したりしなければいけなかったんだなと改めて感じました。
その分アニメの方が情緒的な表現に見えたり、自分でキャラの性格を保管をしてるところがあるんだと思います。ある意味美化している。
この3巻目にして、分 -
ネタバレ 購入済み
アニメと漫画の違いで楽しむ
アニメを先行してから漫画に入ると驚かさせるのは、登場人物の最小限化。『この人誰?』ってなりますね。
だけど別の人物と出会うことでキャラクターに厚みがでるから、また違った愛着が湧きますね。
意外と浪は榀子以外は女の子を寄せ付けなかったんだとか。これもsceneを重ねることで成長するのかもしれませんが、男気浪、かっこいいです。
まさかこんなシーンが間にあったとはと思ったのが、晴が風邪を引いて寝込んだところに陸生が看病するシーン。
また二人の関係性を深めるにはいいですね。晴のかわいさがかなりここで強調されます。
アニメではそれがなかったので、バイクにまたがった晴が陸生に改めて自己紹介する感じも -
ネタバレ 購入済み
アニメから漫画を読んで
1巻の冒頭から榀子のイメージが全然違うことに驚きました。どっちがいいとか悪いとかではなくて、どちらもその作品に対して寄り添って存在している感じなのでどっちの榀子もアリです。
言葉づかいや漫画では言葉のカタナカ表記だったり、仕草だったり(壁にもたれ掛かる姿勢)と表現でガラリと変わるんだなと改めて感じました。
ただ話が進むにつれ、アニメの榀子に近づいてるのか、リクオのことを意識しはじめたからなのか、言葉の選択も変わった気がします。
ハルのイメージも煙草を吸うことで少し印象は変わりますね。これは色んな事情があると思いますが、私的には吸わない方がいいなって思いました。だけどこういったこと -
ネタバレ 購入済み
いやっもうさ
やばいね。本当に感動。人間ドラマ素敵。そういう展開かなとは思っていたけど、わかってはいたけど、もうね、語彙力が崩壊するわ。笑
素敵な作品をありがとう。 -
ネタバレ 購入済み
青春をありがとう!
とにかく感動した。恋愛に対する登場人物たちの複雑な気持ちが交錯しているモヤモヤ感がたまらなくさせてくれた。
ただ、これだけが言いたい。
ハルちゃん!おめでとう!!!
-
Posted by ブクログ
永遠の青春譜。冬目氏が描き出しました。
わたしは高校時代いわゆるボッチ状態で黙々部室にこもりデッサンの練習。サブカルは間違っても外ではやらずひたすら家で楽しい練習。だから高校のことはほとんど覚えてないんですが。筆者の世界みたいなこういうこともあるのかも知れないと。冬目氏の紡ぎだす特別空間・幻想空間だけで充分に味わえる作品だと思います。
冬目氏の作品はみんな優しさと儚さが味わえます。そもそも登場人物からして儚げというか。
原稿を丁寧にびっしり書き込むとは方向性が違う作風だと思います。余白で語らせるというか。東洋美の感じ?(超恥ずかしいけれど)作品自体より僕等に語らせるというのか。 -
Posted by ブクログ
驚かされた最終回だった。思わずもう一度読み返してしまった。なるほどね……。たぶん、この結末を読みたくて最後まで読み進めていたんだし、けれどどう考えてもこの二人が一緒になるほうが自然なようにも思えて、その「自然」が、きっとこの二人を最後まで引き裂き続けていたのだろう。物語上の必然で終わりすぎていて、展開としてのサプライズはほとんどないのですが、そのぶん残る余韻は大きなものになっていました。クライマックスは……マァ、一巻〜三巻の頃のような叙情的なラブ・ストーリーでは全くなくなっているけれど、もうそれはしょうがないでしょう!
あえて書くなら、リオをあとちょっとだけ掘り下げて描いて欲しかった気もしな