絵津鼓のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレまるごと一冊表題作です。
元も子もないですが、全然BLっぽくないとこが良い笑
誰かをゆるせんことで
自分もゆるせんようになる 妹尾も俺も
妹尾頑張れ
俺も頑張るから
あとがきを読んで、作者の絵津鼓さんの真面目なお人柄が伝わってきました。
らぶらぶBLではないけれど、
誰かを自分の心のテリトリーに入れることで、自分の中に色んな影響が出るんだな~と、改めて実感させられた作品。
その後の二人の人生をBLとか関係なしに応援したい…!
(とりあえず、カバー裏のスギモンの進路に一安心)
なんなら、逆のアフターとか描いてくれてもいいんですよ絵津鼓先生!?!スギモンの可愛いとこ描いて -
Posted by ブクログ
とあるひと夏を描いた四編の短編集ですが、どこか密やかで濃密な気配の漂うストーリー。
「空と窒息」
「昆虫標本」
「宵闇の山」
「生き残り」
「夏の直線」
心がカラカラに乾くような、ヒリヒリするような、切ないような……言葉で表すのが難しい。
さまざまなタイプの心の渇望が描かれていたように感じた。
人の心や欲求って、不思議で複雑なもの。
言葉ではなかなか伝えにくいことを、こうして物語を通して感情ごと伝えられるのは本当にすごいなとしみじみ思う。
「生き残り」「夏の直線」が好みでした。
これまでに読んだ作品「ふたりの窓の外」「眠れない夜にみる夢は」は、「この言葉の海にずっと潜っていたい」「読み -
Posted by ブクログ
ネタバレ読み心地はかなり軽いのでスルスル読める
もう少し読み応えが欲しいと思った
全体の話を通してタイトルに集約されるのでなるほどと、思った
どの話も未成年特有の絶妙な危うさが感じ取れてハラハラしてしまった
何か危険だと思う気持ちが勝り私はとっくに大人になったのだと思った
高校生のこういうところあるあるだよね、と思う場面がたくさんあった
私が1番好きな話は、「宵闇の山」
率直に思ったのは、あ、これはギャング集団の話だと思った
(内緒で夜の山に入り秘密基地にしようというところ)
最後の大人になるまで、ずっとの台詞が切ない
タイトルのこの夏のこともどうせ忘れるに続いてしまうような気がした
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Posted by ブクログ
ネタバレ高校生の夏を描いたオムニバス。
内容にすごく関係ないけど、ポプラ社のこの本、いい紙つかってる?
ページ一枚一枚しっかりしてるな~って思いながら読んだ。
「空と窒息」
毎年夏にないると意味があるのかないのか母が1度だけ首を絞めてくる。
そんな高校生が勉強合宿にいく。ここでもボッチ。
夜眠れなくて、つい同じ部屋の香乃に「首を絞めてくれないか?」と頼んでしまった。その夜はよく眠れた。
「昆虫標本」
美しいハーフの兄妹の家にお邪魔する話
妹が切手収集しているらしく、祖母の切手コレクションをもって家に訪ねる。
切手の話、そうでない話、ふたりはべったりした時間をすごす。
美しい兄のほうが昆虫を集めて -
購入済み
これは非現実的でちょっと抵抗感出てきます。永ちゃんはゲイではなくバイってこと。永ちゃんのお父さんが痛すぎる。今時こんな親いる?結局傷ついたのは妹尾君のみ。三角関係から弾かれちゃったし。三人で子作りって。結果子供出来たらこっちと家庭作りますって。その倫理観についていけん。ちょっと読むのが嫌になりました。
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匿名
購入済みとにかく永慈が最低
永慈、何も手放せず切り離せず決断できずマッキーを不安にさせてばかりなのに本人はその自覚なし。
マッキーは学校だって殆ど通わず永慈んちに入り浸ってたし駆け落ちだって永慈さえ本気になってくれてればマッキーは迷いなしに実行できる人間だったと思う。
でも永慈は父親も、家業も、何も自分で無理に背負ったりする必要のないクソクソクソ跡継ぎクソの問題も(そもそも血縁の息子にしか任せないって考え自体クソである)、友情を育んできたみえちゃんも何も手放せないで優柔不断にしていたら結果このあり様。
「ゲイでも女の子を好きになることがある」って流石にこの台詞にはブチ切れざるを得ない。世界はそれをバイと呼びます。(永慈が -
購入済み
無理を感じる。
上巻からの設定が出来すぎ、ストーリーの中で重要なところに現実との乖離、キーワードがぼやけちゃった感が拭えませんでした。
まとめも「どうなんだろう」と思いました。
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購入済み
絵はとても良いです。
作家さんご本人が「作画を変えた作品」と述べられているとおり、絵は奥行きが広がってとても良かったです。
ただ、個人的にストーリー上でキーワードだけ強く目立った上巻だな、と感じたので☆3にしました。 -