絵津鼓のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
ネタバレ代表作のひとつ「ふったら・・」が自分に合わなくて、ちょっと避けてた作家さんだったんですが…。自分の好き設定が詰め込まれたこの作品に、克服する気持ちで読んでみたところ萌え死にました。
小学生~大学生×大学生~社会人の、長いスパンで二人の成長を追った切なくて可愛い、きゅんきゅんする話でした。攻めが小学生なのに大人びていて我慢強く、男らしい。攻めが母親に張り手くらわされて泣いた理由が…はっとさせられて鋭い感性を感じた。
エロも年下の男の子!って感じが前面に出てて垂涎ものでした。成長にあわせてスケベ度が上がるのがたまりません。
素晴らしい私特な作品でしたが攻めのパパの懐が大きい割には奥さんが野放し状態が唯一引っ掛かりました。
とりあえずありがとう、ごめんなさいが言える大人になりたいです。ということで、今まで敬遠しててごめんなさい、一穂先生 -
Posted by ブクログ
ネタバレ1巻のほのぼのはどこにいったの…?というくらい胸が切なくなりました…。
やっぱりインザアパートメント読んでるから、どうしても妹尾に感情移入してしまう……。
永慈も美枝子も妹尾もみんな必死に考えて選んだ選択の結果なのはわかるんだけど、インザアパートメントで妹尾が永慈と美枝子に会うまで4年かかってると思うと、その間、子供ができて家族になって周りに祝われながら過ごしてきた永慈と美枝子に対して(もちろん妹尾がいなくなったこととか、自分たちのしたことへの複雑な心境はあるにしろ)、妹尾は一人で自分を責めながら傷ついたまま動けずにいたって思うと、まじ泣けてくる。。。
妹尾は結果、杉本に出会えるからいいけれども…!必要なことだったと思えば……。
でもまじ切なすぎる。。。
永慈も父親に受け入れてもらえないことにすごく傷ついて悩んでいたんだろうけど、永慈の性格上、自分の気持ちよりも周りの気持ちを優先しちゃうから、妹尾はそういう永慈のことも良くわかってたはずだし、きっと美枝子が子供を産むなんて言わなくても、自分から身を引いてたんじゃないかな……。
っていうか、好きな相手のことなんだから、永慈ももっと妹尾の気持ちにきづいてやれよっていう……。
永慈から好きになったのに、最終的に妹尾の方が永慈を好きになってるっていうのが余計に泣けた。
永慈と言い合いになった時の、
「そうか…。やっぱおれがどっかおかしいんかな…」
っていう妹尾の一言に堪えていた涙が決壊しました。 -
Posted by ブクログ
表紙やあらすじから、そんなに期待していなかったのですが(大洋図書さんのフェアのために買った…)、思いのほかよかった。というかんじでしょうか。BLうんぬん、よりも、お互いが抱えてる過去の痛みや軋轢を、お互いに支えあって乗り越えてゆく人間ドラマがとてもよかったです。
なんとなく、どこにでもありそうなありふれたその歪みを持った二人が、お互いに、こいつがいるなら大丈夫かもしれない、思い切って痛みに正面からぶつかってみよう。と思う過程がよかった。
ああ、これは男二人だからこそ、こういうことになったのだし、だからこその二人だなあって思えた。
ほも萌えというよりは、思い出のマーニーとかみたいな、浄化の話だと思う。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ『この夏のこともどうせ忘れる』
“どうせ忘れる”という言葉とは真逆で、時ととも薄れる記憶たちの中で、絶対忘れられない特別な夏が5つの短編で描かれていた。
一言でいえばエモい。名前の付けられない関係性に胸が熱くなる。子供が主役だけど、大人に刺さる青春小説だと思った。
どれも続きが気になる場面で終わってしまうので、それが逆にいつまでも心に余韻を残す。
各話の感想は以下。
【空と窒素】
母が首を絞める理由が最後まで明かされなくて気になりすぎた。友情が生まれたようで、最後の「頼めばすべて奪ってくれそう」という語りが共依存ぽくて不穏だった。想像力を掻き立てられる作品。
【昆虫標本】
すべては美しい兄妹のオーストラリア行きを賭けたゲームだったんだろうか。だけど、勝敗が着いたあとも、兄の元に主人公の弟がまだ通っているということは、2人とも同性愛者で普通に恋愛を楽しんでいたようにも思える。ゾッとするような、切ないような、不思議なはなし。
【宵闇の山】
5つの中で、この話と『生き残り』が一番好き。幽霊が出てくるのに現実的な話だと思った。いい加減さつきを解放したい主人公と死を受け入れないさつきの関係が切なくて泣いた。
【生き残り】
この話も切なかった。明るい主人公も後半、複雑な家庭環境なことが分かる。優しい彼氏と別れて欲しくないけど、現実は難しいよなと苦しくなる話だった。
【夏の直線】
父にとっての理想の息子はアオなのではと、主人公が考える描写に胸が痛んだ。 -
Posted by ブクログ
タイトルの「どうせ」は、開き直りではなく〈あきらめ〉〈投げやり〉でしょうか? 独立した書き下ろし 5篇で、各章題にタイトル作はありません。それぞれ味わいの異なる夏の一コマが描かれています。
夏休みの高校生が主軸で、毎日の暑さが鬱陶しい今の季節にピッタリではあります…。が、青春ものとは言え、どの作品も爽やか系ではなくほの暗い系で、夏休みと主人公、光と影の対比が鮮やかです。
病んでいる話、次第にホラー色へ傾く話、幽霊と友人の幻想的ノスタルジー、背伸びしてつくった彼氏の秘めた謎、失踪した父の海辺の別荘での不思議な出来事‥‥。眩しい夏の裏に潜む高校生の鬱屈した想いが、少し不気味な湿気を帯び、特有の危なっかしい感情とともに映し出されます。
大人から観れば、高校生はもちろん眩しく羨ましい限りです。そして人生経験を重ねれば、大概のことは笑って済ませたりスルーすることもできます。ある意味、良くも悪くもそれらを忘れてしまうからでしょうか…。
〈爽やか〉に代表される青春時代は、キラキラよりむしろこっちが現実的なのかもしれません。高校時代の特別な時間の流れを、濃い影としてさりげなく示し、結末や核心をあえてぼかした表現が、返って哀切さを呼び余韻を残している気がします。大人にも遠い昔の甘酸っぱい記憶を呼び起こさせてくれる短編集でした。 -
無料版購入済み
ニルヴァーナ
絵のタッチが個人的には前の方が好きでした。ストーリーはちょっとファンタジーで不思議なことが起こります。まだ本当にこれからという感じなので次巻が楽しみです。
-
購入済み
漫画家カップル
BLでお互いが漫画家、というのは珍しいな、と思いながら読みました。
天才肌の豪くんと(豪、ってより柔って感じだけど。。)努力の人、な阿久根くん。
たぶん阿久根くんが攻め…?まだそこまでいってないけど、きっとそう。
豪くんは天才肌だけど、なんだかちょっと危なっかしいというか幼いというか。
2巻ではもっと人間として成長するのかなあ。いい子だけど、不安定に見えます。
2人の幼馴染やら友人(セフレ?)がちょっと厄介で好きになれないけど、揺れ動く2人の心をじっくり描いてある感じ。一巻だけだとちょっと消化不良かも…しれません。 -
購入済み
不器用な2人
妹尾も朝人も素直だしいい人柄なんだけど、とっても生きづらい感じだし不器用だなぁと思って読んでました。そんな2人が共に生きていける土台を見つけて幸せに暮らしていける未来は素敵ですね〜!!
-
ネタバレ 無料版購入済み
良かったね
欣也くん無事に最後までできて良かったね!でも初めてで痛くなくて気持ち良かったっていうのはちょっとリアリティがないかなぁという気もしました。