斉木久美子のレビュー一覧
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下町育ちのさらさ
下町の人たちのご近所付き合いで、みんなから愛されてるさらさ。まださらさの両親の話は出てこないけど、それでも周りからしっかり愛されて育ったんだな、と物語ながら納得しました。
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脇役の個性がでてきた
かげきしょうじょはアニメ化するんですね。
面白い漫画は主人公以外にも魅力あるキャラが重要で、3話目はクラスメートの個性がわかってきます。
さらさ以外にも惹かれるキャラが増えそう。 -
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展開が楽しみ
第二話は女性劇団を支える古参先生が登場。主人公のさらさにも共通するような過去の前振りがあったり、深い物語展開にりなることを匂わせてます。
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表紙に惹かれて
タイトルと表紙の絵に惹かれて読んでみました。
「かげきしょうじょ」とはそう言う意味か笑。
一話売りなのにこんなに読み応えがあるなんて!
ハマる予感しかしないです。 -
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強くてしなやかで脆い
この作品、本当に堪能しました。
まさかのラストはやり手サンと弥吉じぃちゃんのお話。
やり手サンも最初は遊女だったのね。
信じて、信じすぎて。
先輩遊女の言うことが回り回ってる様子も、何やらストンと落ちました。
途中、懐かしの面々の顔もチラリとみえて、ちょっと嬉しかったです。
強くてしなやかで脆い、素敵なストーリーでした。
原作も読んでみようと思います。 -
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こういう終わりもあるのね
私の好きな八津、三津のお話。
後半は緑なんだろうけど、やっぱり三津の話な気がします。
今までにない終わり方で、これからも続いていく希望を感じられました。
どうしようもない現実と向かいあって、諦めることも多かったけど、小さな幸せを見つけたようでちょっびり嬉しい巻でした。
八津、三津の年相応の普通のやりとりが大好きです。綺麗事だけではなかったけれど、やっぱり普通の女の子に戻れるふたりのこれまでも大事な時間だったなぁと感じずにはいられません。 -
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霧里さんと半次郎
霧里さんから見た話と半次郎さんから見た話が交差して、2人のお話に幕がおりました。
茜ちゃんには伝えない優しさの中に複雑な思いと強さが滲み出てましたね。
ただ彼女の最期に、妄想でもいい、幻でも良い、あの場面があったことに救われました。
八津ちゃんのお話も始まり、どんな展開になるのか楽しみです。
髪結のおじいちゃん、好きだったなぁ。 -
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切ない
今回は半次郎さんのこれまでのお話。
まだお姉さんと再会する前のお話でした。
最悪の状況から頑張ってきた半次郎さんにも乗り越えてきたものがあって、、、切なかったなぁ。
まだまだ続くけど、ちょっと1巻から読み直してみようと思います。 -
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泣ける
茜の話に泣けました。
上を見ればキリがない。
上ばかりを見ていた茜が、一人前になっていく様子は、暖かかった。その優しさに涙。
打掛?お布団、おまんじゅう。
茜もかっこいい遊女になってくんだろうね。
そして後半は半次郎さんの若い頃!
繋がってて嬉しいな。 -
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吉原らしい
この時代独特の花魁さんの話が好きで購入。
手が届きそうで届かないもどかしさと切なさが感じられました。
ヒロインがその都度変わるようなので、いろんな話を楽しめそうです。 -
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志織さん番外編
さらさの異母姉の志織さんの番外編あり。
本編は、新入生2人登場。1人はやなやつで見ててムカつく。もう1人の令嬢はさらさに懐いてかわいい。
さて志織さんの番外編は、2021年6月号のメロディでの続編もあり、それをあわせ読むと、本巻の番外編の伏線回収が見事過ぎる!
異母姉だから嫌な悪人でさらさの障害になるのかとと思わせて…からの清々しい爽快感で、スカっと幸せな気持ちになれた!
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ネタバレ佐和ちゃんが愛ちゃんに、喉が痛くて声がでないけれど
自分からは断れなかった、ありがとうと言ってくれるのも素敵だし、
安藤先生が「決めるのは俺、全責任も俺」ときっちり言ってくれるところが良かった。
さらさは演じるかなと思っていたし、翔ちゃんは動転していたから仕方ないとして
学園サイドは出番を終えてから伝える配慮があっても良かった気がする。
そこまで緊急事態ではないという話だったわけだし。
先輩が嫌味風に言っているけれど、今はまだ本科生の”おまけ”で、
今は駆けつけても良いのだし、それほどおじいちゃんが大好きなのだから
さらさの選択が間違っているわけではない。
大先生がさらさに
「選択によって -
Posted by ブクログ
ネタバレ自分はサリエリなんだと思う紗和ちゃんの気持ち、分かる気がする。
接戦だったと聞いて慰められるより、深く落ち込んでしまうところも。
自信があって努力家で、今までそれなりに周りからは一目置かれてきた人こそ
自分は凡人なんだ、天才には敵わないのだと気付くことは血反吐を吐くほど苦しい。
きちんとしているのが当たり前と思われて一度の過ちも許されない。
恐らく同じ様な悩み方をしたことがあるだろう竹井先輩が
努力は裏切らないし今はワクワクしかない、
一年後杉本さんもきっとそう思ってるはず
と言ってくれるのが嬉しかった。
杉本さんが予科委員で良かったと思ってくれているのも報われる。
人前で泣くのが屈辱なの、自 -
Posted by ブクログ
ネタバレ彩ちゃんに佐和ちゃんが
「私も人を殺したことがないのだけれど」
と言うところが良い。友達でライバルならではの
アドバイスの仕方だなと思う。
人を恨んだことがあまりなくて仮想敵を作ってみた
今一番ライバル視している人
と、さらさに誰かと問われても秘密と答えるところも
なんだか素敵だった。
教師として平等に評価を心がけているけど
どうしたって自分が見出した才能のある子を応援してしまう
というの、実際あるだろうし、それはそれで
表立って贔屓するのでもなければ素敵なことだと思う。
そういう子が花開いていくのを見るのは
教師冥利に尽きるだろう。
ミュージカルの舞台は総合格闘技というくだりがあったが
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Posted by ブクログ
ネタバレお風呂に入りながらおしゃべりしている様子が可愛らしい。
みんな仲良しで微笑ましい。
愛ちゃんのさらさに対する的確なアドバイスと、
「もう一度さらさのロミオが見たい」という言葉にきゅんとした。
個性を追求しすぎると押し付けがましくなる
大切なのはいかに役に寄り添えるか
個性とは役者本人から滲み出るもの
愛ちゃんのお母さんは、お母さんとしてはわからないけれど
女優さんとしてはしっかりした人で、それは娘の目から見てもそうだったのだろうなと思えた。
親身になってアドバイスしつつもモジツンな愛ちゃんが可愛くて堪らないし
「そんなティボルトの朝は何時から始まりますか」
という設問がとても良い。
役作りの -
Posted by ブクログ
ネタバレリレー選手に抜擢されたさらさが緊張しているのを見て、意外と思う愛ちゃん。
慰めようとしたのにうまくいかなくて困っているのも可愛い。
本番当日も自信が無さすぎてエアリコーダーをするほどのさらさに
リサ先輩とトップスターの星様が声をかけてくれるのがいい。
素のままでいられないなら、リレーに抜擢された女の子を演じる。人前にでる役者という職業を選んだなら、人前に出る時は常に演じているものだろう。
煌三郎さんと暁也も来ていたのが微笑ましかった。
煌三郎さんが「恥を捨てるのが役者という生き物じゃないか」と暁也にさらっと言うのが恰好良い。
自分自身を演じるというのがいまいちピンとこないさらさに対して、
そ -
Posted by ブクログ
ネタバレ紅華歌劇団・100周年運動会が開催されることになり、準備に追われるさらさ達。
団員の年齢や本名を詮索しない『紅華コード』がなんだか良い。
知識の無いさらさにすぐに円盤を貸してくれる星野さんが頼りになるし、紅華愛も感じる。
トップが揃い踏みでミーティングしていて、ガチモードなのが見ていて楽しい。
ファンの人は本当に楽しみなのだろうと思える。
さらさがハサミを借りに行った時、
アドバイスに関しては授業でも良いやるから追々と言いつつ
オペラ座の怪人を例に個性の出し方を答えてくれる
安藤先生との会話のシーンが好きだった。
最初は厳しい人かと思えた国広先生もいい人だし
専科のみなさんもみんな魅力的