斉木久美子のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
自分を表現しきれない実演に忸怩たる思いの愛。そんな彼女が助言を向けた相手はかつての仲間だけれど、仲間だった時は何を考えているかなんて考えもしなかった相手
だから37話での対話はアドバイスを求める場になるのではなく、アイドルも女優もそしてセンターをも藻掻く桃がどのような人物か理解する場となったような
なら愛が演技に関し、最も助言を求めるべき相手は別にいるわけで。だとしてもここで愛の母親の名が出てくるとは思わなかった
母の君子は母親として最低な人物。けれど優秀な役者だから愛が求める演技に関する助言を授けられる。けれどそれは母が娘に授ける言葉になっていないんだよね。だから愛は吠えてしまった
その後に君子が授けた助言が面白いな。先に授けた助言は演技論、けれど後に発した助言は実体験。成功した方法ではないけれど、自分が思う通りに行動した結果の話
だからこそ最も愛に響き、そして必要とする言葉になったのかもしれない
集大成の場に向かう前にさらさの中学時代が描かれたのは面白い構図
これまでもさらさのスイッチが入って役に入り込みすぎてしまう場面は描かれてきたけれど、それはさらさの凄さを強調するため観衆視点だった。だから演技をしているさらさの内面に何が有るかは見えなかった
けれど実演前に、志を共有する相手無く孤独に過ごした中学時代や紅華に入って仲間や環境を手にして孤独でなくなったさらさの姿が描かれた事で、オルフェウスの役に入り込んださらさの内面を重ね見ることが出来るようになっていたね
オルフェウスがさらさと重なるなら、さらさの演技に飲まれまいとする愛もペルセポネーと重なることが出来る。オルフェウスを振り向かせようとするペルセポネーに入り込むことが出来る
相手の居ない場所で演技をし、独りの世界を構築していたさらさを舞台に引き戻す愛
オルフェウスからさらさに戻った際の「俺には愛がある」との台詞、その時さらさの目に愛が映っていること含め良いシーンだったなぁ……
前例のない同期トップコンビ、それを目指すために愛は娘役トップになると誓った。この宣言はトップを目指すと早い段階から公言した事で夢の共有という意味では孤独になっていたさらさをこれ以上孤独にさせないもの
遂に揃い踏みした二人の夢。愛が示した笑顔含め、希望感溢れる良いラストでしたよ -
ネタバレ 購入済み
すでに次が待ち遠しい
ここ数巻のモヤモヤがはれて一歩前進した巻。暴走さらさを、愛ちゃんがかつての仲間や母親に相談してなんとかしようと奮闘。演技シーンは圧巻。
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購入済み
尊い…
尊過ぎてツラい…
ここ何話か何巻に跨っていたのか読み返さないと分かりませんが、ストーリーで引っ掛かっていた感情のストレスが一気に解放されるカタルシスを感じ、発売日の4月5日は二十四節気の清明で全てのものが清らかな季節に合わせたのかと思うと尊いオブ尊いと言わざるを得ません。
今巻も買いです! -
購入済み
本科生になって講義が本格化したことにより、予科生の時のような泣いたり笑ったりのドラマが少なめになった代わり、表現についてのより深い部分での悩みが読みどころになってきている印象。
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購入済み
基本明るく楽しく爽やかでそれがこの作品の一番いいところなのだが、そうでありながら、いやむしろそうであるからこそ、戦争の荒廃とそこからの復興、そして長い時の流れを描いた一幕が胸に迫った。
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購入済み
役者としての成長
ついに始まる本格的な演技指導。今までは座学や自分たちだけで練習して演じることが中心だったが、やっと指導が入り始め、将来紅華の舞台に立つ自覚が徐々に成熟していく。