本作は主要キャラが髪型を変える事は何度も有ったわけだけれど、それでもさらさの短髪はまだ慣れないかも…。それだけあの2つ縛りの印象が強かったという事なんだろうけどね
卒業公演へ向け意気込む本科生。その中で自分に課された役割を当然の顔してこなす者も居れば、壁の乗り越え方を熟慮する者も見受けられるね
ここで水野が言及する紅華としての本舞台と文化祭での公演という差が少々難しい意識の差を生み出しているね。ビジネス的には有り得ない選択であっても、文化祭の舞台として考えた際には有り得るし望ましい選択に成り得る場合もある
それだけにさらさの「何故自分がトゥールース伯爵なのか?」という問い掛けへの答えはさらさが最も役に的確だから、という答えには成らないわけだ
つまり国広が返した「面白い」というのが一つの答えになるし、水野が見出した共通点も一つの答えになる。けれど、これが文化祭の舞台である以上は「何故渡辺さらさがトゥールース伯爵なのか?」の謎はさらさ自身が見つけなければならないのだろうね
その意味では卒業公演に向け本科生達は演技等を完璧なレベルに仕上げる事も第一だけれど、自分が舞台に立つ事で何を表現するのか?という点も深めて行かなければならない
それだけに愛が桃と再会して彼女から”栄養”を吸収しようとするのも、愛と薫がお出掛けして息を揃えようとするのも、愛にとって積年の闇が噴出するのも必要な工程
愛は紅華に入る事で母やその周囲から逃げ出せた。でも、それが逃げの行為であるならいずれは追い付いてくる
正式な紅華入団前である愛が現状で最も目立つ舞台、卒業公演を母が見に来ようと思うのは当然で、そこにあの男を伴うのも配慮が無い母なら当然で
卒業公演に相応しい自分になる為に得なければならない栄養素、同時に毒素も排出しなければならないとすれば…
簡単な決断ではないし、ここで縁を切ったつもりになってもまだ付いてくるものでは在るのだろう。それでも愛は紅華乙女に成る為、どちらか片方を”選んだ”という事なのだろうね
卒業公演に向け整い始める舞台。それを他所にとんでもない人物が再登場したね!!
惜しくも不本意な形で紅華を去る事になった彼女がまるで地獄から蘇ったかのように戻ってくるなんて!しかもいきなり銀橋か!
少し尊大に振る舞う聖に対してのリサのリアクションが良いなぁ。そりゃあの聖も涙ぐんでしまうというものですよ!
あの聖がこんな形でも銀橋を渡るという事実にこちらまで感動を覚えてしまうラストでしたよ…