森内薫のレビュー一覧

  • 脳科学は人格を変えられるか?

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    1.目的
    脳の仕組みを知る、自分に活用できることを見つける
    2.得られたこと
    サニーブレインとレイニーブレインの仕組み。
    結局、心をコントロールできるかどうか。そのために行き着いた結論はマインドフルネス。
    3.アイデア
    なんかの例え話に、マイケルJフォックスとレオナルドディカプリオの例を取り上げたい

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    2018年06月17日
  • 帰ってきたヒトラー 上

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    ネタバレ

     真剣に国と国民のことを考えるヒトラーと、彼の言動をギャグだと受け取る現代ドイツ人。というすれ違いギャグのコメディ。
     上巻は芸人としての第一歩を踏み出したところで終章。
     独裁者を作るのは行き過ぎた愛国心だというのをどこかで読んだが、この作品のヒトラーはまさにそんな感じ。なんでそんなポジティブに前進できるの。
     結構失礼なことも言うが、言い方と彼の態度が言われる側を笑わせる結果になっている。
     ユダヤについては、「ユダヤの陰謀!」と彼が考えることはあっても、ユダヤをあからさまに罵倒・差別する言動はない。
     後ろに結構な数の注釈が乗っている。

     一緒に仲間がタイムスリップしてきてないかなあ、

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    2018年06月08日
  • 帰ってきたヒトラー 上

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    書店でタイトルと宣伝文句「東大京大第1位 日本の頭脳にいちばん売れてる本!」を見た時は買う気しなかった。というか絶対買わないなと思った。
    ところが長男(21)が持ってて、暇つぶしに読み始めたら…、
    おもしろい!!
    「本国ドイツに賛否両論を巻き起こした問題作」に納得。慎重な書きブリながら笑いをとり、考えさせられる。上巻を読む限りヒトラー礼賛も見受けられる。
    さ、下巻を読もう!

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    2018年05月26日
  • 細胞から若返る! テロメア・エフェクト 健康長寿のための最強プログラム

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    テロメアは染色体の端にあって、その長さは老化と関連がある。大雑把に言ってテロメアが長いひとのほうが健康的な要素が多い。つらいストレスをかかえるとテロメアは短くなってしまう。しかし、いろいろな方法でテロメアの長さを長くすることはできるそうである。食べ物、運動、ヨガなどなど。そして瞑想はその中でも強力な方法だそうです。
    よし!瞑想!続けるぞ〜

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    2018年04月21日
  • 帰ってきたヒトラー 上

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    訳者があとがきで書いているように、研究書ではないので長い注を書けず、と。

    そのおかげで、彼がブレイクするきっかけとなった芸人がトルコ系であるということも途中まで気づかず。

    最後に、ヒトラーが恋心をいだく看護婦は、もしかしたらユダヤ系を示唆する名前なのだろうか。

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    2018年03月10日
  • 細胞から若返る! テロメア・エフェクト 健康長寿のための最強プログラム

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    テロメアの長さが寿命を決める!
    というのは、少々極端な言い方だが、テロメアを短くするような行為は結局のところ身体に良くないことである。
    健康でいたいなら、ストレス.睡眠.運動.食事に気をつける。健康に良いことをすれぼ、テロメアは必然的に長くなる。

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    2018年01月19日
  • 脳科学は人格を変えられるか?

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    脳科学というと風変わりな本が多い中で、これは抜群に抜けてていい。楽観的なポジティブ人間で行こう的なビジネス書はもういらんだろ。

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    2017年12月16日
  • 帰ってきたヒトラー 上

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    テーマは、ポピュリズムの危うさ。

    現代にヒトラーが生まれ変わっても、同じように熱狂を受けてのし上がってしまう恐怖。

    しかし、トランプやBRIXITなど、
    常に人々は変化を求めていて、
    間違った選択や危険な選択をする可能性は高い。このヒトラーが持ち上げられていく様を誰が笑えるのか。

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    2017年11月14日
  • 帰ってきたヒトラー 上

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    ヒトラーが2011年のドイツに、どういうわけかよみがえる。
    人々は最初当惑しながらも、そういう芸風のコメディアンだろうと「善意に」捉えていく。
    70年近くのブランクがあって、突然やってきたヒトラー自身も、現代社会に大いに戸惑っているのだが、実は読んでいる自分自身も相当戸惑った。

    抱腹絶倒のコメディ、らしいのだが、ドイツの状況がよく理解できていないため、今一つ乗り切れない。
    翻訳者の森内さんが苦心に苦心を重ねたヒトラーのモノローグも、ああ、きっとそんな風な言葉遣いになるんだろうな、と思うばかり。
    そのミミクリーを楽しめるほど、こちらが成熟していないというか。

    それでも、途中で読みやめようとは

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    2017年10月08日
  • 細胞から若返る! テロメア・エフェクト 健康長寿のための最強プログラム

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    研究者が書いた本であり、引用元、因果関係と相関関係、効果の有無に対する評価が適切であると感じた。

    様々なことをテロメアと結びつける主張は、ランダウ=リフシッツの力学の書籍を思わせる力強さがあり、読んでいて面白かった。

    気にしようとすると、すべきことが広範囲に渡るので、手元に本を置いておくのが良いと思う。

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    2017年07月29日
  • 帰ってきたヒトラー 上

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    映画を先に観て面白かったし、原作だと結末などが違うと聞いたので読んでいます。

    現代に蘇ったヒトラーが文明の利器に翻弄されてるさまはなんだかかわいらしくみえて笑えます。
    ですが、やはりヒトラーはヒトラーですから思想が相容れないというか恐ろしいところがある。
    暴走運転は良くない、など真っ当にいいことも言ったりするのですが、どうも戦争や民族のこととなるとやはり怖い。

    なので小説として面白いは面白いのですが、面白いと言ってしまっていいのか困ります。
    あと、私にもっとドイツの戦争時代と現代の知識があればさらに楽しめるんだろうなと思って自分の知識不足が悔やまれます…。

    なんにせよ下巻も楽しみです。

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    2017年06月08日
  • 帰ってきたヒトラー 上

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    まずはとにかく、なんと言ってもおもしろい。とくにヒトラーが眼を醒ましたあと、現代の社会に順応するまでのくだりはまるでアンジャッシュのすれ違いコントを見ているようで、腹が捩れるかと思ったほど。「マインスイーパー」にハマるなど、ときどきどうしようもなくお茶目な部分が垣間見えて、そこがまたすごくおもしろい。ただ、本作は単純なコメディではない。元来が政治家を扱っているだけあって、やはり全体的に諷刺の雰囲気が流れている。ヒトラーの演説内容にしても、今日では的外れだったり、またいかにも「ヒトラー的」だったりする、差別的言辞に満ちたものももちろんすくなくないのであるが、しかし、現代になってもちっとも古びてい

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    2017年01月28日
  • 帰ってきたヒトラー 下

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    うわべだけのポリティカル・コレクトネスで、本書も読まないままにタイトルと、それが持つイメージだけで追いやってはいけないだけの内容がある。
    今の世界を覆っている(と我々が思っている)民主主義なるものは、「ヒトラー」が持つ世界観とその世界観からの再解釈を拒否できる自浄作用を持っているだろうか。

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    2018年10月19日
  • 格差の起源 なぜ人類は繁栄し、不平等が生まれたのか

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    本書は、「多様性」推奨の根拠として薦められていたので、読んでみた。
    うん、そうなのかな?
    正直、なるほどと理屈が通っているような、いややっぱりムリヤリ辻褄合わせてしているように思えるところもあるような、、、(苦笑)

    第一部 何が「成長」をもたらしたのか
     マルサスの「貧困の罠」から抜け出せた理由

    第二部 なぜ「格差」が生じたのか
     一部地域(欧州)が特別に成長の恩恵を受けたのは、人類発祥の地アフリカから近く「多様性」があったため。

    (成長の基準が「所得」というのも、個人的にはピンとこないのだけど、それ以外に基準にできるものがないので、そこは目をつぶります。)

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    2025年11月24日
  • 満足できない脳―私たちが「もっと」を求める本当の理由

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    途中で読むのやめてしまった
    ギャンブルやゲーム、食べ物に対する依存する要因について、なんとなく分かった気はする

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    2025年11月15日
  • 満足できない脳―私たちが「もっと」を求める本当の理由

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    面白かったが冗長というか、本題からして脳科学を元にした科学的根拠を基に一般向けに書いた本なはずだが、そういう意図の本なのだが脱線し続けてまるで紀行文メインのようになってしまっていてテーマからも逸脱するまでいってる。まるで作家志望がそれが叶えられず、この場を利用してエッセイを発表している感すらある。欧米のこの手の本には物語や著者の体験から始まる傾向はあるのだが、しかしここまで逸脱感があるのは初めてw。 その話自体は自分に合っていて面白いのだが、本のテーマを期待して読んだということでは肩透かしの部分があり、おまけに長い。
    それと本人の主張とは別に科学的根拠がどれだけあるのかについても一抹の不安があ

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    2025年11月07日
  • 帰ってきたヒトラー 下

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    上巻ではコメディーキャラクターとして物語の中で登場していた、ヒトラーが徐々に大きな影響を持ち世間を巻き込んでいく。

    ここまでヒトラーにスポットを当てて現代におりまぜ、物語として成り立たせるには大変なヒトラーへの関心、歴史的な立ち位置、現代について知識がなければ描くことはできないだろう。
    読めば歴史の授業だけでは感じられないヒトラー感を得ることができると思う。

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    2024年05月26日
  • 帰ってきたヒトラー 上

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    ヒトラーが現代に蘇ったファンタジー。いろいろとユーモアたっぷりで、史実を知っていたらより楽しめるのだろう。パターンが同じ感じになってきて、下巻の途中でやめている。

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    2024年03月11日
  • 帰ってきたヒトラー 下

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    ピンチを乗り越え先行きは明るい、総統たちの戦いはこれからだ!
    なんて凄く前向きな終わり方…なのに、と言うかだからこそ、と言うか後味は悪い…!
    ドイツ史をちゃんと分かってたらもっと面白く読めるんだろうな

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    2024年02月12日
  • 帰ってきたヒトラー 上

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    2011年の世界の、ドイツの常識を1945年のナチスドイツの常識で解釈しようとすることによって起こる齟齬、みたいな下りが繰り返されるのだけど、自分の世界史や2010年頃のドイツに対する知識が足りないせいで面白さが分かりきれていないのが何とももどかしい。
    現代に復活したヒトラーの奮闘ぶりに思わずソートー頑張れ!なんて無邪気に思ってしまうので、ナチズムとかホロコーストとか改めて調べてバランスを取らないと

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    2024年02月06日