吉川永青のレビュー一覧

  • 悪名残すとも

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     前半の能無しの上司をなんとか未来なところが正に身につまされた(笑)。下剋上後は、あああって感じ。面白かったです。

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    2026年07月21日
  • 家康が最も恐れた男たち

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    徳川家康の有名な遺訓が、このように出来たのかもと想像された。命を賭けた武将たちとのやり取りが、家康を成長させ生き残っていく。有名な武将たちが家康視線で描かれており面白かった。

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    2026年06月12日
  • 闘鬼 斎藤一

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    新撰組の作品は数多くあるが、その中でもこの作品は志士たちの心持ち、こだわりというものを良く捉えており、共感が持てる。
    新撰組は出自はともかくも、愚直に最後まで幕臣として、サムライである事に誇りをもち、こだわった。
    明治維新とは何だったのか。これほど殺し合いをしなければならなかったのか。
    中東て、ウクライナで戦争はどこかで起こっている。過去の争いの歴史から、何かわかることはあるのだろうか。

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    2026年05月23日
  • 家康が最も恐れた男たち

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    自らを凡夫・非才と自虐する家康が、林羅山に竹千代のための遺訓を語る形式。とはいえ、林羅山パートは本のわずか。
    家康がおそれた8名についての話を軸に、主に三方ヶ原~大坂の陣までの家康の半生を語っていく形式。半生を語らせるために無理矢理8人を引っ張り出した感はあるが、それは仕方のないものとして捨象すれば、家康物語を楽しく読めた。
    対昌幸戦は、いわゆる天正壬午の乱~上田合戦を家康目線で見るもので新鮮。また、三成が集めた兵力に驚き、吉川広家の内通を信じ切れない姿も興味深いものだった。
    慎重な狸親爺の姿から語られる家康であるが、とはいえことあるごとに凡夫であることを述べる家康の姿はあまりないような気がす

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    2026年03月11日
  • 独眼竜と会津の執権

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    戦国時代の東北を代表する大名といえば伊達家。
    代表する、と言いつつ他の大名にはあまり詳しくなかった。
    その伊達家に隣接したのが蘆名家であり、家の存続に尽力したのが本作のもうひとつの主人公たる金上盛備。

    単純に知らないことが多くておもしろかった。
    伊達家との争い。少しずつ、だが確かに忍び寄る謀略。広がる格差。
    それでも尽くす盛備…。
    滅びゆく者たちに、何かを感じずにはいられない。

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    2026年02月09日
  • 独眼竜と会津の執権

    匿名

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    戦国時代の東北陸奥、盟主の伊達氏の内乱から大小の武士が群雄割拠する状況にあった。
    会津の蘆名氏もそのひとつで、葦名止々斎盛氏に仕える一門の金上盛備が本作の主人公。
    何かと横やりを入れてくる伊達氏との戦に加え、止々斎の死後、望まれながら葦名氏の長には立たず
    あくまで家老的な立場で会津をまとめようとする盛備は「会津の執権」と呼ばれるようになる。
    かたや、伊達氏には政宗が生まれ、早くから天下を取ろう決意する。
    政宗は早く陸奥を平定し、中央を窺いたいが、葦名が目の上のたん瘤になり果たせない。
    盛備は織田信長や豊臣秀吉に会いに行くなど外交の才を発揮するが、家内をまとめきれず最終的に伊達と対決して敗れ、戦

    #アツい

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    2025年10月15日
  • 治部の礎

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     石田三成好きとしては非常に好ましい人物造形であったが、物語としては至って平凡という感想。
     豊臣の忠臣ではなく、泰平の天下を実現するという大義を終始貫く三成像は面白い。例えば、朝鮮侵攻も国の利益とならない挙兵を早期に終結させるため、好戦派を陥れ停戦を急いだなど、視点が変れれば事件の印象も変わる。島清興・大谷吉継という二人の友の描かれ方も良い。無念の最後も三人で共通の思いを共有できているという事実は何よりも辛福だったのではないだろうか。最後の対家康への啖呵は痺れた。「1度の戦で豊臣を滅せよ」というセリフは初めて目にした。事実、家康が治部の礎で近世日本をつくり上げたというのは実に感慨深い。

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    2025年09月20日
  • 華の蔦重

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    結構、大河ドラマとストーリーが似ていて、頭の中にビジュアルが浮かぶ。谷津さんの『蔦重』も読んだけど、人生、山あり谷あり、悲喜こもごもですな。

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    2025年07月20日
  • 華の蔦重

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    江戸の時代にメディアを通して人の心を動かし、文化を作った陰の人物という設定は、なるほどなと思った。

    出来過ぎな人生ですな。私もこうありたいところ。

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    2025年04月11日
  • 義経いづこにありや

    匿名

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    姉妹編の「義仲これにあり」が性善説的な話だったのに対し、
    そちらにも出てきた鬼若こと弁慶が主人公のこちらは、なんというか、とても気持ち悪いお話、と言ったら失礼か。
    多分意識して気持ち悪く書かれたんじゃないかなとも思うんですが。

    主人公の弁慶の要望からして、片腕が短く四本指、片腕は長く六本指なうえ、疱瘡で片目がつぶれている身の丈七尺の大男。
    生後すぐに捨てられ、鬼一法眼に拾われ養育され、修験者としての能力を得るも、その容貌から他人に疎んじられ虐げられ、
    怒りと恨みしか知らずに育った。

    世に恨みを抱いた弁慶は、復讐を考え、その旗頭として源義朝の遺児牛若を求めたが、
    その牛若のひ弱さ加減に腹を立

    #怖い #ダーク

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    2025年02月28日
  • 決戦!三國志

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    三国志の決戦!シリーズ。
    どの作品も読み応えがあったが、特に木下昌輝「奸雄遊戯」、天野純希「天を分かつ川」が良かった。

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    2025年01月13日
  • 決戦!関ヶ原2

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    久しぶりに決戦シリーズを読みました

    黒田長政の【ダミアン長政】
    島左近の【過ぎたるもの】
    仙石久勝の【戦さ神】
    小川祐忠の【名だけを残して】
    本多忠勝の【蜻蛉切】
    小早川秀秋の【秀秋の戯】
    大谷吉継の【燃ゆる病葉】

    個人的には
    名だけを残して
    秀秋の戯
    燃ゆる病葉
    が好きでした

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    2024年11月16日
  • 誉れの赤

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    家康、タヌキだな〜
    藤太、あれからどうなったんだろ…


    感想?

    読みなさい!
    んで、書きなさい!(ぉぃ!

    名作!!

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    2024年11月08日
  • 人斬り以蔵の道理

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    以蔵は以蔵で論理的破綻は無い
    だからこそ、「他人」にとっては脅威なのである

    江戸から明治へ、あの頃の人たちが目指した世の中になっているはずなのに、何ぜ日本はこんなに生き苦しいんだろう

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    2024年09月29日
  • 人斬り以蔵の道理

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    人斬り以蔵、岡田以蔵、武市半平太、、尊皇攘夷の渦巻く幕末の大混乱期の中で、様々な人々が様々な思惑の中で、何が正義か、何が国のためか、何が人の幸せをもたらすのか?岡田以蔵の話は読んだことがあるが、サイコパスの視点から取り上げた話は大変恐ろしく、興味深い物語となっていた。

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    2024年07月31日
  • 決戦!三國志

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    面白かったです!ついに日本を超えて海外を舞台に!この本を読んで三國志に興味を持ちました。決戦!三國志TOP3は①木下昌輝の「姦雄遊戯」②吉川永青の「応報の士」③天野純希の「天を分かつ川」です。

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    2024年02月15日
  • ぜにざむらい

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    岡左内。若狭の国衆であったが戦さに敗北し国を追われることになる。幼いながらも銭がないと家族も家臣も守れないと実感する。蒲生氏郷に仕えるが武士なのに金貸しまがいな事を行い同僚からは金に汚いと陰口を叩かれる。しかし周りが困っている時は証文を反故にしたりと金に執着することは無く心を許した同僚が亡くなるとその妻の為に残った銭を惜しげもなく渡し銭は蓄財の為ではなく命を繋ぐために必要な手段とする。部屋に金銭を敷き詰めその上を褌一丁で寝転がる逸話が面白い。

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    2024年01月31日
  • 裏関ヶ原

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     裏関ヶ原のタイトル通り、通常焦点の当たらない人物に光を当てた短編集。派手さはないものの、それぞれ興味深く読んだ。黒田如水、最上義光の動きは知っていたが、佐竹義宣や織田秀信の戦いなどは初めて知った。
     中でも細川幽斎の『細き川とて流れ途絶えず』が一番良かった。歌人である幽斎らしく関ヶ原の戦いを切り取る所が新しく、実に風流。幽斎と忠興、細き川が徳川という川に流れて力を与え、生き永らえる、そんなタイトルが非常に趣深い。
     全体を通して、石田三成への作者の好評価を感じられ、三成好きとしては非常に嬉しい。特に三成に敵対した如水が彼を評価する場面から三成の政治家としての有能さを評価していることが窺えた。

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    2024年01月23日
  • 乱世を看取った男 山名豊国

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    鳥取城の干殺し関連で知っていた

    名前で、凋落の山名には関心がなくスルーしていたが、この本に目がとまり読んでみた。読んでみると掘り出しもので大変面白かった。主人公豊国を秀吉、あるいは家康とも絡ませた興味深いやりとりが綴られている。この辺りは作者の創作であろうが、豊国の人生は概ね史実に基づいているようでドラマティックだ。

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    2023年11月02日
  • 乱世を看取った男 山名豊国

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    山名豊国という人物についてはあまりよく知らなかったが、名門に生まれたからこその様々な苦労があったのだなと感じさせられた。
    また、戦国三英傑についても山名豊国の視点から語られていたが、この3人とはまた違った魅力のある人物なのだと感じた。

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    2023年10月25日