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金もうけが大好きで、趣味はためた銭を畳に広げそのうえで寝転がること。そして戦はめっぽう強く、伊達政宗と直接打ち合って退けたこともある。戦国末期の実在の武将、岡左内の痛快な半生を描いた著者の新境地!! 歴史学者・小和田哲男氏推薦。
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Posted by ブクログ
お金はいくらあってもいい。使い方がだいじ。人生を豊かにしてくれる。死ぬとき、いい使い方をしたと思えるように、お金と付き合いたい。
岡左内。若狭の国衆であったが戦さに敗北し国を追われることになる。幼いながらも銭がないと家族も家臣も守れないと実感する。蒲生氏郷に仕えるが武士なのに金貸しまがいな事を行い同僚からは金に汚いと陰口を叩かれる。しかし周りが困っている時は証文を反故にしたりと金に執着することは無く心を許した同僚が亡くなるとそ...続きを読むの妻の為に残った銭を惜しげもなく渡し銭は蓄財の為ではなく命を繋ぐために必要な手段とする。部屋に金銭を敷き詰めその上を褌一丁で寝転がる逸話が面白い。
岡左内。蒲生氏郷、上杉景勝に仕えた。金が何よりも大好き。野山を駆け回り、猪を仕留めていたこともあり、感が鋭く、戦にはめっぽうつよい。 生きたお金の使い方のわかる武将であり、あの直江兼続にその才能を惜しまれた。 戦国時代、あまり他にみないタイプの武将であり、その生き様は、ある意味感動させられる。
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