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Posted by ブクログ 2020年06月13日
<毒牙>という題名に2人の人名が付されている。義昭は「足利義昭」で、光秀は「明智光秀」である。
足利義昭は、室町幕府の15代にして最後の将軍であった人物である。かの織田信長が彼を擁して京都に入って、彼は将軍となったが、後に織田信長によって駆逐されてしまった。そして足利義昭に仕え、後に織田信長に仕え、...続きを読む
Posted by ブクログ 2021年09月25日
室町幕府最後の将軍、足利義昭を主人公とする歴史小説。
織田信長にいいように利用され、逆ギレして自滅した暗愚な将軍というイメージの足利義昭。が、本小説の義昭は知略に富み、時代を先読みし、信長と対等に敵対する。兵を持たない義昭は将軍の威光と書状で戦国時代の勝者を目指す。
特に将軍を心底、崇拝する者へ...続きを読む
Posted by ブクログ 2021年04月17日
足利義昭の視点で、光秀と信長、ひいては、戦国の世の移り変わりをみていくもの。
なかなかに面白い。たしかに言い得ている。光秀を人が好く、細やかに過ぎる人として捉え、武士としては頼りなく映るほど優しい心根であるからこそ、信長を信じられなくなり、光秀は本能寺の変を引き起こす毒牙となったのだ。
本能寺の変を...続きを読む
Posted by ブクログ 2020年02月16日
義昭主役、コイツはポンコツじゃない
御行書や会話を毒牙に一人の心を蝕む
久秀はステレオタイプだったが最新の
研究成果に基づいた事実にそい適度な
想像を加えてステキな物語に仕上げた
大河のおかげで時代背景本読んだ成果
により、この本の面白さが増した
主役の三人は全員天下静謐目指してる
信長との亀裂原因...続きを読む
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