闘鬼 斎藤一

闘鬼 斎藤一

1,001円 (税込)

5pt

3.5

なぜ彼はそこまで“闘い”に心酔し、鬼と化したのか。十代の終わり、些細な喧嘩から人を殺めた斎藤一は、斬る悦びに目覚め、誰もが恐れる新選組最強の剣士となった──。命懸けで仕掛けた芹沢鴨暗殺や池田屋襲撃など、血なまぐさい事件を重ねてきながら激動の幕末を駆け続けた男の生き様。息を呑む展開、手に汗握る剣戟場面、胸を震わせる結末。注目の正統派時代作家による、渾身の長編。

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闘鬼 斎藤一 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2021年05月15日

    新選組に関与するキャラクターとして、斎藤一は謎めいていて、個人の高いスキルの伝説だけが残っており、歴史の進行に個人として意味をなした人物でもないゆえに、小説家にとっては造形の自由度が大きいだろう。乾いてやや軽いタッチの現代的な剣戟シーンの書き方が印象的だった。
    その他、永倉、原田と近藤の反目について...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2022年01月06日

    新撰組のイメージの一つに、最後の剣客集団というものがあると思います。武士道を重んじ、剣と剣の勝負を挑む。そのため、時代の流れに取り残されて滅んでいった、というようなイメージ。
    そのイメージを研ぎ澄まして不純物をそぎ落とした先に、一人の人間として戦いだけを望む存在が出現します。それが今作の主人公、斎藤...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2021年10月17日

    斎藤一を中心に淡々と…。と言うのが読んだ感想。
    近藤勇の人間像が少し?のような。
    もう少し踏み込んだ内容でも良かったような。

    0
    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2021年05月01日

    余り描かれる事のない斎藤一の新選組物語。

    私は歴史を含めて新選組が好きなので、近藤勇が芹沢鴨亡きあと、増長した話等も知っていますが、改めて活字にされると(−_−;)

    人を斬ることに長けた男が組織の中で葛藤し、たどり着いた境地。それへ導いた友沖田総司も師である近藤勇もないのは、やはり切ない。

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    0

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