青木久惠のレビュー一覧
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購入済み
少し物足りない
面白いことは面白いのですが
思わせ振りな登場人物が多くて
少し消化不良な印象を受けました。
ポワロの活躍にもちょっとキレがないような
快刀乱麻を断つとは言えない感じです。 -
Posted by ブクログ
冒頭でロシュボン館の当主がモン・サン・ミッシェルを望む干潟で溺死する描写から始まり、当主によって招集された近親者に遺言の内容が伝えられる場面、ロシュボン館の地下工事で発掘された白骨の謎、第二次世界大戦中に起きた出来事、スケルトン探偵ギデオンによる白骨の分析とそれに基づく考察、近親者一人の毒殺事件の発生、ギデオンに送られた手紙爆弾、ギデオンら4人のモン・サン・ミッシェル干潟での洪水脱出劇等、ストーリー展開が巧みで、翻訳作品にしては読みやすい作品だ。
白骨が2回に分けて掘り出されたり、主治医ロティ先生の証言を2回に分けるなど、手掛かりの出し方が上手い。
時系列に起きた出来事の順番が事件の鍵であり、犯人の特定にもそのことが活かされているが、ちょっと気付きにくい。
非常にまとまりのある作品だが、それ以上の何かを感じ取ることはできなかった。 -
Posted by ブクログ
スケルトン探偵、ギデオン・オリヴァーシリーズの第8弾。
今度はタヒチが舞台。
コーヒー農園で起こる不審な事件。物置の屋根が落ちたり、ジープが転倒したりと続いたが、今度は娘婿が不審な死を遂げる。
その真相を調べるために、コーヒー農園の持ち主ニックの甥、FBI捜査官ジョンの頼みでギデオンはタヒチへ向かう。
推理の方は本書を読んでもらうこととして、相変わらず舞台となる地域の描き方は絶品。タヒチの空・海・食べ物・人柄などゆったりとした時間が流れていることがよくわかる。
最後の最後でちょっとしたオチが隠されていて、大団円を迎える。ハッピーエンドが約束されている小説を読むのは、なんだか幸せな気分になれる。 -
Posted by ブクログ
昨今では「新本格」だなんだかんだと推理小説の形態が変わってしまった(と感じるのは私だけかな?)。
それはそれなりに面白いし、私はその存在を否定的には考えていない。
そもそも「ミステリ」というジャンルの幅は底知れず、下手すると純文学だってミステリなんだから。
これはあくまでも私の定義ですので、あしからず。
そもそも人間の心が一番のミステリですもん!と考えるのが私の流儀。
でも、あまりにノワール系とか新本格、SF+ミステリなんかを読み続けていて、本書のような良質な本格推理を読むとホっとするのですよん。
前作「古い骨」にてスケルトン探偵・ギデオン・オリヴァー教授を世に出したエルキンズ。
1作目があの大作だっただけに、2作目を読者が期待して読むのは当たり前。
大丈夫ですよ~!期待には十分応えてくれていますから。
本書ではマヤ時代の遺跡発掘を舞台にし、遺跡といえば・・・呪いがつきものでありまして、そこで様々な利権を廻っての争い事や思惑が動き、殺人事件へと発展します。
それをギデオンが小気味がいいほどに解決していきます。面白いところはやはり「呪い」という一見不可思議なものを科学的な答えで解き明かしていくところでしょう。
絶対、全シリーズ読むぞ~!と思っているシリーズの1つです。 -
Posted by ブクログ
有名だけれども、なんだか読む気になれなかった作家の一人でした。はまってしまう自分が怖い~と思っていたんですね~。
いや~、もっと早く読んでおけばよかった!とマジで後悔。
おもしろかった!シリーズの続きが読みたくてウズウズ状態です。
出だしから興味をそそられました。場所はモン・サン・ミシェル湾。
今、フランスの中では1番行きたいところ!(って・・・個人的感情&趣味が先行してますね)。
干潮時に、そこを必死に渡ろうとする謎の老人。その老人は流砂に足をとられ・・・やがて満ち潮が。
この本の面白いところは過去と現在をうまくからませ、我らが名探偵・ギデオンが過去の謎も見事に解決するところでしょう。
それにしてもギデオンは私好み・・・っすね~!(´゚艸゚)∴ブッ -
Posted by ブクログ
前作で出会ったジュリーと結婚し、イギリス南西部に新婚旅行にやって来た「スケルトン探偵」こと形質人類学者のギデオン・オリヴァー教授は、旧友の発掘現場を訪れ、そこで事件に巻き込まれてしまいます。
うーん、話としては悪くないと思います。でも何というか引きつける物がない。好みの問題かもしれませんが、淡々と読み進み淡々と読み終えてしまった感があります。ただオリヴァー先生やその恩師のエイブ・ゴールドスタイン先生といったキャラには魅力があるし、この後シリーズを積み重ねて行けば深みが増していきそうな可能性を感じるので、もう少し読み進めてみようと思います。でもジュリーは「オリヴァー先生の愛妻」より「パークレンジャー」として活動している方が魅力的だったと思います。