青木久惠のレビュー一覧

  • 密林の骨

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    いつになくあっさり終わるのかと思ったら、ちゃんとひっくり返してくれた。でもやっぱり、すこしばかり薄味かなー。

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    2011年01月21日
  • 騙す骨

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    スケルトン探偵シリーズ。このシリーズを読むのは初めてだけど、特に困ることはなく。
    メキシコののどかな田舎町でミイラ化した死体が見つかった。この町を妻と訪れていた主人公は、その死体の調査に協力することになって……。
    のどかな田舎町といいつつ、少女の白骨化死体も発見されてたりして、全然のどかじゃなねーよとツッコんだけどね(゜д゜)
    身元が最初から判明してるミイラ化死体はともかく、少女の白骨化死体が実は……というところはビックリポイントかな。後半に関しては自分の予想が当たったこともあり、「やられた!」感は少なめ。で、星4つ。
    主人公含む登場人物に好感持てたから、スルスル読めた。メキシコいいよメキシコ

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    2011年01月13日
  • 騙す骨

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    スケルトン探偵シリーズ。相変わらずのギデオンとジュリー夫妻がいい味出してる。骨についてのうんちくと謎解きがおもしろい。
    この本のあとは新作が出ていないということで心配。

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    2010年12月31日
  • 古い骨

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    なぜか今まで手を出さなかったスケルトン探偵シリーズの日本紹介第1作に手を伸ばした。シリーズとしては第4作だが、MWA賞受賞ということで、これが最初に翻訳されたらしい。結構そういうことって多いみたい。第1作は未だに未訳らしい。
    過去の殺人と現在の事件がうまくきれいにおさまって、おあとがよろしいようで。フランスのナチ占領という深刻なネタを扱いながら、書きぶりは非常にライトで読みやすい。スケルトン探偵ギデオン・オリヴァーはいやみのないキャラ。
    モンサンミッシェルだけでなく、ディナンとか近隣の町にも行きたくなります。

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    2010年07月06日
  • 密林の骨

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    アガサ・クリスティのトミー&タペンスに始まり、海外ドラマのハート&ハートなど、夫婦の探偵にずっとあこがれていました。それにしては普通の人と結婚しましたが・・・
    このエルキンズの「スケルトン探偵」シリーズがなぜこうも息長く続いているのか。その秘密は「骨」というよくわからない世界を紐解いてくれるシリーズ独自の味付けに加え、ジュリーというすてきな奥さんとのやりとりがハートウォーミングだからだと思います。
    ハヤカワのミステリアス文庫がエルキンズの本を出版しなくなったときにはどうしようかと思いましたが、無事にハヤカワ・ミステリで継続されるようになって、胸をなでおろしました。
    ほんと、ずっと続けてほしいで

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    2009年10月07日
  • 古い骨

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    前回(死体は語る)の骨つながり?ということで、監察医ではないのですが、骨を扱う人類学者が活躍するミステリー(フィクション)をご紹介♪
    「アメリカ探偵作家クラブ賞最優秀長篇賞」受賞作品です。

    〜壮大な「モン・サン・ミシェル」の干潟で、一人の老人が貝の収集中に溺れ死んだ。
    彼は地元の富豪で親戚一同を各地から集めており、親族会議を行う前の出来事だった。
    ちょうど集まっていた親族に弁護士から遺言が開示されるが、それに異を唱える者もあった。
    同時期に、配水管工事の為に屋敷の地下を掘り起こしたところ、第二次世界大戦中のものと思われる「人骨」が発見される。
    亡くなった彼が親族会議を開こうとした目的は?

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    2009年10月04日
  • 骨の島

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    2005年発行のギデオン・オリヴァーもの。発端は1960年、イタリア貴族グラツィア家の当主ドメニコは跡継ぎに悩み、姪に出産を依頼。後々、成長して事業家として成功した後継ぎだが、ある日息子を誘拐される。
    グラツィア家の遠縁に当たる友人のツアーに参加してイタリアに来ていたギデオンは事件に関わる事に。
    ある程度予想はつきますが〜満足出来てなかなか面白かったです。原題はGood Blood,骨ばかりじゃないのですね〜。

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    2009年10月07日
  • 古い骨

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    スケルトン探偵の学者らしいボケと、まわりの魅力的な登場人物と、美しい景色と、身寄りのない骨!というのが考えうる最高の環境化もね、という気にさせられてしまう。特筆すべきは青木女史の自然で読みやすい翻訳。

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    2009年10月04日
  • 古い骨

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    【スケルトン探偵】ギデオン・オリバーシリーズの4作め。シリーズ探偵もののわりに、おしつけがましい感じがしない。しっかりした雰囲気とサッパリ好感度の高い読後感。アメリカ探偵作家クラブ賞最優秀長篇賞受賞作。

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    2009年10月04日
  • そして誰もいなくなった

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    「ミステリ好きなら…!」とよく見かけるタイトルですし、他作品の作中にも登場していたので、海外の翻訳作品を初めて読みました。
    忠実に翻訳されているのか、読みにくさは感じますね。
    心情描写もちょっとわかりにくい気がします。
    アガサ作品は他にも有名作を一緒に購入したので、そちらも読んでみて違和感を感じるようなら翻訳作品は自分には合わないのかもしれません。
    物語的にはかなりテンポ良く進んで次々と死んでいく。
    犯人は予想できませんでした。というより、謎解きの要素はなさそう。
    まさかの展開もないし、個人的評価はまぁ「普通」かなと。

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    2025年12月07日
  • そして誰もいなくなった

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    ほぉー1939年の作品なのか!
    時代を超えた面白さ

    海外作品が初めてだから?
    読みにくさはあった。
    やーでもミステリー素晴らしい
    犯人大満足だろうよ

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    2025年12月02日
  • 青列車の秘密

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    ネタバレ

    豪華列車ブルートレインの中で起きた殺人事件。
    被害者の別居中の夫が容疑者に 。
    列車に居合わせたエルキュール・ポアロは捜査に協力することになったのですが ―― 。

    そんな単純なわけがないとワクワクしながら読みました。面白かったです。

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    2025年11月27日
  • そして誰もいなくなった

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    個人的には非常に読みにくかった。主な登場人物が10人で、それも私の苦手な外国人名前であるため全く入ってこない。その全く入ってこない状況の中で、呼ばれ方が名前だったり苗字だったりと一貫していないのがまた日本人には読みにくいと思った。ミステリーとしてはとても面白いし、どんでん返しの要素が詰まっていた。

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    2025年11月23日
  • そして誰もいなくなった

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    わたしもフェアリー•ゴット•シスターとでも名前を変えようかなぁ。
    おっとあぶない、メガネ光っちまったぜ、、
    真実はいつも10個!!!!
    これは東の名探偵もびっくりだぜぇ、

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    2025年11月17日
  • 青列車の秘密

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    出来れば月に一冊くらいクリスティを読みたいと思っているのだが、なかなか果たせない。

    ここの所、あまり評判の良くないクリスティの国際謀略物を読んでいたが、それに比べると出来はいいように思う。なかなか犯人がわからず、フーダニットとしては見事にクリスティの策略にはまったが、ポアロの捜査の過程ではフェアな記述がされているので、ミステリ好きで丁寧に本を読む人ならなんとなく犯人は推理出来るかもしれない。
    但し、犯行時のトリックは分からない人が多いのでは。

    例によってラヴロマンス、それも上流階級のロマンスが描かれており、好きな人はそちらのストーリーも楽しめるでしょう。
    終わり方は中々粋だと思う。

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    2025年11月08日
  • そして誰もいなくなった

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    色々な情報に触れる中で、ネタバレは不可避であったけど十分楽しかった。もちろん1939年の作品である事込みで。ここから様々なは作品が生まれたかと思うと感謝でしかない。ミステリーの導入で読みたい。

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    2025年11月06日
  • そして誰もいなくなった

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    絶対に絶対に絶対に絶対に読むんだ。
    読めばわかるのです。なぜ名作と言われているのか。
    でも読み始めて不安になるかもしれぬ私のような人のために、
    「読んでる人が死ぬことはない」
    とだけ言っておきます

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    2025年11月05日
  • そして誰もいなくなった

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    初めてのアガサクリスティー。
    登場人物の描写がそれぞれの視点から怒涛のように描かれる序盤、昔の本ゆえか洋書ゆえかの少し独特の文脈は少し戸惑ったけど、
    中盤ごろはずっと「誰だ?誰がやったんだ?」と何度も各々の視点を読み返しては考えてしまってました。

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    2025年10月21日
  • そして誰もいなくなった

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    正直ミステリーをそれなりに読んでいる人にとっては、すごい!おもしろい!というほどではない
    ありきたりに感じる
    しかしこれが1930年代に書かれていたことがすごい
    全く古くない
    ミステリーの原点にして頂点なんだろうと思う
    読破できたことは良かった!

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    2025年10月15日
  • そして誰もいなくなった

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    ◆ あらすじ
    10人の男女が、見知らぬ人物からそれぞれ別々の理由で招待を受け、絶海の孤島・ソルジャー島に集まるところから物語は始まります。

    しかし、島に到着した彼らを待っていたのは主人の姿ではなく、ディナーの席で突然流れる謎の録音音声。

    「あなたがたは、過去に罪を犯しながら、その罪を裁かれなかった。」

    そう告げられた10人は、
    次々と童謡の歌詞通りに殺されていきます。

    ラストでは、全員が死に、事件は未解決のまま終わります。
    しかし物語の最後に、“真相を書いた手紙”が海から発見され、犯人の動機と手口が明かされる構成になっています。

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    2025年10月06日