青木久惠のレビュー一覧

  • そして誰もいなくなった
    初めてのアガサクリスティー。

    直前に「十角館の殺人」を読んでたから新鮮味は無かったけど、ミステリーの原点とも呼ばれてるのには納得できるくらい面白かった。
    これが85年も前の作品だなんてびっくり。
    ただ少し期待しすぎちゃってたかなってのが本音かな。

    登場人物が英語名だから誰が誰だっけ?って混乱して...続きを読む
  • 古い骨
    ミステリ。ギデオン・オリヴァー・シリーズ。
    著者の作品の中では、日本で最初に翻訳された作品。
    シリーズの中では4作目にあたるらしい。
    フランス、モン・サン・ミシェルが舞台となる作品というだけで新鮮。
    骨から判明する事実で、事件が急展開する部分が見所か。
    この著者は、どの作品でも安定して楽しめそうな雰...続きを読む
  • そして誰もいなくなった
    ミステリーの王道、アガサ クリスティの代表作。久々に読みましたが、今回も面白く読ませてもらいました。
  • そして誰もいなくなった
    ミステリーの王道と呼ばれていたので読んでみました
    そんな物騒な童謡あるかなと思ったけど全体的に面白かったです
    最後に次々と明らかになっていくトリックがミステリー初心者の私に面白みを教えてくれました
  • そして誰もいなくなった
    瓶に詰められた告白のなかで
    最後のトリックが緻密なようで雑なところが凄く好きです。

    ところどころ、登場人物がラストネームで書かれたり、ファーストネームで書かれたりするのは英語の性質上、同じパラグラフ内で同じ単語をなるべく使わないに順じているのをそのまま翻訳して外国感を出してくれているような気がする...続きを読む
  • そして誰もいなくなった
     言わずと知れたミステリーの名作。オリエント急行殺人事件は結末を知っていたため、初めて読むアガサ・クリスティの作品として本作を選んだ。
     本作はそのタイトルの通り、とある島に集められた登場人物たちが次々と殺害されていき、ついには誰も生き残らない密室モノだ。そこに至るまで消える凶器や特殊な殺害方法、叙...続きを読む
  • そして誰もいなくなった
    クローズドサークルの名作とも言われる本作。いつかは読んでみたいと思っていたが、ついに読んだ。
    現代のミステリー作家がお手本にしたであろう仕組みが満載で、この本をリアルタイムで読んだ層は度肝を抜かれたことだろう。とても完成度が高い。十角館の本作へのリスペクトは非常に高いことがわかった。
    それ故、現代に...続きを読む
  • 古い骨
    怪しげな容疑者満載の、オーソドックスなミステリーだけど、所々でひねりが効いていて楽しく読めた。

    スケルトン(骨)探偵と称される主人公の推理が冴える。骨からわかる意外な事実に、中盤は興奮!
    彼の穏やかな感じが好ましく、周りを取り囲むキャラクターもあたたかな雰囲気で癒された。

    それにしてもモン・サン...続きを読む
  • 死の味〔新版〕下
    犯人がわかってからもドキドキする。
    全員が救われるわけではないし、
    敵キャラがみんなやっつけられるわけでもない。
    スッキリしたい気分だったので、そこだけ物足りなかった。
  • 死の味〔新版〕下
    後半の犯人がわかってからはかなりスリリングな展開で、ドキドキしながら読みました。

    ダレンとウォートン嬢は、冒頭からのお付き合いだったので個人的にもっともっと幸せになってほしかったのですが、すごくリアルな終わりかただなと思いました。

  • 青列車の秘密
    ポアロシリーズは、ミステリーとラブロマンスを同時進行で読んでいるような気分にさせられるから不思議。
    魅力的な人物とドラマティックな展開、そして意外な犯人。
    この組み合わせは専売特許と言ってもいい。
    もはや殺人事件そっちのけで、この世界観を楽しんでいるところさえある。
  • 青列車の秘密
    ポアロシリーズ5冊目。
    1928年の作品で、有名な失踪事件ののち最初の夫と離婚したころに書かれたもの。そのせいかクリスティー自身はこの作品を気に入っていないようですが、普通におもしろいです。大富豪の娘ルースが夫の浮気に悩んで離婚を考えていたりするのがまた。

    登場人物が限られているので今回はめずらし...続きを読む
  • 古い骨
    事故死した老富豪の屋敷から見つかった古い人骨。そして親族に毒が盛られ…。誰の人骨?なぜ今殺人が?そこへ人類学者ギデオンオリヴァーの名推理。コツコツと謎の糸が解されていく。かなり地味なミステリである。笑えるわけでもなく胸がすくわけでもない。ワクワクドキドキを求める私のリズムには全く合わないがMWA受賞...続きを読む
  • 青列車の秘密
    ブルートレインの中で起こった
    殺人事件。
    怪しい人ばかりの中でまさかの犯人でした。

    てっきり殺人と宝石泥棒は違うと思ってたのに…
  • 青列車の秘密
    前置きで挫折しそうになったけど、事件が起こってからはいつも通りさくさく読んじゃう。
    ヘイスティングス不在の代わりに、キャサリン・グレーがポアロの話し相手。読者と同じ目線と思いきや、ポアロとの意味深な会話にかえって混乱させられたり。
    今回も完敗、敗因はまさしく「そうあればいいと思ったからでしょうね」。
  • 青列車の秘密
    本作にはクリスティー作品でおなじみのポアロが登場します。
    物語は非常に高価なルビーを持った令嬢の殺害事件で幕を開けます。序盤から怪しい人物が目白押しで、登場人物それぞれの視点の切り替えが頻繁に起こるので、私は最初、人間関係の把握にとまどいました。しかし、読み進めるうちにキャラクターの人となりが分かっ...続きを読む
  • 青列車の秘密
    ポアロシリーズを順番に読むにつれ、怪しい人を容疑者から外さないように、ストレートに信じて読もうと心がけるようにしていました。
    ですが、ここにきて犯人の意外性に衝撃を受けてしまいました…
    本当に、注意してもみなかった人物でした。
    今回もとても面白い作品でしたが、個人的には殺人の動機が、今ひとつ納得しに...続きを読む
  • 青列車の秘密
    走行中の豪華列車“ブルー・トレイン”内で起きた陰惨な強盗殺人。警察は被害者の別居中の夫を逮捕した。必死に弁明する夫だが、妻の客室に入るところを目撃されているのだ。だが、偶然同じ列車に乗り合わせたことから、事件の調査を依頼されたポアロが示した犯人は意外な人物だった!新訳でおくる初期の意欲作。

    引退し...続きを読む
  • 青列車の秘密

    少し物足りない

    面白いことは面白いのですが
    思わせ振りな登場人物が多くて
    少し消化不良な印象を受けました。
    ポワロの活躍にもちょっとキレがないような
    快刀乱麻を断つとは言えない感じです。
  • 青列車の秘密
    再読。
    登場人物は意外と少ない。しかし犯人は意外や意外のノーマークの人物。読み終わってまだ謎が全て頭の中で解決しなかったが、最終章を二回読んで納得した。