青木久惠のレビュー一覧

  • そして誰もいなくなった〔改訳新版〕

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    犯人からの種明かしもボトルメッセージを神視点で見せてくれていてミステリー初心者にとても優しい作りのミステリーだった。人がぽんぽん死ぬのに残酷な感じは無く、クラシックミステリーはお上品なんだな。

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    2026年10月21日
  • そして誰もいなくなった〔改訳新版〕

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    ミステリ小説にハマり、ミステリ小説の金字塔である本作を手に取りました。
    人数が多いので、その都度カバーに書いてある登場人物一覧を見てましたが、構成自体は分かりやすく、章も細かく切ってあるので、とても読みやすいです。
    技術革新が著しい現代の知識がベースにあると、ややトリックが甘いなと思いますが、戦前に書かれたものであり、当時は携帯などない時代であることを踏まえると、クローズドサークルの代表格であり、本作に感化された数多のミステリ小説があるんだなと、やはりすごい作品なのだと思いました。

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    2026年10月19日
  • そして誰もいなくなった〔改訳新版〕

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    最初は登場人物を覚えるのに苦労したが、一度入り込むと1人ずついなくなっていくたびに巻き起こるそれぞれの葛藤や人間模様がおもしろくなってくる。あまりもったいぶらずに次々に事が起こるので、退屈せずに読み進められた。

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    2026年10月17日
  • そして誰もいなくなった〔改訳新版〕

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    海外文庫には抵抗があったが、ミステリー好きとして1度は読んでみようと思い購入。
    当たり前ではあるが登場人物の名前が横文字なので覚えるのが大変だった...が、思ったよりサクサク読めた。

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    2026年09月20日
  • そして誰もいなくなった〔改訳新版〕

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    なるほど、これがクローズドサークルの原点か。
    現代の日本に生きる私にはあまりにさらりとしていて、少し物足りなさもあった。が、皆がリスペクトする理由にひとつの反論もない。

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    2026年09月19日
  • そして誰もいなくなった〔改訳新版〕

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    言わずと知れたアガサ・クリスティーの名作ミステリ。
    孤島に集められた10人が童話の歌詞になぞらえて一人ずつ殺害されていく、クローズドサークル。

    何者かに犯罪者だと告発された登場人物たちが、疑心暗鬼となり追い詰められていく様子は、今読んでもしっかり面白かった。

    改訳新版だからか、とても読みやすい。
    現在のミステリーの原点ともなっているクリスティーの他の作品も読んでみたい。

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    2026年08月28日
  • そして誰もいなくなった〔改訳新版〕

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    犯人分からんかったぁ!
    テンポ良くひとり、またひとりと消えていくため読みやすい。
    こういう古典があって、十角館の殺人、方舟…と続いてきたんだなぁとしみじみ。水準を誰かが上げる、水準として定着する、そしてまた水準を上げる…どの世界にもある流れが、ミステリにもあったのだということ。

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    2026年08月16日
  • 青列車の秘密

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    ネタバレ

    チョイ役だと思っていたメイドとゲストキャラの聡明な女性の相手役になると思っていた人が犯人でとても驚いた。
    「スタイルズ荘の怪事件」のはじめに「クリスティーファンは1番犯人ぽくない人を疑う。」とあったが、本当に1番ぽくない人が犯人だったな〜となった。

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    2026年07月17日
  • 青列車の秘密

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    ネタバレ

    【再読】
    富豪の娘ルースは、夫デリクの奔放な女性関係に悩まされていた。ルースの父ルーファスは義理の息子デリクに対して娘と別れるよう迫る。だがデリクは、ルースも別の男と不倫していることを仄めかす。
    このデリクと妻のルース、デリクの愛人ミレーユ、そして莫大な遺産を相続することになったキャサリンが偶然ブルートレインで乗り合わせていた。
    翌日、コンパートメントの中でルースが死体となって発見される。前日食堂車で顔見知りになっていたキャサリンは、パリ警察とたまたま居合わせたポアロから事情を訊かれることに。それにより、ルースが持っていた高価なルビーが紛失しており、さらに彼女のメイドも前もって列車を降ろされていたことがわかる。
    その後警察は、被害者のコンパートメントに入るところを目撃されていたことや「K」のイニシャルが入ったシガレットケースが見つかったこと、妻が死ぬことで多額の遺産を得ることなどから夫であるデリクを逮捕した。
    だが本当の犯人はルーファスの秘書ナイトンとルースのメイド・メイスンだった。ナイトンはル・マルキの名で知られる犯罪者で、ルースが持つルビーを狙っていたのだった。
    被害者の顔を潰したのは、一度メイスンが被害者になりすまして車掌と言葉を交わしていたため、その発覚を防ぐ目的だった。

    鉄道ミステリーといえば『オリエント急行殺人事件』があまりにも有名だが、こちらも骨太のミステリー。不誠実な男女が多く登場するも、ポアロはときに厳しくときに優しく若者に寄り添う。

    ●見どころ
     ・ヘイスティングズもしくはゲストキャラによる一人称視点ではなく三人称視点
     ・セント・メアリ・ミード登場
     ・ハイエナのようなレディ・タンプリン
     ・あまりの嘘吐きの多さにブチギレるポアロ
    ●名言
     「わたしはこれから脅かし、怖がらせ、わたしの言葉に耳を傾ける者の心に恐怖を叩き込んできます」

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    2026年06月18日
  • 古い骨

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    スケルトン探偵ギデオン教授シリーズ4作目。
    アーロン・エルキンズ作品はこれが初見。

    ■全体
    受賞作であり、ハヤカワベスト100とEQアンケートにも選ばれている作品とのことだが、そこまで傑作か、と言われると、そこまでではなかったように思う。
    つまらないわけでもないため、「非常に」ではなく「普通に」面白かった、という感想。

    ■スケルトン探偵
    ある「物」を分析して真相に近づく、というスタイルは、それこそホームズ時代の超人探偵ソーンダイク博士を思い出す。
    埃1つからでも犯人を特定する超人ソーンダイク博士と比べると、ギデオン教授の分析対象はあくまで「骨」からのみであり、超人感もなく、骨以外の部分については一般的な人、という印象を受け、ソーンダイク博士をかなりマイルドにした感じを受ける。

    肝心の「骨の分析」について、大変申し訳ないが、退屈に感じてしまった。
    というのも、一般人の自分からすれば「この骨は○○の部分であり、○○だから○○」と解説されても「?」となり、「結局結論はこういうことやな」という部分のみが頭に残る形となるため。
    見所であるはずの「骨の分析」描写が「専門知識を並べられて何言ってるのかがわからん部分があり、ちょっと退屈」となってしまった。

    ■本格要素
    本格としては、「難易度:易しめ」であると思う。
    謎と事件の重要部分にだけ焦点を当てれば、特段複雑ではなく、「誰の骨か」についても、予測できる。
    情報も多すぎず、頭の中で整理しつつ読むことができ、文章も読みやすい。
    どちらかと言えばスローテンポな印象を受けた作品。

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    2026年02月11日
  • 青列車の秘密

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    ネタバレ

    ポアロの登場まではちょっと気が遠くなったり眠たくなったりしましたが、最後まで読んだら面白かったです。しっかり読んでいれば分かったであろうトリックと犯人でしたが、私はまったく気づかなかったので、おかげで楽しく謎解きを読むことができました。

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    2026年01月07日
  • 青列車の秘密

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    ネタバレ

    登場人物たちの性格がちょっと微妙な感じでした。お金に対して・・・。あまり物語に入りこめなかった。ポアロは最後にいい感じでしたが推理の場面が少なくってちょっと残念。トリックは面白いと思いましたが(笑)

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    2025年12月16日
  • 青列車の秘密

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    ネタバレ

    豪華列車ブルートレインの中で起きた殺人事件。
    被害者の別居中の夫が容疑者に 。
    列車に居合わせたエルキュール・ポアロは捜査に協力することになったのですが ―― 。

    そんな単純なわけがないとワクワクしながら読みました。面白かったです。

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    2025年11月27日
  • 青列車の秘密

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    出来れば月に一冊くらいクリスティを読みたいと思っているのだが、なかなか果たせない。

    ここの所、あまり評判の良くないクリスティの国際謀略物を読んでいたが、それに比べると出来はいいように思う。なかなか犯人がわからず、フーダニットとしては見事にクリスティの策略にはまったが、ポアロの捜査の過程ではフェアな記述がされているので、ミステリ好きで丁寧に本を読む人ならなんとなく犯人は推理出来るかもしれない。
    但し、犯行時のトリックは分からない人が多いのでは。

    例によってラヴロマンス、それも上流階級のロマンスが描かれており、好きな人はそちらのストーリーも楽しめるでしょう。
    終わり方は中々粋だと思う。

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    2025年11月08日
  • 青列車の秘密

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    展開が早く、登場人物が少し多い感じがする。パートナーのヘイスティングが登場せず、ポアロとその他の登場人物の会話でストーリーが進む。これまでと違うタイプの物語。いろいろ怪しい人物がでるが、結果は単純。犯人に納得する。

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    2025年05月08日
  • 断崖の骨

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    ミステリ。ギデオン・オリヴァー・シリーズ。
    シリーズの邦訳されている作品の中では、『暗い森』に続く2作目にあたる作品。
    ギデオンとジュリーの新婚旅行中に遭遇した事件。
    相変わらずの安心感。
    無難に楽しめるミステリ・シリーズ。
    ギデオンの恩師・エイブが良いキャラしてる。

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    2024年10月02日
  • 青列車の秘密

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    【ポアロ】
    1928年クリスティー38歳。
    クリスティー失踪後の精神的に不安定な時期。
    私が唯一最後まで読めなかった『ビッグ4』の次に書かれた作品なので不安があった。
    やっぱり冒頭から国際謀略の要素が出てきた。
    私はどうしてもスパイとかこの手のものが苦手なんだけど、『ビッグ4』よりもミステリーが強くて安心した。

    クリスティーの描く女性は毎回魅力的な人が多いけど、この作品の女性はイマイチ魅力が伝わってこなかった。ラブロマンスもなぜ?とあまり共感できず。

    ポアロのことを知らないという使用人に対して、「悪いけど、きみの教養の程度が知れるね。世界の偉人に数えられる人間の名前だよ」と、自分で言っちゃうポアロは可愛い。
    でもポアロは本当にすごい探偵だからね。

    アントニイ・バークリーの謎に自信満々のユーモアのある探偵ロジャーと、洞察力抜群の完璧なポアロを交互に読むと楽しい。

    甘いものと辛いものを交互に食べたくなるように、クリスティーとバークリーを交互に読むと、それぞれ違った面白さでより面白く感じる。

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    2024年09月26日
  • 青列車の秘密

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    ネタバレ

    遠出の機会があったので、せっかくなら電車(列車)の話を、とチョイス。南仏が主な舞台ということで、いつものイギリス作品とは違った雰囲気が味わえました。

    ところで、この作品は短編の「プリマス行き急行列車」を発展させたものだそうで、そちらをドラマで見ていたので謎解きに関しては納得。
    それより印象深かったのがキャサリン・グレー。
    会う人すべてに”印象的な目”と評される聡明な女性で、先日読んだ『杉の柩』のエリノアを彷彿とさせました。
    ……だからこそ、デリクを選んだのにはそっち?!と驚き。
    私もまんまとナイトンの魅力に騙されていたのだなぁ。

    これはまだドラマを観ていないので、南仏の景色と豪華な”ブルー・トレイン”が楽しみです(⁠^⁠^⁠*

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    2024年09月26日
  • 古い骨

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    ミステリ。ギデオン・オリヴァー・シリーズ。
    著者の作品の中では、日本で最初に翻訳された作品。
    シリーズの中では4作目にあたるらしい。
    フランス、モン・サン・ミシェルが舞台となる作品というだけで新鮮。
    骨から判明する事実で、事件が急展開する部分が見所か。
    この著者は、どの作品でも安定して楽しめそうな雰囲気を感じています。

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    2024年04月08日
  • 古い骨

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    怪しげな容疑者満載の、オーソドックスなミステリーだけど、所々でひねりが効いていて楽しく読めた。

    スケルトン(骨)探偵と称される主人公の推理が冴える。骨からわかる意外な事実に、中盤は興奮!
    彼の穏やかな感じが好ましく、周りを取り囲むキャラクターもあたたかな雰囲気で癒された。

    それにしてもモン・サン・ミシェル湾の流砂、恐るべし!

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    2023年09月07日